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耳取峠 (みみとりとうげ)

【標高】610m?
【行政】愛媛県喜多郡長浜町〜八幡浜市
【経緯度】北緯:33°32′05″/東経:132°26′69″
【水系】肱川水系宇和川(支川)〜出石川水系出石川
【二万五千図】出海:NI-53-34-11-4 松山11号-4
【五万図】伊予長浜:NI-53-34-11 松山11号 \ S56修
【ツーリングマップル】中国四国 P86 3-G

 郷の峠の西、南北に長く伸びるTM&地形図実線道のピーク。TMには載っていないが榎野のあたりから峠へ向かう道もあり、これが最短距離になる。

■編集者のコメント

 TMに載っている方の北からの実線道(いったん郷の峠を越えて、下って、また登って…という遠回り通)で長浜側から登る。これは失敗であった。まず第一に県道とこの道の分岐がわかりづらい。別府の集落にあった「出海→5km(だったかなあ・・)」という小さな看板が出ている所から1車線舗装を登ってみた。この道はやがてコンクリート簡易舗装になり、斜面の蜜柑畑の作業道のような態になる。2、3分岐があったが、全て登っている方へ。15%くらいはある激坂である。そのうち高圧線の鉄塔が立つ尾根に出ることができ、勾配は緩やかになるかわりに砂利道となる。伊予灘側の斜面に移っても展望はあまり利かない。浄心山の脇で1か所ピークがあり、四つ辻になっているがこれもまっすぐ(左に行くと行き止まる。経験者談)。一旦下って二回ほど折り返し、再び登る。もう少し海が見えてもおかしくない位置なのだが、森があなり深く、梢の隙間からちらりちらりと見える程度である。脇道を入っていけばすこしは海が近く見えるものの、それっきり。保安林の地図看板がある分岐を左にとり、これを登り切った所が耳取峠。
 峠は三叉路になっていて、東には下って行く砂利道、西には登りの同じく砂利道。前者は榎野から登ってくる道だと思う。私はこの後西への道を採ったが、峠から一つ目の分岐を曲がって見事に壷にはまった。すすきと潅木の海と化した廃道を5kmほど押し下った挙げ句、その道は突然に切れていた。そこから下る登山道が見つかって何とか脱出できたが、一時はどうなることかと思った。しかもこの道でインフレを落としてしまい、自宅へたどり着くまでの残り二日間を不安に苛まれながら過ごす羽目に。(1996.12.:ながとみ)

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:耳取峠 私が迷ったのはこの西隣の地図のあたり。確かに道が切れている。同葉に郷の峠
・国土地理院『うぉっ地図』:耳取峠 
・国土交通省空中写真:CSI-74-11-C36A-12 / CSI-74-11-C34-4, 5, 6 / CSI-74-11-C35-6, 7, 8


耳取峠
 左に見えるのが榎野からの道。立派な車線道路(但し砂利道)であった。地形図では点線道だったからわざわざ遠回りしてきたのだが・・・。これといった特徴はなし。展望もなし。しかし考えてみればこの林道、長浜まで下れる道はあったのだろうか。(な)


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