【標高】790m
【行政】大阪府南河内郡千早赤坂村〜奈良県五條市
【経緯度】北緯:34°23′33″/東経:135°39′42″
【水系】大和川水系千早川〜紀ノ川水系西川
【二万五千図】畝傍山:NI-53-15-6-2 和歌山6号-2
【五万図】五條:NI-53-15-6 和歌山6号 \ S53修
【ツーリングマップル】関西 P52 6-H
■編集者のコメント
千早赤阪村側は全般に林道となっているが進入が制限されている。きっと自己中心的登山者の車が入って来るためであろう。古い地形図で点線道だったところをそのまま車道にしたような強引さでぐんぐん登っていく。やや傾斜が緩くなったところで分岐が2つ。手前の一つは右へ、次の小屋があるほうは左へ。一度フラットになったのちにややトラバース気味にあがっていき、最後の最後で180°くるっと回る登山道で峠。越える道ばかりでなくダイアモンドトレールもこの峠を通過しており、後者のほうが前者に比べて立派である。峠には解説看板があり、吉村寅太郎率いる天狗党がこの峠を越えて五条の代官所に攻め入ったことが記されている。詳細は風の森峠にて。
峠からの下り300m〜500mほどは背の低い灌木が道一杯に茂っており、これによって道が大きく毀たれている。山の斜面っぽい砂利道であるのも難儀だ。この道の粗さは杉林に入るまで続くが、幸いなことに赤テープがつけられているのでこれを見逃さなければ問題なし。ずいぶん下ってようやく林道クラスの幅になったのち、舗装車道の林道に合流。さらにこの道で国道に合流する。(2002.6.:ながとみ)
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■関連リンク
・国土地理院地形図閲覧システム:千早峠 同葉に久留野峠
・国土地理院『うぉっ地図』:千早峠
・国土交通省空中写真:CKK-74-9-C8-38, 39, 40, 41 / CKK-74-9-C39-12, 13, 14 / CKK-74-9-C9-36, 37, 38, 39