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 国道186号。銀輪'86・P60に初出。地形図には「傍示峠」と「棒路峠」が併記されている。

■編集者のコメント

 峠が境であることは一目瞭然のように思えそうだが、実際に現地に行って見ると、簡単に「ここが峠!」と決められないくらいに緩やかなのがボウジ峠。県境だからとか、荘園や領地の境だからという理由があるものの、じゃあ他の県境はどうなんだと言われればこれも不思議である。現在気付いている「ボウジ」峠はほとんど全てがこうしたゆるやかな峠である。例えば四国のほうじが峠、すぐそばの傍示ヶ峠、美濃と越前をつないだ蝿帽子峠(ものすごい名前であるが、新撰美濃誌という本に峠の越える這越山を灰ホウジ山と呼んでいたことが書かれていて、ここから来たものであろう)など。比和町と西城町の境にも、分水嶺ではないが坊地峠があり、峠はやはりなだらかな地形である。語感が近いものとして、天竜三河のホウジ峠、広島〜島根の防路峠、和歌山県の法事峠、山口県周東町の法師峠、などがある。全てが全て緩やかではないが。(ながとみ)

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:傍示峠
・国土地理院『うぉっ地図』:傍示峠  
・峠とは関係ないけれど・・・ 島根県が独自に選定したレッドデータブック「しまねレッドデータブック(1997年3月)」のホシチャバネセセリ


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