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ミソナゲ峠

Misonage-pass

DATA
標高:・866m
行政:秋田県小坂町
地形図:十和田湖・弘前2号
TM:東北TM P97 3-D
走行:'96.8.


 こういう変わった名前の峠に興味を持って、由来を求めて行ったとしても、得られるものはただ二つ。行っても解らないという失望と、さらにかきたてられる興味である。実際、峠やその近くに解説する看板があることは稀で、この峠もただ「ミソナゲ峠」と刻まれた柱があるだけである。そうして6年経った今でもその語源は不明のままだ。
 ミソナゲ峠は十和田湖をとりまくカルデラの一欠片である。以前はしっかり越える峠であっただろうが、地形図にはカルデラを巡る縦走路と、峠から十和田湖側へ下る道しか載っていない。この下る道は(峠から見下ろした範囲では)たいそうな勾配の岩場道であり、あまりのしんどさに大切な食料である味噌すら投げ出してしまうほどの道だったのでは、などと考えてみるがやはり想像の域を出ない。やはりじっくり町史や郡史を読むしかないのであろうか。ご存知の方はぜひご一報を。
 なお、私は縦走路のほうで行ったのだが、こちらはちょいと複雑な道であった。


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