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深見隧道 (ふかみずいどう)

【標高】520m
【行政】京都府北桑田郡美山町〜京北町
【経緯度】北緯:35°15′14″/東経:135°38′11″
【水系】由良川水系深見川〜淀川水系弓削川?
【二万五千図】中:NI-53-14-5-1 京都及大阪5号-1
【五万図】四ツ谷:NI-53-14-5 京都及大阪5号 \ S55修
【ツーリングマップル】関西 P22 5-G

 国道162号。分水嶺ノートには深見隧道ではなく深見峠として登録されている。

■編集者のコメント

 標高的には京北町中心部からさほど登りはしないものの少々距離がある。だらだらさが逆にしんどいかも知れぬ。図書館の地形図(昭和40年代後半の修正)では点線道の峠道が隧道上部を通っていて、期待して登ったものの、実際は車道幅の普通のダートであった。しかもすぐに舗装林道と合流してしまう。この林道の入り口は旧道の入り口の少し前にあり、つまり本当の意味での旧道は断片として一部が残っているに過ぎないということだ。峠まではこのまま林道で50upほど。谷の奥で折り返したところから砂利道になり、そのまま地形図の道のとおりに峠まで。峠は広場的に開けていて、幾重にも道が分岐している。その空間の隅に、所在無げに御地蔵様がおられた。「左ふかみミち 右かわちたに」とある。心無しか厳しいお顔であったような。
 この峠からは計5本の道が延びている。登ってきた林道とその続き、もう一つの大規模林道原深見線、廃道になった林道、そして西側の旧道。登ってきた道を除き、これらは全て通行不可、もしくは工事中であった。何とも不毛な。旧道は斜面が道ごとザックリと崩落していたし、大規模林道は、原の谷へ入ったところまでしかできていないということで、今の所この峠を越えることはできない。(この林道は付近の分水嶺をつなぐようにして建設しているようで、次の知谷峠、間違えて登った男鹿峠付近にも見られた。完成すればほんとに大規模だな)
 そうそう、深見隧道は別名「向洛洞」というらしく、美山側の入り口の額にそう書かれてあった。トンネルは(トンネルだけ)1.5車線幅で、狭い上にダンプの往来が激しく、何度も恐ろしい目に遭った。中央の退避所も名ばかり。現在西側から新トンネルを建設中だったが、確かに新しいのが必要だよ…。(1999.4.:ながとみ)

■みなさんのコメント

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:深見峠に相当する2.5万図 西側の枝実線道、そんなはずはないだろう?? 同葉に男鹿峠
・国土地理院『うぉっ地図』:深見峠
・国土交通省空中写真:CKK-75-7-C14A-15, 16 / CKK-75-7-C15A-16, 17, 18 / CKK-75-7-C16B-5, 6, 7


深見峠
 深見峠。写真右手にお地蔵様あり。林道の交差点になっていて、あらゆる方向に道がのびているのだが、京北町から登ってきた道以外は全てつながっていなかったりする。不毛だ。(な)

深見峠道
 美山町側の旧道。一部しか残っていず、その先は断崖絶壁である。(な)


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