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田代峠 (たしろとうげ)

【標高】940m
【行政】鳥取県東伯郡三朝町〜岡山県苫田郡奥津町
【経緯度】北緯:35°16′07″/東経:133°51′30″
【水系】天神川水系田代川〜吉井川水系羽出川
【二万五千図】下鍛冶屋:NI-53-26-1-3 高梁1号-3
【五万図】奥津:NI-53-26-1 高梁1号 \ S50編
【ツーリングマップル】中国四国 P14 5-G

■編集者のコメント

 余程の山中なのに田の代とはこれ如何に。柳田国男ばかりで莫迦の一つ覚えだが、氏によれば必ずしも田があったとは限らず、田として開き得る平地という程度のものであったようだ。谷や平野が開墾し尽くされた結果、こういう山中に入り込んででも田を開こうという欲求は強かったようで、山中にある田代という地名はなかなか多いようである(分水嶺上でも東北に田代峠がある)。特に中国地方では水上に平地の多い土地であるから、昔の人はさぞかし山奥まで足を運んだことであろう。
 ちなみに田代に附随する地名として「軽井沢」「餉沢」などの「カルイ」のつく谷沢があることを氏は指摘している。「カルイ」は「背負う」の義で、田代に向かって荷を担ぎ上げた道筋かも知れずとしている。真偽の程は定かではないが一考察として貴重であろう。うちの在所(大分県)では今でも「カルう」を使っているせいもあって、私は納得。

■みなさんのコメント

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:田代峠 田代峠は全国に4つ以上
・国土地理院『うぉっ地図』:田代峠  
・国土交通省空中写真:CCG-76-4-C4A-27, 28, 29, 30 / CCG-76-4-C5A-27, 28, 29, 30 / CCG-76-4-C6A-31, 32, 33


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