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車道のほうの入山峠。右手に√18バイパス
旧入山峠。ピークから見下ろすように

入山峠

Iriyama-pass

DATA
標高:1020m
行政:長野県軽井沢町〜群馬県松井田町
地形図:御代田・長野7号
TM:関東甲信越TM P60 1-A
走行:'96.11.、'02.7.


 この峠を知ったのは、地形図と分水嶺ノートを照合している時であった。関東・信州方面はOUCCの轍多く、新鮮味が少ないなあと思っていた矢先のこの峠(しかも分水嶺辞典を作る時点になっても轍はなかった)であったので、何やら嬉しく思ったものだ。

 何が面白いかっていうのは地形図を読んでいただくとして、私が登ろうとした時、本当は東側麓の横川駅から出発するつもりであった。しかし軽井沢駅についた時点で外は雨であり、この日この駅で秋合宿班員と合流する予定であったこともあって、結局ここで降りて西側からピストンすることにした。人生ナエが幸いすることもあるものである。峠西の入り口は2車線くらいの巾の砂利道。すぐに新道と合流し、越えたり潜ったりの道となる。峠には軽井沢教育委員会の手による看板があり、この峠から石製のぬさが発見され、古代の東山道(官道)がこちらを通っていた証拠だとされているそうである。

 同時にこの時、東側の峠道が通行止になっていることを知って引き返した。が、2002年の夏に再履修し、問題なく横川へ下ることができることを確認済み。三次元的に絡みつつ下るのが予想以上に楽しかった。


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