[ORJ#76 連続ルポ 奈良県]
■概略 Abstract
沼田原索道と一体で長殿発電所水路の工事資材を運び込んだ「ラストワンマイル」.大正9年着工・同14年に(一応)竣工.吉野の索道群のなかで唯一隧道を有していたことはまず知られていない.天川村−大塔村境には索道用切り通しが,篠原緊張停車場跡にはロの字形の索道基礎(緊張装置)の跡も残る.
(日本の廃道第76号掲載)