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花立峠 (はなたてとうげ)

【標高】・796m
【行政】山形県最上郡最上町〜宮城県玉造郡鳴子町
【経緯度】北緯:38°47′27″/東経:140°36′03″
【水系】最上川水系黒沢川〜北上川水系(鳴瀬川水系?)大沢川
【二万五千図】向町:NJ-54-20-8-3 新庄8号-3
【五万図】鳴子:NJ-54-20-8 新庄8号 \ S54.2編
【ツーリングマップル】東北 P50 1-G

 主要地方道最上鬼首線(県道63号)。日本百名峠。銀輪'87・P156に記述あり?

■編集者のコメント

 最上町中心部から<63を忠実にたどると変に大回りさせられるので、国道高架をくぐってショートカットしたほうが良さげ。そのかわり前森高原との分岐で道なりに行ってしまわないように注意する必要がある。ツーリングマップルのGPSポイントのあたりで2→1.5車線となり、最初のヘアピンの上部で砂利道へ。はじめはスリックタイヤでも乗れる程度に締まっていて、車の轍もなく、どことなくのっぺりという擬態語(擬音語?)を思い浮かべてしまう。ただしすぐに5%強の勾配となり、乗れることが逆にしんどくなって嫌になってしまった。4サイドの荷物がなければまだ楽しく登れたかも知れないが。
 峠直下のつづら折れは鳩峰峠を彷彿とさせる圧巻の道。切り通しの法面が大きくてこれだけで山を構成しているかのよう。全てダートかと覚悟していたが、勾配の上がる地点やカーブの先、路肩の弱そうなところを重点的に舗装しつつある。始めのうちはありがたいけれども、そのうち舗装もダートも同じように勾配を上げ、舗装がちっとも足休めにならなくなって辟易してしまう。ちょうど中ほど、一際長いスパンの箇所だけはフラットな道なので、ここでようやく一息入れられる。再び大きな切り通しのつづらを経て、最後はややフラット気味に峠へ。結構ハードな峠である。
 北側の展望は峠道からのほうが良いが、南側は峠からでなくてはならぬ。眼下に広がる鳴子の街並みと緑の牧場、その向こうに屏風のように廻らされた山々。これから登る鬼首峠方面も一望でき、箱庭という表現がぴったりの眺めである。北側への下りは山腹をざくっと斜めに下っていき、牧場の中をだっひゅーんと駆け抜ける。これだけで済めば楽なんだが、国道へ乗るには谷底から50upほど登らねばならない。国道からはなだらな峠の凹みに向かって山腹を真一文字に登っていく峠道がよく見えて面白い。(2002.8.:ながとみ)

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■関連リンク

・三上 昭さんの峠行の記録にガイドあり
・国土地理院地形図閲覧システム:花立峠 
・国土地理院『うぉっ地図』:花立峠 
・国土交通省空中写真:CTO-76-17-C4A-18 / CTO-76-17-C2B-4, 5, 6, 7 / CTO-76-17-C3B-3, 4, 5, 6 / CTO-76-17-C4B-3, 4, 5, 6


峠道・麓
 峠へ向かう砂利道。このあたりはなかなか先が見えなくて不安になる。(な)

つづら
 つづら折れを見上げる。(な)

峠
 峠から宮城側。(な)

函庭
 函庭のような鳴子町の眺め。(な)

峠を見上げる
 鳴子町の側から峠を見上げる。峠道がわかります?(な)


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