![]() 匹見側峠みち ![]() 峠 | 国道488号Route-488DATA 何でこの峠に名前がないのだろう。無理につけるなら匹見峠か吉和峠になるだろうが、ともかくも国道488号・吉和〜匹見区間は素晴しい道である。 我々は匹見側から登ったのであるが、やはりこちらから登るのが良いように思う。匹見「峡」レストハウスの先から一車線となるが、その地点は自転車でもためらってしまうような陰鬱な雰囲気である。それを抜けてしまえばしかし、明るくて大きな谷となり、見晴らしはすこぶる良い。立ちはだかる対岸の山の斜面と、足元にかすんでいる谷底。一個所だけ下を覗き込める地点あり。切明を過ぎると森のなかに入っていくが、フラストレーションは峠手前で一気に解消されるだろう。 峠には「ようこそ匹見町へ」の看板がある程度であり、残念ながらあまり見るべきものはない。しかし道の雰囲気や眺めがこの峠の全てと言っても過言ではないだろう。ちなみにこの付近は島根大学農学部の演習林でもある。 |