【標高】240m
【行政】京都府福知山市〜兵庫県氷上郡青垣町
【経緯度】北緯:35°15′14″/東経:135°03′30″
【水系】由良川水系和久川(支川?)〜加古川水系芦田川
【二万五千図】福知山西部:NI-53-14-13-3 京都及大阪13号-3
【五万図】福知山:NI-53-14-13 京都及大阪13号 \ S52修
【ツーリングマップル】関西 P21 5-B
県道福知山山南線(県道109号)。江戸時代、低い分水界と水運を利用して日本海と太平洋の産物を行き来させようとした「氷上回廊計画」では、最終的にこの峠を越える予定であったそうだ(石生の水分かれ参照)。
『舗装、トンネル』[分水嶺ノート:冨園]
■編集者のコメント
「あなうら」ではなくて「あなのうら」が正式な名称らしい。トンネルの入り口と、青垣側の登りの途中にあった石碑の銘では「穴の浦」峠とあった。トンネルが開通する以前には尾根を越える道(峠)であったらしいが、トンネルの真上は相当急な斜面であり、ここに道があったかどうかは疑わしい。もう少し南のほうかも知れぬ。西側のトンネル出口は断崖絶壁の上。(1997.3.:ながとみ)
■みなさんのコメント
しまだかずしさん:
ほんとうの穴裏峠の位置を確認しました。
トンネルの真上よりちょっと北の方です。
トンネルができる前、両サイドの集落の人達は
この峠を利用していたようです。 (2003.09.28.)
→参照URL:
http://yama-aso2.web.infoseek.co.jp/anaura.html
■関連リンク
・島田一志さんの「山であそぼっ」より:曼田良〜穴裏峠 古い穴裏峠の情報や峠名の由来あり
・国土地理院地形図閲覧システム:穴裏峠に相当する2.5万図。同葉に蓮根峠、塩久峠、榎峠、梨木峠
・国土地理院『うぉっ地図』:穴裏峠