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栗子隧道(万世大路)(くりこすいどう(ばんせおおじ))

【標高】885m
【行政】山形県米沢市〜福島県福島市
【経緯度】北緯:37°51′48″/東経:140°16′00″
【水系】最上川水系栗子川〜阿武隈川水系滑谷沢
【二万五千図】栗子山:NJ-54-22-9-4 福島9号-4
【五万図】関:NJ-54-22-9 福島9号 \ S52修
【ツーリングマップル】東北 P29 2-A(3-A)・N

 山形と福島をつなぐ主要道として明治14年に完成、現在の国道13号の基礎となった。昭和の始めに改修を受け、その時の峠道が東西栗子トンネルの付近に旧道として残る。最頂部に栗子隧道。歴史的な背景および現地の詳細は旧道倶樂部活動報告書総覧を参照。

■編集者のコメント

 2002年現在、栗子隧道は内部の大崩落により通り抜けることができず、東西からピストンせざるを得なくなっている。また道の半分以上は廃道化しており、特に夏に行ってしまうとものすごく苦労させられる。が、東側には立派な2車線幅の道や通行可能な隧道(二ツ小屋隧道)、西側には明治期の坑口がそれぞれ残っていて、旧道マニヤにとってはタマラナイ道である。もちろん栗子隧道(万世大路)そのものの歴史も面白し。東側の大滝集落にある喫茶店裏に万世大路を紹介する看板があるので、興味のある人はご参考までに。(2002.8.)

■みなさんのコメント

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:栗子隧道(二ツ小屋隧道の先) 
・国土地理院『うぉっ地図』:栗子隧道 当然非出
・国土交通省空中写真:CTO-76-23-C9B-5, 6, 7 / CTO-76-23-C10A-18 / CTO-76-23-C10B-3, 4, 5


峠道
 福島側峠道。2車線幅が残っている。残っているってば。(な)

峠道
 後半はシングルトラック化。西側(山形側)も同様の薮漕ぎをしなくてはならない。(な)

栗子隧道
 栗子隧道東口。草に埋もれすぎ。(な)

明治坑口
 栗子隧道西口。こちらのほうがやや崩壊気味。(な)

栗子隧道西口
 明治期坑口。ただの洞窟としか見えない現在の姿だが、内壁にはノミの跡が残っている。(な)


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