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傍示ヶ峠 (ぼうじがとうげ)

【標高】△376.6m
【行政】島根県鹿足郡六日市町〜山口県玖珂郡錦町
【経緯度】北緯:34°19′33″/東経:131°56′27″
【水系】高津川水系幸地川〜錦川水系大野川
【二万五千図】周防広瀬:NI-52-3-3-2 山口3号-2
【五万図】鹿野(かの):NI-52-3-3 山口3号 \ S45編
【ツーリングマップル】中国四国 P50 3-C

 国道187号。

 『・・傍示の地名は札を立てて境界を示すことに起因し、「注進案」に「当村(中ノ瀬大野村)旧記ニ・・・峠ニ先年人家出来候得共、御境目未定ニ而石州御領と異論ニ及ひ、大野村之内江三丁計茂入込ミ傍示杭を立」とあり、その後も石州側と傍示杭をめぐって論争が続き、公儀の裁判に仰ぐことになり、上使が双方の言い分を聞いた際、大野村の庄屋が理路整然と説明したので、大野村側のいう通りに境界が定められた。大野川と高津川の分水界をなすが、峠は幅広い緩やかな鞍部をなす風隙性の地形からみて、河川争奪が行なわれた地形とみなされている。』 [角川日本地名大事典:35 山口・P757]

■編集者のコメント

 実際その通り也。山裾をぬって走っていくうちにいつのまにか峠についてしまったという感じ。横に並んだ2本の国境碑が私には新鮮で印象的であった。確かにこの境の碑は、峠の最も高い地点から島根県のほうに少し入り込んだ地点にある。(1997.8.:ながとみ)

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:傍示ヶ峠
・国土地理院『うぉっ地図』:傍示ヶ峠  
・国土交通省空中写真:CCG-76-10-C26-16, 17, 18, 19 / CCG-74-10-C1-36, 37, 38 / CCG-74-10-C2-37, 38, 39


傍示ヶ峠
 峠の国境碑。(な)

峠
 左手に石碑。峠付近はこのような緩やかな凸である。この背後に駐車スペースとガソリンスタンドがあったはず。(な)


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