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石榑峠 (いしぐれとうげ)

【標高】680m
【行政】滋賀県神崎郡永源寺町〜三重県員弁郡大安町
【経緯度】北緯:35°06′29″/東経:136°26′28″
【水系】淀川水系古語録谷〜員弁川水系宇賀川
【二万五千図】竜ヶ岳:NI-53-8-10-1 名古屋10号-1
【五万図】御在所山:NI-53-8-10 名古屋10号 \ S56修
【ツーリングマップル】関西 P33 3-A

 国道421号。峠に車の幅ぴったりのコンクリートブロックがあり、どうやら「これを抜ける技倆のない車は行くな」ということであるらしい。部内で初めて越えたのは江田氏、「梅雨期耐久ラン」にて。梅雨の時期に日本を半縦走するという発想の転換がすごい。[銀輪'87・P88〜89]

■編集者のコメント

 三重側は基本的に緩やかな峠道。幅員制限2.0mの看板や大型車通行止めの看板があちこちにでているものの、登っている道はどこまでも立派な2車線道なのでこのまま峠越えしてしまいそうな気がする。まさかこの道の先がコンクリブロックだとか10%強の簡易コンクリ一車線だとかになるとは微塵も感じさせないのだ。当然ながら交通量も少なく、道全体を占領して登れるのもいい。護岸には絵が描かれており、下のほうではほのぼのとしたマンガチックなものだが、登るにつれてそれが写実的なものになってくる。最も上のほうで現れる、崇高ささえ感じさせる猿は必見。そうそう、麓のキャンプ場付近には本物の野猿もいる。
 巾員制限2.0mの正体たるコンクリートブロックのゲートはまず・579の尾根(麓の看板によれば小峠)にあり、このゲートを過ぎると荒れたコンクリートの一車線になる。カーブも勾配も一級品。こりゃ大型が入ったらにっちもさっちも行かなくなるだろうこと必至な道である。そして峠にも同様のコンクリートゲート。こちらの写真のほうがおなじみであろう。三重側より滋賀側の谷の眺めがよい。峠の近くには電波塔があって、登る際のよい目印になる。峠周辺はこのあたりに多い石英質の砂砂利。
 わけあって西側からも登ってみたが、同じ峠道でも下りながら感じたイメージ(勾配、道形、風景、etc.)と登りのそれは全く違うことを思い知らされる。こんなに急勾配だったかなあと思うことしきり。ずっと下りっぱなし(登りっぱなし)だと思っていたのも間違いで、いったんピークを迎えてから小刻みにアップダウンし、最後の登りで一気に高度を稼ぐ道である。(2002.6.:ながとみ)

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:石榑峠
・国土地理院『うぉっ地図』:石榑峠
・国土交通省空中写真:CKK-75-10-C19-11, 12, 13 / CCB-82-5-C20-12, 13 / CKK-75-10-C20-11, 12, 13 / CKK-75-10-C21-11, 12, 13


作字して下さい
 出ないんですねえ。(な)

石榑峠
 峠。もうちょっと他の写真を撮ったほうが良かった。(な)


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