【標高】 460m
【行政】大分県大分市〜臼杵市
【経緯度】北緯：33°10′46″／東経：131°45′12″
【水系】丹生川水系尾田川（支川）〜末広川水系中ノ川川
【二万五千図】坂ノ市：NI-52-5-1-4 大分1号-4
【五万図】佐賀関（さがのせき）：NI-52-5-1 大分1号 \ S50編
【ツーリングマップル】九州 P34 1-C・N
『大分市と臼杵市の境にある峠。標高460m。臼杵市大字藤河内から大分市坂の市屋山へ出る山越え道で、現在ほとんど利用されていない。東へ約2kmの地点に御所峠がある。』[角川日本地名大辞典:44 大分県・P381]御所峠の隣にあって、御所峠からの道が峠を横切り、再進林道方面へつながっている模様（本来は地形図点線道の峠）。『九州の峠』によれば、「再進」を「採辰」と解することができるようである。辰とは辰砂、すなわち朱の原料であり、以前よりこの地方では丹をよく産していたという。
■編集者のコメント
御所峠から相当きつい勾配の舗装を2kmほど登れば、この峠に相当する箇所に出る。方位や周辺の地形からしてもここで間違いないと思われたのだが、本来の峠道は全く見当たらなかった。峠南の岳谷側、杉林の中に僅かに峠道の痕跡が見られただけ。再進林道方面へ行くつもりだったのだが、ここに来てリム割れが発覚してあえなく敗退。大分側から御所峠→再進林道→九六位峠と回るとかなり鍛えられそう。（1997.3.：ながとみ）
■みなさんのコメント
■関連リンク
・国土地理院地形図閲覧システム：再進峠 同葉に御所峠
・国土地理院『うぉっ地図』：再進峠
・峠名覚書