ツーリングマップルでは記載されなくなってしまったが、北海道の最南端にある峠。古い地形図には実線道で記載されている。単に峠としても分水嶺の峠としても北海道最南端の峠である。
■編集者のコメント
吉野のあたりから細い舗装で斜めに分岐。そのまま松浦の谷の方へ入り込んでいき、2、3の民家を過ぎたあたりから砂利道となる。地形図では実線道だが、どっちかっていったら白線道の下くらいは道幅があって、道自体も(一部を除いて)しっかりしている。登りの方向には開けているので、峠のあたりが真っ青な青空に森の緑が映えている。さわやかな登りであった。うねうねと急斜面を駆け上がれば一箇所だけ海がきれいに見えるポイントあり。峠からは海は見えない。西側の道も同じような道だが、こちらは一つの谷をざざーっと下っていくことになる。海に向かって下っていくという感じがして良い。廃線となった松前線は道からはるか上方であった。そうそう、さりげなくヒグマの糞が落ちているそのさりげなさも良い。(1999.8.:ながとみ)
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■関連リンク
・国土地理院地形図閲覧システム:吉岡峠
・国土地理院『うぉっ地図』:吉岡峠 峠名非出
・国土交通省空中写真:CHO-76-21-C19-11, 12