パラソル峠Palasol-passDATA 幼稚園の頃無闇に繰り返していた一人しりとり。ルビー、ビー玉、マメ、めんどり、りす、すずめ、めだか、かたつむり、りんご、ゴリラ、ラッパ、パラソル、ルビー、ビー玉、…。だから何なんだと言わぬよう。ここはパラソル峠である。 パラソル峠は91年の夏合宿においてH元入学の八幡氏により命名された峠である。なぜアンブレラではなくパラソルなのかは不明であるが、そんなことはどうでもいいような、なかなかの展望の峠だ。 せせらぎ街道からの分岐には、確か勾配看板があったように記憶している。南側の登りは(私の行った96年の時点では)1車線舗装であり、少々勾配がきついもののそう苦になるものではない。谷底から山の中腹まで登ってくれば、土壁がむき出しの斜面が九州や南紀のダートを思い起こさせるような道になる。 峠近辺は500mほどの区間がフラット。ここから南側の展望がまずいい。山並みを山波と変換したくなるほどにどこまでも山のうねりが続いており、緑から紺、そして紫へのグラデーションが美しい。町村境のところをとりあえずは峠としておくが、ここからの展望もまた様になる。峠の切り通しを額縁に、高山の町並みを経て御嶽の遠望。これでTMにガイドが出ていないのが不思議なくらいの眺めであった。 宮村側の防災ダムの下にキャンプ場ができていたが、これは新TMには載っているのであろうか。この場所、夏合宿に最適だと思うのだが如何。 |