[an error occurred while processing this directive]
フレーム版で見る |

Previous | Self | Next
陣ヶ森 | 上林峠 | 皿ヶ嶺

上林峠 (かみばやしとうげ)

【標高】・1065m
【行政】愛媛県温泉郡重信町〜上浮穴郡久万町
【経緯度】北緯:33°43′34″/東経:132°54′23″
【水系】重信川水系拝志川〜仁淀川水系有枝川
【二万五千図】石墨山:NI-53-34-2-2 松山2号-2
【五万図】松山南部:NI-53-34-2 松山2号 \ S55修
【ツーリングマップル】中国四国 P81 3-B

  県道美川松山線(県道209号)。トンネル上に登山道の峠。

■編集者のコメント

 道後平野の平坦、重信町上林のなだらかな丘陵地帯、そして皿ケ峰のそそり立つ山肌と、三段階の変化を見せる峠道。私が行った時には皿ケ峰のあたりは霧の中で、地形図を見て期待していた僕としては少々残念であった。標高が700mを越えた辺りから道後平野と伊予灘の展望が抜群。(標高では三坂峠に勝るのだが、私は三坂峠へは行ったことがないのでどっちが優れているとは言えない)
 峠への車道は、最新の2万5千図では峠下数百mの地点までできていたものの、行ってみるとトンネル建設の工事中であった。その上、通る予定であった登山道(1km100up)も、発破作業による危険性から通行止め。しかたなく皿ケ峰の平たい部分まで200up担ぎ上げ、そこから水平移動して峠に50down担ぎ降ろし。国定公園ということで道は整備されていたものの、当然、疲弊した。
 峠は霧の中。標識があるが、さっと登ってさっと下ってしまいたくなるような寂しさがあった。そうはいっても、担ぎによる疲労と、斜面を駆け上がってくる霧は幻想的だったのとでしばらく座り込んで居た。トンネルから登ってくる登山道がきれいに整備されている(そして御丁寧に通行止の册つき)のを見て溜め息。
 久万町側の車道は工事中の箇所があり、恐らくトンネル開通に合わせて整備されているのであろう。トンネルは今年か来年開通だそうだ。(1998.3.:ながとみ)

■みなさんのコメント

コメントを投稿する

■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:上林峠
・国土地理院『うぉっ地図』:上林峠 
・国土交通省空中写真:CSI-75-5-C7-4, 5, 6, 7 / CSI-75-5-C8-4, 5, 6


上林
 ふもとから上林集落を見上げる。最上部にある峠は霧の中・・・。(な)

上林峠
 重信町側の峠道。つづらを登り切ってしばらく行ったあたりで撮ったのかな? 霧が出ていたおかげかとも思うが、このへんで沢を見つけられた。(な)

上林峠
 峠。トンネル工事中で通れなかった道には、執拗に「通行止め」の看板。今はもう完成しているのだろう。(な)


Previous | Self | Next
陣ヶ森 | 上林峠 | 皿ヶ嶺

ページの編集 | 目次へ戻る