【標高】 870m
【行政】熊本県阿蘇郡白水町〜蘇陽町
【経緯度】北緯:32°47′35″/東経:131°06′44″
【水系】白川水系両併川〜五ヶ瀬川水系宇谷川(支流)
【二万五千図】肥後吉田:NH-52-5-16-3 大分16号-3
【五万図】高森:NI-52-5-16 大分16号 \ S58修
【ツーリングマップル】九州 P47 1-C・N
これも難読。分水嶺ノートには長谷峠は含まれているが、実際はその東、この崩土峠までが大分水界ではないかと思われる。ほんの数十mの差。長谷峠に行った事のある編集者としてはちと悔しい。ちなみに、長谷峠は南から登れば「本当にこの道なん?!」というような牧草地の真っ只中を通る。(H7.3.:ながとみ)
■編集者のコメント
長谷峠からポタリング装備で行ってみた。九州自然歩道は思った以上に手入れがなされており、階段が少ない(というより、全くと言っていいほどない)のでおおかた乗ったまま行ける。ただし、アップダウンが大きく、その上道の片側は鉄条網なので気が抜けない。長谷峠〜崩土峠間は1.6km。この道を行かずとも、牧草地の中を通る車道をうまくつなげば、崩土峠手前300mの地点までワープできる(って、誰か行くんだろうか・・・)。ここからワンアップワンダウンで峠。
これほど峠名と峠の風景がマッチしているところはそうそうないだろう。非常にさらさらした黒土の峠は、あちこち崩れて形が不鮮明。以前は道だったであろう、大きくえぐれた溝が峠付近にいくらもある。崩壊するごとに道が付け替えられていったのだろうか。それとも土砂流失の跡か。非常に個性のある峠であった。
南側へ下る道はほぼ同様の土質で、少し下ってみたが、歩く度に崩れていくうえ雑草が茂っているため通行困難である。(1997.3.:ながとみ)
■みなさんのコメント
■関連リンク
・国土地理院地形図閲覧システム:崩土峠
・国土地理院『うぉっ地図』:崩土峠
・峠名覚書