[an error occurred while processing this directive]
フレーム版で見る |

Previous | Self | Next
大山越 | 鵜峠 | 中尾峠

鵜峠 (うのたお)

【標高】370m
【行政】香川県大川郡白鳥町〜徳島県板野郡土成町
【経緯度】北緯:34°10′21″/東経:134°20′37″
【水系】湊川水系湊川(支川)〜吉野川水系宮川内谷
【二万五千図】三本松:NI-53-21-11-4 徳島11号-4
【五万図】三本松:NI-53-21-11 徳島11号 \ S58修
【ツーリングマップル】中国四国 P68 1-B

 阿波峠、宇の田尾とも呼ばれる。国道318号・宇ノ田尾トンネルの旧道。

■編集者のコメント

 徳島側の旧道は比較的新しい舗装で、また勾配も緩い(ふもとから峠まで全体的に勾配緩し。いわゆるアウターで登れる峠)。のんびり走れる。僕は峠手前で日向ぼっこしてしまいました。TMにあるとおり広い展望の谷。すぐそこに町があるとは信じ難い、深山の真っ只中という感じがする。北側はちょっとじめじめした感のある舗装。中央部に苔が生えていた上、コーナーが多いので、雨の直後にはちょっと危ないかも知れぬ。
 鵜峠の名の由来は、鳥の鵜ではなく、地形を表す語からきているのではないかと思う。何かの本で細長く狭い峠越えをウトウとかウドなどと言うという話を読んだ記憶があるのだが、文献が何だったか思いだせない。地形としても、白鳥町から越える場合、兼広の谷を細長く遡上していった先にあり、土成町のほうも最後の斜面を除いては大きな谷の谷底を伝っていったはずである。丹羽基二という人の「地名」(秋田書店)という本では、これに地名小辞典がついているのであるが、これによればウツとは袋状の谷、小谷を指すそうで、そのへんから来ているとも言えそう。何となく「ウトウ」→「ウトウゲ」→「ウノタオ」のような変化があるように思える。(1998.3.:ながとみ)

■みなさんのコメント

コメントを投稿する

■関連リンク

・香川デジタル映像館:峠の道にこの峠を越える街道の紹介
・国土地理院地形図閲覧システム:鵜峠
・国土地理院『うぉっ地図』:鵜峠 
・国土交通省空中写真:CSI-74-8-C6A-13, 14, 15, 16 / CSI-74-8-C7-14, 15, 16 / CSI-74-8-C20-10, 11, 12


鵜峠
 文献によれば北側の峠道に風穴があって旅人の恰好の休息地だったそうだが、特にこれという看板もなかったので私は気付かず越えてしまった。南側の峠道は日当たり良好で、春に登るとポカポカしていていい。(な)


Previous | Self | Next
大山越 | 鵜峠 | 中尾峠

ページの編集 | 目次へ戻る