![]() 福島への道は柳沢を経由 | 中ノ沢峠Nakanosawa-passDATA 本当は和田から自転車を担いで豪士峠を越え、福島に降りるつもりだった。が、峠より東の道が廃道化していてちっとも通れず、仕方なしに分水嶺を縦走して鳩峰峠へ抜けようとすると、今度はこの峠(地形図には記載なし)までしか道が残っていなくて、結局この峠を西に降りて元のところへ戻らざるを得なかったのだった。道はしっかりしているがつづらが厳しく、ドロップハンドル1.5inchスリックタイヤの似而非MTBでは到底乗って下れなかった。 そんなことよりも、この峠道が豪士峠道と合流する地点にあった道しるべの発見が高ポイント。角川地名辞典にも亀岡文殊への参詣道あるいは抜け荷の越えた道と記述のある豪士峠のほうは「右 やま」という素っ気無さであり、中ノ沢峠を指すのは「左 もにわ」、茂庭であった。当時の「豪士峠」はこの中ノ沢峠のことだったのか? それとも中ノ沢峠が並在しより栄えていた時期があるのか? |