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栗柄峠 (くりからとうげ)

【標高】・267m
【行政】兵庫県氷上郡春日町〜篠山市
【経緯度】北緯:35°08′09″/東経:135°13′10″
【水系】由良川水系竹田川〜加古川水系宮田川
【二万五千図】宮田:NI-53-14-14-1 京都及大阪14号-1
【五万図】篠山:NI-53-14-14 京都及大阪14号 \ S54修
【ツーリングマップル】関西 P29 3-E

 主要地方道春日栗柄線(県道69号)。この栗柄集落のある盆地(谷)は、全国でも珍しい「谷中分水界(こくちゅうぶんすいかい)」である。つまり一つの谷の「中」で分水が起こってい、日本海に流れ込む川と瀬戸内海に流れ込む川が同じ谷にあって、僅か百数十mしか離れていない。2万年前の河川争奪(川の侵食が進むことで一方の川がもう一方の川に食い込んでいくこと)の結果に生じたものだそうで、こうした河川争奪が起こった地形は独特な形状をしているので容易に判断できる(広島県の上根峠向峠周辺など)。

『南から登ると、誰が峠と名前をつけたのか不思議になるほどの坂』[銀輪'78.5・「北摂」]

■編集者のコメント

 坂どころではない。ただの平地である。小さな盆地の盆の縁を蹴欠いた格好で、北側は歴とした峠の登り下りである。栗柄の県道の分岐の所に谷中分水界の解説看板あり。(1997.1.:ながとみ)

■みなさんのコメント

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■関連リンク

・国土地理院地形図閲覧システム:栗柄峠に相当する2.5万図
・国土地理院『うぉっ地図』:栗柄峠
・国土交通省空中写真:CKK-75-8-C16A-27, 28, 29 / CKK-75-8-C15B-14, 15, 16
・こだわりの分水嶺:分水界特異点


谷中分水界
 栗柄峠のほうから谷中分水界の地点を写す。中央に小さく見えているのが解説の看板で、分水界はちょうどこのあたりを通っていくことになる。が、周囲は水田なので、厳密な意味での分水界を引くことは恐らく不可能。(な)


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