|行政:大阪府河内長野市〜和歌山県橋本市標高:390m
|1/25000地形図:岩湧山(和歌山6号-4)調査:1999年3月


1/15に紀見峠と言う峠に行った。
1回の時にトンネルで抜けて以来、ずっと心に引っかかっていた峠。
しかし、いざ行ってみるとトンネル前の分岐から峠までたったの10分。
でも、雰囲気は広くて勾配も緩やかで静かでいい感じ。
スクーター1台しか会わなかった。

峠の南側、和歌山県側には集落があり、峠には立派な看板と説明書きがある。
古くは平安時代から使われていたそうだ。
峠から少し登ったところに腰痛の神様「福島大神」、
他にも、由緒ある松や、有名な人に関する看板もあったが、
私のキャパシティを超えていたので覚えれなかった。
だが、静かな集落で歴史を感じるには良いところだと思った。

ちなみに、名は紀「見」峠だが、展望はどちらにも開けていない。

峠の雰囲気を楽しんだ後、金剛山に向かう縦走路を
発見したのがえらいことの始まり。

いったい、この先どうなったのか、つづく


で、つづき(全然たいしたことないんですが)。

縦走路という看板を見て、野田さん、前田さんも通られたのかな、
ちょっと行ってみよう、と思いたった。
最初の坂を上るとすぐに平坦になる。
平坦でしかもきれいに踏み固められているので自転車でも楽に走れる。
これはいい、と楽しんで走っていると暫くして未舗装の林道とぶつかった。
ちょうど、そこが「山の神」というポイント。
この林道こそ旧道というイメージに近い道だが、後で地図を見たところによると行き 止まり。
本当に林業の人達の道なのだろう。
ちなみにこの林道の出発点は、紀見峠からほんの少し大阪側に下ったところである。
で、まだ時間があったので縦走路をさらに金剛山に向けて進むことにした。
山の神を過ぎるといい雰囲気の登山道。久しぶりの押し担ぎ。
テクがあれば結構乗って登れそう。
標高が上がってくると送電線が通っている所など開けているところもある。
まあ、大阪平野は見えないが。
周りが薄暗くなってきた頃、西の行者という分岐に付いた。標高は730ぐらい。
そこで、さらに進むか、戻るか、分岐から和歌山方面に下るか、考えたが、
地図も明かりも無く、防寒具もブルゾン1枚だったので冒険せずに引き返すことにした。
結局この判断が正しかったようで、暗くなる直前に峠に戻ることが出来た。

この縦走路はけっこう自転車アリでも楽しめそうである。
今度は北の方にでも行ってみよう。

かずま


 

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