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岩松峠 (いわまつとうげ)

【標高】・1030m
【行政】常呂郡置戸町〜足寄郡足寄町
【経緯度】北緯:43°32′00″/東経:143°25′09″
【水系】常呂川水系ウコオビ川〜十勝川水系ホロカピリベツ川
【二万五千図】東三国山:NK-54-1-11-4 北見11号-4
【五万図】常元:NK-54-1-11 北見11号 \ S51編
【ツーリングマップル】北海道 P40 1-H・N

 東三国山の西側にある、地形図実線道の峠。北海道には地形図に表記のある峠の中で1000mを越えるものが6つあるが、そのうちの一つ。恐らくほとんど知られていないはず。

■編集者のコメント

 しかしながらこの峠、地形図を見た人間は絶対に忘れられない個性を持っている。まずは地形図リンクを参照あれ。
 南側の町境に近い白道から登ってみたが、これに相当する道はポン美利別林道。小さな看板がそう教えてくれる。取っ付きはフラットだがやがて道は河原状に。荒れているという意味でもあるがそれよりもこの敷き詰められた丸石は明らかに河原石だ。当然のごとく乗りにくい。お目当ての直線部分は少しく改良されたらしく、白線道の下程度の道幅であった。微妙にずれてはいるが、それでもやっぱり直線。そのうえ急勾配。特にTMLにある分岐までの直線、峠手前の直線は他では見られぬ光景である。見上げる高さの所にある青い空間に向かって、さくさくすーっと伸びていく道。しかも道はぢゃりぢゃり。このまま乗っていけたら神に近づけそうな道である。TMLでは尾根の分岐からさきの道が何でもないように見えるが、地形図で見るとここがいちばんすごいことになっており、実際もすごいことになっている。峠はしかし至ってノーマルな峠であった。北側の直線が行程中もっとも直線らしい。北側はうってかわって角ばった岩がごろごろする道。腕だけでなく腸まで痛くなるような道であった。沢まで下ってしまえばまだマシにはなるが、こちらがわから登るのははっきりいっておすすめできない。この道はやがて驚くほどきれいな道の林道に出る。木漏れ日とかリスとかが似合いそうなそんな道。進路を左手に取れば緩やかな登で数kmほどで道道88号と合流する。この合流地点は中山林道分岐よりも西側にあり、看板の類は何もない。強いてあげるならば距離看板の20kmの表示が付近にあるという程度である。まあ、こう書いた所で行こうと思うひとはいないだろうけれど。(1999.8.:ながとみ)

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:岩松峠
・国土地理院『うぉっ地図』:岩松峠 のあるあたり。左は道道


岩松峠道
 南側、峠の手前の小ピーク分岐点から来た道を見下ろす。(な)

岩松峠道
 これは峠直前の直線。地形図は嘘をついていない。特にこの区間はえぐい勾配。(な)

岩松峠
 峠そのものは至ってノーマルであった。置戸への道は角張った岩の転がる道で、乗って登るのはかなり困難と見た。とはいっても足寄側もじゃりじゃりで難儀なのは変わらないが・・・。(な)


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