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まだマシなほうのシングルトラック
栗子隧道福島側。埋もれ過ぎ

栗子隧道

DATA
標高:885m
行政:山形県米沢市〜福島県福島市
地形図:関・福島9号
TM:東北TM P29 2-A(3-A)・N
走行:'02.8.


 言ってみれば有名どころではあるんだが、あの大隧道と旧道の印象が半端でなく、こうして迷峠に(も)編入した次第。三島翁はさぞかし嫌がっているであろう。

 明治14年に完成した素堀の隧道を昭和初期に拡張して作られた、延長800m強の隧道の「遺構」。そこに至までには山形側も福島側も数kmの薮漕ぎを強いられる(福島側には二ツ小屋隧道+峠一つというオマケつき)。しかも隧道は山形側出口付近で崩落しており自転車でも通り抜けることはできない。夏草生い茂る8月に自転車担いで両側ピストン、実地調査に2日、文献調査に3日かかった大仕事であった。それにしてもこんなすごいものが中央分水嶺上に残っていたとは。


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