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麦草峠 (むぎくさとうげ)

【標高】・2120m
【行政】長野県茅野市〜南佐久郡八千穂村
【経緯度】北緯:36°03′33″/東経:138°20′47″
【水系】信濃川水系大石川〜天竜川水系渋川
【二万五千図】蓼科:NJ-54-36-12-4 長野16号-4
【五万図】蓼科山:NJ-54-36-12 長野12号 \ S50編
【ツーリングマップル】中部北陸 P73 5-E

 国道299号。八ケ岳越えの一番楽な峠。そうはいうものの、どっちから行っても1000upはある。

『峠の近くの麦草ヒュッテには黒い犬が二匹いる。』[分水嶺ノート]

■編集者のコメント

 スズラン峠を越えたのちに別荘地を通ってショートカット。至った地点は標高おおよそ1550m、けっこう坂々していて不安になるが、10分位休んでのぼってみれば緩急のある道であることがわかって少し元気になる。カーブでぐいと登ってフラットになる繰り返しが基本。水が少なくなっていたので水を探しつつ登るが、全く、本当に全く水がない。あるのは別荘と果てしなく続く道とカラマツ・クマザサの森だけだ。1600m付近のレストラン前で自販機を見つけ、ジュースばかりだなあと思いつつ2缶買い置きしておく。この判断は結果的に幸いして、これ以降水も自販機も一切姿を見せないのであった。
 標高の割には展望が無く、視界はずっとカラマツの林に遮られたまま。道的には楽だがこの単調さに負けそうだ。ふと思いついて1700m付近から全寮歌を歌いながら登ることにする。間違えずに歌えるまで繰り返し、全部歌えたら休憩。ところがずいぶん忘れていて、2番の出だしすら忘れている。一生懸命思い出しつつ、間違える度に「も〜と〜い〜」と叫びつつ、ようやく歌詞がすべて出揃ったのが1800m付近。間違えずに通して歌えるようになったのが1900m。道はあいかわらずだが峠とおぼしき嶺が見え始める。2000mまで行ってジュースも水もなくなり、腹も減ってきてややパワーダウンしたが、あと100mだ。2050mくらいでフラットな路面が現れ、Year!と思ってフロントギアをセンターに入れるがその後に一つ大きな登りが隠れていたのだった。これを登りきり、2100mの看板を越えればもう大丈夫。
 ヒュッテでチョコレートを買い、一休みしてから改めて出発。道のピークは麦草ヒュッテよりさらに奥にあってちょっとトリッキー。最高地点であることを示す国土交通省看板もある。東側は勾配看板が雨後の竹の子状態なので、こっちから登るとかなり鍛えられるはず。(2002.7.:ながとみ)

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:麦草峠 同葉に大石峠雨池峠
・国土地理院『うぉっ地図』:麦草峠 
・国土交通省空中写真:CCB-76-10-C5-10, 11 / CCB-76-10-C6-10, 11 / CCB-76-10-C5-8, 9 / CCB-76-10-C6-8, 9


麦草峠
 峠付近は結構なだらか。西を向いて撮影。(な)

麦草峠
 麦草ヒュッテからさらに八千穂村側に入り込んだ地点に最高所の看板。看板の柱には北大CCのマーキングが・・・。(な)


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