旧坂下隧道は熊野街道の煉瓦構造物群に先んじて作られた煉瓦隧道である.竣工は明治33年(1900).北山地方の木材や製板材を運び出す林道として設けられた.しかし完成の11年後に峠道が大崩落を起こし,再起不能と判断され,峠道もろとも放棄さてしまう.その結果作られたのが現坂下隧道(明治45年完成)である.

本編(隧道レッドデータブック)は「明治県道熊野街道自転車旅」の記事中記事として書いたが不評だった.生の体験をだらだら書く体裁だったから,それを引き締める意味でもTRBD的まとめが必要に感じたのだが.意図通りには行かないものである.個人的には満足しているが,TRDBだけで通覧しようとした時に扱いに苦しむことは認めなければならない. EOP; include("./template.php") ?>