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日本百



〜序〜


これは壮大なるアンチテーゼである。

 恐らくいないであろうが、42万余文字のツアー記録を読んだ人や
分水嶺辞典や旧道倶樂部活動報告書総覧その他全てに目を通した人には
全くもって無用のページである。
とうげというものに興味のない人にとってはそもそもそれ以前に私の存在意義はない。
細工リストとして8年間走って登った峠を、
景色の良い峠、コースガイドで取り上げられるような著名な峠、登り応えのある峠を
意図的に除外して、印象の深い順に100並べてみた。
約1/3の確率で選んだこの峠、恐らく誰の役にも立たないコメント付きである。

 ツアーの目的が主に分水嶺調査のためであったことと、
出身地が九州にあることと、元来のひねくれ性のため、
ずいぶん片寄った100峠になっている。
それもまたある種の反命題と言えなくもあるまい。

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