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白黒だとトンネルかどうかも解らんな

トンネル内部(反対側から)。CB組

旗返峠

Hatagaesi-pass

DATA
標高:510m
行政:大分県三重町〜同宇目町
地形図:三重町・大分7号
TM:九州TM P41 4-G
走行:'96.12.,'97.3.


 今さらという気もしないでもないのだが、やはりこの峠を抜きにして百迷峠は語れまい。例のぶっつぶれたトンネルの峠である。

 もともと「畠返峠」と書いたこの峠、領内を視察した殿様の篭も越えたというが、当時からその殿様も篭を降りなければならないような難所であったらしい。現在は写真のようなトンネルであって、しかしというかしかもというか、ともかく、ぶっつぶれている。旧TMでは黄色道(県道702号)のこの位置はつながっており、この頃までは機能していたようだが、新TMになってからは道はおろか峠の名前すら消えてしまった。

 以前の峠道は三重側に面影が残る。ただしこちらの道が車道と合流する地点は「崖の上」である。宇目町側に至っては完全に消滅しており、トンネル脇の急な谷を無理矢理登らなければならない。実物を見たいという酔狂な者以外は、おとなしく三国トンネルか三国峠まわりで越えよう。


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