御所峠 （みせんとうげ）

　県道臼杵坂ノ市線（県道205号）。角川の地名辞典ではDATAのように「みせんたお」という名前で掲載されていたのだが、これが正しいとすると九州では珍しい「峠＝たお」である。御所と書いてみせんと訓むのも珍しい。が、坂ノ市の集落の外れにあった手書きの看板には、この峠への道を指して「←五所峠」としていた（つまり「ごしょとうげ」あるいは「ごしょたお」）ので詳細は不明である。地形図閲覧システムの検索結果では「ごせんとうげ」と振り仮名。（な）

■編集者のコメント

　初めて登ったのは中学の時。まさかその頃は大分水界とは思っていなかったな。全舗装だが、南から登った中学生の私は遥か上方にガードレールが見えてかなり萎えてしまった。しかも2〜3段、さらに上のほうは草に隠れて見得なかったりして。ずいぶん苦労して、ようやく越えたのを覚えている。
　1997年3月、今度は坂の市側から登った。あの時は寒くて寒くてたまらず、「早く終ってくれ〜!!」と思っていた坂も案外さくさく登れた。峠からは別府湾方面の眺めが開けてい、大変いい所である。この峠から九六位方面へぬけられるようだったが、電波塔までは15%強の坂が頻出するえぐい登り。（1993.3.1997.3.：ながとみ）

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム：御所峠　同葉に再進峠
・国土地理院『うぉっ地図』：御所峠