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五僧峠 (ごそうとうげ)

【標高】約500m
【行政】滋賀県犬上郡多賀町〜岐阜県養老郡上石津町
【経緯度】北緯:35°14′23″/東経:136°22′53″
【水系】淀川水系芹川〜揖斐川水系牧田川
【二万五千図】篠立:NI-53-8-9-2 名古屋9号-2
【五万図】彦根西部:NI-53-8-9 名古屋9号 \ S57修
【ツーリングマップル】関西 P24 5-H

 鳥越峠〜品又峠の情報を下さったでんかさんの情報提供。峰の上に開けた五僧集落(跡)があり、地形図には名前は出ていないが現地に解説の看板があるそう。県道上石津多賀線(県道139号)がもうすこしでつながりそうだ(2002年現在)。

■編集者のコメント

 <139のある谷はほぼ一面の水田。どこまでも水田。もう水田しか考えられない位に水田。この水田地帯を抜け、谷が狭くなってくる頃か現役の炭焼き窯が多くなる。炭の粉で真っ黒になったおっちゃんがボール盤で炭を切りそろえていた姿が印象的だった。狭い谷に集落がひしめく時山を過ぎたあたりから地道となり、上下に分岐する分岐点に至る。上は比較的新しい道で時山上石津林道とある。下は川に沿ったふつうの道。結局新林道は山へ入っていくだけのものと見て、下を行くことにする。2つの炭焼き窯を過ぎると登山道。余りに狭くまたじめじめしているので怪しく思うが、これで正解であった。ただし、鈴鹿山地の山道の宿命として大量の山ヒルが生息している。私は安易にスリッパで登って、散々に吸血されてしまった。
 沢沿いのじめじめ道を抜けると、いったん明るい空間に出る。日があたることもあってかこの付近の道の保存状況は悪い。峠直下のつづら折れに入る地点には杉の木にペンキで大きな矢印り。このつづらもボロボロと崩れる土砂利斜面に薄く残っているだけなので、自転車もろとも滑落してしまわないよう(経験者談・担ぎでこんなにまともに滑落したのは初めて!)。このつづらを登りきればまた沢沿い道となり、最後にまた2段ほどの小つづらで峠に至る。峠には解説の看板と馬頭観音像。
 反対側は鞍部まで林道が伸びており、もうすぐで全通という雰囲気。ということはさっきの新しい林道がここまでつながるんだろうか。そういえばつづらを登りきったところに別の山道(黄ペンキによる目印つき)があったなあ。あれで実はつながっていたのかも知れない。五僧には二軒の民家が残っているが人は住んではらんようだ。(2002.6.:ながとみ)

■みなさんのコメント

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:・Mapion:五僧峠
・国土地理院『うぉっ地図』:  車道から分岐した直後の峠道。この荷物で突っ込んでしまった私は阿呆也。(な)

五僧峠道
 少し入って行くと、沢を別れて林の中を行く。(な)

五僧峠道
 解説:峠直下のつづら折れに入る分岐。ここを左に入って行く。正面の杉の木に大きな←が書いてある。(な)

五僧峠
 峠を東側から。この隣に林道がある。(な)

馬頭観音
 旧峠道のわきに立つ馬頭観音像。大きな銀杏の木の根本で静かに道を見守る。(な)

五僧集落
 5人の僧が移り住んでできたという集落。現在は2件の民家が残るが人住ではなさそう。(な)


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