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西郷村を向いて峠。右手に
この石碑がある。石碑裏には旧道?も

『本&T21762c;』

?

DATA
標高:770m
行政:福島県天栄村〜西郷村
地形図:長沼・白河13号
TM:東北TM P13 2-E・N
走行:'02.8.


 謎な峠といったらまっ先に思い出すほどに謎の詰まった峠である。TRONコードで優越感を感じたいという訳ではないが、手偏に無という&T21762c;。読みはブナ。ほんぶなとでも読むべきか。

 昭和50年編集測量の5万図・長沼が手元にある方は(多分滅多にいないと思うが)確認していただきたい。峠名の書体でこの2字が載っているはずである。が、新しい版のものや2.5万図では石碑ごと名称が消えている。そのくせ現地には今でも地図の通りの位置に石碑がある。

 石碑には大きく「大山祇尊」と彫られており、裏には大正5年に西郷村中津の方々が建てた由が刻まれているばかりで、峠の名前を記したものも案内看板もない。いったいどこから&T21762c;が出てきたのか。さらに追い打ちをかけるように、石碑の裏手に伸びる旧道らしき道の跡。謎は深まるばかりである。

 ちょっとだけ、
大 大 夲 
山→十→ 
祇 樵 &T21762c;
と見間違えたのか、とも思ってみたが、じゃあ「尊」はどうなるんだ?


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