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新穂峠 (しんほとうげ)

【標高】910m
【行政】滋賀県坂田郡伊吹町〜岐阜県揖斐郡坂内村
【経緯度】北緯:35°32′20″/東経:136°22′51″
【水系】淀川水系中津又川〜揖斐川水系新穂谷
【二万五千図】横山:NI-53-7-11-2 岐阜11号-2
【五万図】横山:NI-53-7-11 岐阜11号 \ S50編
【ツーリングマップル】関西 P16 2-G

 中津又谷と新穂谷をつなぐ点線道の峠。

 ●新穂峠(私も正式な読み方は知りません)
 岐阜県側は林道(峠のすぐ手前まで舗装)峠は崩されていないけれどもすぐ5mくらい脇を林道が通過しています(500m程で行き止まり)
本来の峠道は不明です。
 滋賀県側は良好な山道が残っていて乗って下れます。
(情報提供:澤田泰征さん(でんかさん))

■編集者のコメント

 岐阜県側の諸家の集落には手作りアートの工房多し。一車線の真新しい舗装をぐんぐん登る。意外に広く広がる集落を抜けると道はやや風化を始めるが、それでも舗装なのがありがたい。第2、第1の砂防ダムを抜けると正面に峠らしき森の狭まりが見えるが、これは偽物であった。道はさらに登って、2つのξ形カーブをクリア。ここで左から品又―新穂林道という砂利道の林道が入ってくる。名前から察するに品又峠方面へつながっているらしい。ちなみにこの林道を工事したのはホハレ林道を作ったのと同じ西建産業(株)なり。峠への道はまだ舗装だが、分岐より上でかなり荒れてくる。道が半分がた落ちていたり砂が積もっていたり真ん中に島ができて木が生えていたりと惨憺たるもの。もう一つヘアピンで登りきれば正面に峰が見え、ここで舗装が終わる。その道の法面上に何やら青いものが見え、行ってみるとそれが新穂峠の看板であった。何でこんなにデカいんだろうとうような。石英質のじゃりじゃりの法面を担ぎ上げると、車道からわずか2〜3mのところが峠。振り返れば来た道と谷がよく見渡せる。その向こうには能郷白山の雄姿。
 南へは比較的よく道が残っている。さすがに沢に近づくと道が削れて乗れなくなるが、沢を離れて斜面のトラバースになると7割くらいは乗れるように。何より積もった落ち葉の下に岩が隠れていないのがいい。せっかくなので鉈で道普請しながら下ると、道はやがて尾根道に入り、ここにお地蔵様の祠もあり。やっぱりあるんぢゃないか。尾根道はちょっとガタガタしていてドロップハンドルでは無理であった。
 この道が下りついた先は林道終点なのでわかりよいが、その林道は中津又川に沿う林道の枝林道の一つであり、逆の方向から来ると間違うこと請け合い。峠直下の林道が分岐する地点には御影石の見事な林道開設記念碑があるのでこれを目印にすると良さそう。(2002.6.:ながとみ)

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:新穂峠
・国土地理院『うぉっ地図』:新穂峠
・国土交通省空中写真:CCB-75-25-C19B-5, 6, 7 / CCB-75-25-C20B-5, 6, 7 / CCB-75-25-C23-13, 14, 15


新穂峠近景
 峠北側の林道から。あの崖を登れば、

新穂峠
 峠。(な)

新穂峠道1
 滋賀側の峠道。(な)

新穂峠道2
 滋賀側の峠道その2。基本的にこれくらいの道巾がある。(な)

新穂峠道3
 峠道を林道まで下りついた地点。向かって右手(谷の左岸)から下りてくる。(な)


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