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巣郷峠 (すごうとうげ)

【標高】□296.1m
【行政】秋田県平鹿郡山内村〜岩手県和賀郡湯田町
【経緯度】北緯:39°16′28″/東経:140°43′05″
【水系】雄物川水系黒沢川〜北上川水系鬼ヶ瀬川
【二万五千図】羽後黒沢:NJ-54-20-5-1 新庄5号-1
【五万図】横手:NJ-54-20-5 新庄5号 \ -
【ツーリングマップル】東北 P67 5-B

 国道107号。ツーリングマップルはこの名前で記載している。白木峠に代わって開かれた平和街道の新道とでもいうべき所だが、実際は黒沢沿いのこちらの道のほうが古かった可能性がある。正確な記録はないものの奥州藤原氏の金を運んだ隠し道があったという伝承があり、それを裏づける神社などの物的証拠もちらほらあるそう(c.f.横田市史or山形県史)。

■編集者のコメント

 安田の交差点で右折。すかさず登りが始まるためここからすぐに山道になるのかと身構えるが、その後はフラット気味となって楽になる。どちらかといえば√13の続きを走っているよう。相野々トンネルは歩道に入ると壺を踏むので絶対に入ってはいけない。ガードレールと壁面に挟まれて右往左往する。緩い登り→フラット→緩い登りを繰り返して小松川を渡ると、今度は黒沢をまたぐ橋が8号から始まって、出てくるわ出てくるわ、息つく暇のない橋の連続である(いや、実際には橋の上のほうが楽なんだが)。蛇行する黒沢を一直線に越えようとするためだろう。隠れ里ちっくな黒沢小付近の田園地帯から登坂車線が始まり、峠に向かって一直線の6%登り。これが√107の最大勾配。
 奥羽山脈を越える最も緩やかな峠は、山深さとは無縁ののどかさでそこにあった。峠を越えると巣郷の小盆地が広がる。名称的には湯田高原というらしいが、確かに高原的な解放感を備えているところである。盆地を一直線に渡って、やはり西側同様の緩い勾配で湯田町中心部まで。(2002.8.:ながとみ)

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:巣郷峠
・国土地理院『うぉっ地図』:巣郷峠 
・国土交通省空中写真:CTO-76-7-C20-8, 9 / CTO-76-7-C19A-10, 8, 9
・こだわりの分水嶺・分水界特異点


峠
 西側から峠。峠には特に峠の看板類はない。(な)

巣郷
 巣郷の集落から峠方向を見る。みごとな平地だ。(な)


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