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北側の峠道最上部(本来の峠道)
『史跡 七ツ石』の碑

柏原峠(杓子峠)

Kasiwara-pass(Shakusi-pass)

DATA
標高:570m
行政:兵庫県篠山市〜同猪名川町
地形図:園部・京都及大阪10号
TM:関西TM P29 6-G
走行:'99.8.


 池田に大教大があった頃のサイクリング部OBの方が教えてくださった峠。大野山のふもと、柏原新田から大野山の肩を越えて後川中へと下る峠である。山高の「一本松」のあたりに相当し、柏原側の道と峠は大野山山頂からの道に吸収されてしまっている。その向こうはパインヒルズGCの私有道であるが、この対岸に峠道が残っているのだ。そのまま谷を横断してもいいが、舗装の私有道から分岐する地道をずっと下って広場に出、ここにある排水溝を伝えば楽に谷底へ下れる。その上がすぐ峠道。しかもこのあたりは舗装道(!)だ。森の中に隠されたその道を100mほど下れば、冒頭の写真の「史跡 七ツ石」の碑がある。あとは後川中まで乗って下れる道が続く。車道巾だったり登山道だったりと、変化に富んだ道である。

 古くは杓子峠といい、摂丹国境の峠として利用されていたらしい。七ツ石の由来や峠史については旧道倶樂部活動報告書参照。


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