
峠。峠には何もなし

その峠に向かう峠道。一点透視状態
| 岩松峠Iwamatu-pass
DATA
標高:・1030m
行政:置戸町〜足寄町
地形図:常元・北見11号
TM:北海道TML P40 1-H
走行:'99.8.
あまり注目されない「北海道の峠」の中でもひときわ個性的な峠である。これはぜひとも国土地理院地形図閲覧システムで確認していただきたい。
地形図の道は決して手抜きではない。実際にそうなのである。しかもかなりの勾配差であるところに注目されたい。峠手前のピークまでの直線や峠までの直線などは特にだが、見上げる高さにある青空へすーっと伸びている道はある種の神々しささへ感じさせるのだ。
しかもこの勾配でありながら、足元はさながら河原である。河原状という意味でもあるが、角の取れた丸い石は明らかに河原石。乗りにくいこと限りなし、である。そのかわりといっては何だが、注意して登れば大きな黒曜石の塊が拾えたりもする。
登りはやはり南側からがお進め。峠より北の道は逆に角張った岩のごろごろする道であり、やはり乗っていくことは困難だ。ちなみにこの峠、北海道で標高1000mを越える6つの峠の一つである。残り5つは…。各自で探してみてほしい。
一覧へ戻る
|