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辰己峠 (たつみとうげ)

【標高】780m
【行政】鳥取県八頭郡佐治村〜岡山県苫田郡上斎原村
【経緯度】北緯:35°18′46″/東経:134°00′12″
【水系】千代川水系佐冶川〜吉井川水系恩原川(支流)
【二万五千図】加瀬木:NI-53-20-13-3 姫路13号-3
【五万図】智頭:NI-53-20-13 姫路13号 \ S50編
【ツーリングマップル】中国四国 P15 3-B

 国道482号。地形図では「辰己峠」。TMLなどではほとんどが辰巳峠であり峠の石碑もまた辰巳峠。これは地形図の誤りか。そもそも辰巳と辰己って違うんだろうか。
 89年発行の「峠の辞典」の時には工事中だったとある。それ以前(銀輪'84や銀輪'86)にも走行記録あり。のちに詳述するが、この頃に現在の辰己峠(コクンリート護岸の大きな切り通しのあの峠)ができたようである。

■編集者のコメント

 コンクリート護岸の新道の切り通しの上に旧峠道が残っている。今の峠は旧峠の脇を大きく掘りくぼめたもののようだ。恩原湖のほうから行けば、ピークの手前にある道路脇の広場から舗装されていない道が登っていく。この先すぐの所が旧峠であろうと思われる。新道よりも高く、しかも佐治側に切り立った崖の上なので、展望がはるかにいい。残念ながらここから先、佐治側の新道へは下れるかどうかは不明である。新道から見上げると、この道は確かに新道に沿って続いているのだが、草茫々どころの酷さではなかった。あるいは途中で崩落しているかも知れぬ。新道からの分岐らしきものもあったのだが。
 で、新道の佐冶側はえらい勾配とupである。雨の日に米5kg背負って登ればブチ切れることができるかも知れない(経験者談)。佐冶ダムからずいぶん登った地点で正面の崖にガードレールが見えるが、峠はここよりもさらに登らなければならない。ここで気を抜くとヤラレル。最後の10%勾配が洒落にならない。(1997.8.:ながとみ)

■みなさんのコメント

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■関連リンク

佐治村商工会のホームページではすべて辰「巳」峠
・鳥取県教育情報通信ネットワークのサイトより辰巳峠層で採れる化石 現在は佐治村指定の文化財になっているので採取は禁止だそう
・国土地理院地形図閲覧システム:辰己峠
・国土地理院『うぉっ地図』:辰己峠  
・国土交通省空中写真:CCG-76-4-C3B-3, 4, 5, 6 / CCG-76-4-C2B-24, 25, 26 / CCG-76-4-C3A-37, 38


辰己峠
 車道のほうの辰己峠。佐冶村が和に少し下れば峠の石碑があったはず。(な)

辰己峠
 国道ピークの切り遠しの上にある旧峠より佐冶の山並を。雨の直後で水煙が幻想的であった。(な)


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