![]() とうげみち(北側、皿ヶ峰経由) ![]() とうげ(北側、霧の中) | 上林峠Kamibayashi-passDATA 松山平野の一角、皿ヶ峰の肩を越える峠。皿ヶ峰の切り立った側面、上林の集落のある緩傾斜、そしてふもとと、何段階もの変化を見せる峠道は、下から見上げるとなかなか面白い。集落までは等高線とほぼ垂直の登りで、集落を過ぎてから本格的なつづら折れが始まる。私が行ったときはまだトンネル工事の最中で、その上部にある峠道(登山道)すら通行禁止であることを知ったのはそこまで800up登った時であって、仕方なく皿ヶ峰の皿の縁まで300up担ぎ上げて越えた。荷物と自転車と分けて少しづつ登ったが、真っ白な霧の中で、何というかこう、変に客観的な心持ちがしたことだ。登り切った所から数百mほど水平移動し、最後は階段で担ぎ下ろし。峠もやはり霧に包まれていて、それが静かに峠を越えていた。晴れればあるいは絶景なのかも知れない。 南側は意外とすぐそばに車道が来ているが、トンネルはもう少し下のほうにできるらしい。というより、もうできてるんだろうな。 |