【標高】970 m
【行政】大分県玖珠郡九重町〜大分郡湯布院町
【経緯度】北緯:33°12'28"/東経:131°17'05"
【水系】筑後川水系野上川〜大分川水系(立石池)
【二万五千図】湯平:NH-52-5-9-4 大分9号-4
【五万図】久住:NI-52-5-10 大分10号 \ S58修
【ツーリングマップル】九州 P32 -
ツーリングマップルにも地形図にも載っていない非公式な名称であるが、「玖珠郡史」によれば、律令時代の官道は立石池の付近(この峠)を越えて久住方面へ抜ける道があったらしい。もちろん「立石峠」という名称で使われていたわけではないだろうが・・・。この道に相当するものは九州TMLに紫道で記載されている。
■編集者のコメント
というわけでそれらしき道を通ってみたが、当然ながらかつての官道の面影は全くなかった。峠の西側の九重町は地熱発電と高原野菜の盛んな所。とくに峠のすぐそばには地熱発電の施設があり、ぶっとい配管打ちっぱなしの姿がどことなく近未来的SF的であった。現在の道は立石池の西岸を走るもので、これは舗装でもう少しだけ登りが続く。東岸にも道があったが、こちらは草ぼうぼうで途中までしか通れず。地形的にはこちらが本来の道だったと思われる。野矢の「ねじれ杉」がなかなか見事。(1997.8.:ながとみ)
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■関連リンク
・国土地理院地形図閲覧システム:立石峠
・国土地理院『うぉっ地図』:立石峠