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中ノ沢峠 (なかのさわとうげ)

【標高】880m
【行政】山形県東置賜郡高畠町〜福島県福島市
【経緯度】北緯:37°57′24″/東経:140°16′24″
【水系】最上川水系有無川〜阿武隈川水系摺上川(支川)
【二万五千図】稲子:NJ-54-22-9-3 福島9号-3
【五万図】関:NJ-54-22-9 福島9号 \ S49編
【旧TM】東北TM P51・N
【新TM】東北TML P34 6-A・N

 豪士峠の北の点線道。地形図には名前が載っていないが、現地にある地図看板に記されている。歴史的背景は豪士峠の頁参照。

■編集者のコメント

 豪士峠から縦走で。峰付近はネマガリタケの原を切り開いて道をつけた格好になっている。峰に沿った登りにさしかかるまでは乗っていける道幅と傾斜なのだが、小ピークを2つ3つと越えるにしたがって純粋な登山道になっていき、押しより担ぎがメインとなる。15分ほどで文郎どうだんという木のある地点に至り、そこからさらに道が悪くなる。せめて展望があればと思うが、周囲はあいにくの天候で真っ白のままだ。一際大きなたわみを越え、三角点を越え、文郎どうだんから50分ほどで中ノ沢峠に至る。標識によれば柳沢を経て福島まで下る道があるようだが(地形図にはこの道はない)、峠から見えるその方角は草の海であった。また鳩峰峠に向かうはずの尾根もやはり草の壁が立ちはだかって道らしきものが見えず。
 豪士峠に比べより多くのつづらを折って下っていく峠道。峠の100〜200m下に水場があり、この付近だけは緩やかだ。ずっと登山のために作られた道だと思っていたが、ゆるやかな斜面に道を削りつけて作ったつづらを見ていると、そう新しいものでもなさそうに思えてくる。麓の道しるべが正しければ、この中ノ沢峠が福島へ向かう道ということになるはず。豪士峠と同じような役割をしていたか、こちらがメインだった頃があるのではないかと思う。勾配は緩いもののつづらの曲率半径がとても小さく、取り回しのきかないドロップハンドルでは曲がりきることができない。フラットハンドルのMTBならもう少し楽しめたかも知れぬ。沢に絡みながら下るあたりはさすがに道が流されつつあって、まともに下ることが難しくなる。砂防ダムを越え、フラットな杉林の中の道を抜ければ林道に合流。ここから砂川まで結構な距離あり。(2002.8.:ながとみ)

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:中ノ沢峠 豪士峠から北に伸びる点線道の先
・国土地理院『うぉっ地図』:中ノ沢峠 峠名非出
・国土交通省空中写真:CTO-76-23-C5-6, 7, 8 / CTO-76-23-C6-6, 7, 8


縦走路
 豪士峠から中ノ沢峠へ向かう。(本当はこの右手に福島へ下る道がある・・・。)(な)

峠
 中ノ沢峠。柳沢へ下る道もある。(な)

峠道
 西側の峠道。こういう計算されたつづらを見ていると新しくつけられた道ではないように感じる。(な)


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