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軽井沢越 (かるいざわごえ)

【標高】?m
【行政】山形県尾花沢市〜宮城県加美郡小野田町
【経緯度】北緯:--°--'--"/東経:--°--'--"
【水系】最上川水系銀山川〜鳴瀬川水系軽井沢?
【二万五千図】薬莱山:NJ-54-21-5-2 仙台5号-2
【五万図】薬莱山:NJ-54-21-5 仙台5号 \ S46修
【ツーリングマップル】東北 P44 1-G・N

 最上街道の峠。天平九年(737年)、出羽国雄勝蝦夷を討った大野東人によって開かれたという言い伝えもある古い街道で、このピークが軽井沢越と寒風沢越である。現在は車道の鍋越峠がこの方向に越えているが、これは明治二十五年に開通した新しいものである。
 軽井沢越も寒風沢越も地形図には記載がないが、軽井沢という沢の名称は載っている。軽井沢越は、宮城県側は色麻町の国道347号を漆沢ダム方面へわかれ、街道随一の難所と言われた高畑峠を登り、尾根伝いに明月峠を経て軽井沢宿へと着くもの(この道筋は今でも堀切として残っているそうである)。この軽井沢宿も、二口峠などと同じく藩境警備の足軽集落であり、同時に宿としての機能を果たしていたようだ。山形側は上野畑、延沢を経て羽州街道の尾花沢につながる。延沢の銀山が最盛期を迎えた寛永期にはこの街道に11の番所があったというが、衰退してからは8つが廃止され、鍋越峠の開通により終止符が打たれたとのこと。寒風沢越については詳しく記されていず、軽井沢越の南にあったということだけしかわからない。(参考文献:無明舎出版「東北の街道」)(な)

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:軽井沢越(このあたり?)
・国土地理院『うぉっ地図』:軽井沢越 恐らく此の辺りであろうと思われ


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