夜昼峠

　この旧道の長さは半端でない。旧道部分だけで10数キロはあって、夜昼トンネルを通らずともその有難味が体感できる。五十崎町側はまあ長いだけで楽な坂であるが、八幡浜は一転して急斜面にへばりつくような道になる。こちらから登るのはしんどいだろう。交通の要衝だった峠は、しかしながら狭い狭い石垣の峠である。途中にはミニループがあったりして面白い（しかも結構な年代物であり、近代土木遺産2000選にも入っている）。そうそう、夕方に越えると八幡浜側の一直線な谷に沈む夕日が奇麗です。