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和美峠 (わみとうげ)

【標高】970m
【経緯度】北緯:36°17′51″/東経:138°38′49″
【行政】長野県北佐久郡軽井沢町〜群馬県甘楽郡下仁田町
【水系】信濃川水系矢ヶ崎川(支川)〜利根川水系入山川(支川)
【二万五千図】南軽井沢:NJ-54-36-7-1 長野7号-1
【五万図】御代田:NJ-54-36-7 長野7号 / S54修
【ツーリングマップル】関東甲信越 P60 1-A

 主要地方道下仁田軽井沢線(県道43号)。何もないらしい(銀輪'96・秋合宿為則班報告書)。
 正直なところ、「かずみ」と読むべきか「わみ」と読むべきかわからなかったのだが、国土地理院地形図閲覧システムは「わみ」だと言っている。また、天明12年に出た『古言梯』という辞書の「たわ」の頁に「信濃に和見嶺あり、これもたわみの略なり」とあるそうである。和見峰=和美峠ならば名の由来もちゃんと来る所があることになる。(な)

■編集者のコメント

 軽井沢側からであれば、碓氷峠ほどではないにしろさほど登らない。県道の緩い登りをちんたら走って、坂がきつくなったかなあという頃に右手に分岐。峠まではもう目と鼻の先であった。為則氏は何もないと言っていたが、峠近くの林の中に妙義荒船林道開通記念碑を発見。何でこんな所にと思ったが、裏を見て納得する。「群馬県横川から内山牧場に至る林道」とあるからには、かつての林道はこの和美峠を含めたものだったのだ。
 本道の下りはさほどではないが、ここから新和美峠へのショートカット県道がすさまじい下り。9%〜10%の勾配でガンガン下る。そうそう、軽井沢のゴルフ場から見た和美峠はその名のとおりのたわみであった。なんでもないことのようだが、軽井沢の東側をとりまく山はみな均一に高く、ここほどはっきりと鞍部になっている(鞍部がはっきりと目視できる)のは珍しいのだ。それゆえ「和美=たわみ」であると言える。(2002.7.:ながとみ)

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:和美峠 同葉に入山峠
・国土地理院『うぉっ地図』:和美峠 
・国土交通省空中写真:CKT-75-13-C3A-15, 16, 17, 18 / CKT-75-13-C2-15, 16, 17, 18 / CKT-75-13-C3B-1


和美峠
 峠自体は狭い和美峠。これを麓から見ると大きなたわみとなって見え、目印になるのだ。(な)

和美峠
 峠の長野側にある妙義荒船林道の碑。(な)


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