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ほうじが峠 (ほうじがとうげ)

【標高】980m
【行政】愛媛県上浮穴郡小田町〜美川村
【経緯度】北緯:33°35′10″/東経:132°53′51″
【水系】肱川水系小田川〜仁淀川水系二名川?
【二万五千図】笠取山:NI-53-34-3-2 松山3号-2
【五万図】久万(くま):NI-53-34-3 松山3号 \ S55修
【ツーリングマップル】中国四国 P88 1-A

 地図を見てみると、たいていの地図ではこの峠(鞍部)を越える道が存在しない。2本の車道(父二峰林道と県道211号)が峠を原点とする双曲線をなしていて、限りなく接近するが交わることなく互いにあさっての方向へ行ってしまう。その最近接距離はおよそ50m。そこへ「ほうじが峠」とあるのである。いったいどうなっているんだ。

■編集者のコメント

 ということで確かめに行ったのだが、何のことはない、父二峰林道と県道211号はもう一つ別の道でしっかりとつながっていて、この道を越えることで峠越えができるようになっていた。地形図もTMも古すぎたのだろうか。
 この峠の大きな特徴は峠付近の地形であろう。上のような道のつけかたができることからもわかるように、峠の鞍部は広く平らになっている。もちろん雑木が茂っていて、見通せるわけではないのだが、林道と県道とをつなぐ道を走ってみるとその平たさがよくわかる。「傍示峠」「棒路峠」と同じく、「ほうじ」=「傍示」→「傍示を立てる必要があるような平たい地形」という関連性があるように思う。(1998.3.:ながとみ)

■みなさんのコメント

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:ほうじが峠
・国土地理院『うぉっ地図』:ほうじが峠 
・国土交通省空中写真:CSI-75-5-C14A-12, 13, 14 / CSI-75-5-C15A-11, 12, 13 / CSI-75-5-C16-11, 12, 13


ほうじが峠
 父二峰林道と県道とをつなぐ道から林道側を写す。峠付近は1アールくらいの平たい地形。行く前には二本の道のあいだに切り立った崖か何かがあるのかと思っていたが、全くそんなことはない。(な)


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