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新・編集記録##########

2002年3月3日
 出鱈目な生活がしばらく続いたので、究極的な目標の一つであった「水系」「二万五千図」の項目を追加して罪滅ぼそうとする。が、これが思った以上に難儀であった。いくら地形図閲覧システムが便利だと言っても一枚を確認するのに250kb近いファイルをダウンロードせねばならないのはISDNでもつらいものがある(こういう急ぎたい時には特に)。北海道編をひととおり更新するのに4時間かかって力尽きた。加えて、水系の定義というものに疎いため、本当にああいう書き方でいいのかどうか不安もある。とりあえずは独自定義とでもして逃げておくか。海に注ぐ川の名前をその水系の名前として、プラス、峠直下の(直接に分水する)川の名前を掲載することにする。この分水される川も、地形図に必ず名前が出ているとは限らないので、地形的に一番近い川の名前を採用することにした。実際の所これで利益を被る人はどれくらいいるんだらう。単に自分の頚を絞めて居るだけじや無いのか
 更新のついでに猿留峠が想定していた場所とは違うところにあるらしいことを知る。これだと黄金道路をバイパスするが、そのかわり分水嶺ではなくなる。多分分水嶺でないほうが正しいのだろう。あの情報は一体どこから得たんだっけ。角川の地名辞典か?
2002年3月4日
 とりあえず行けるところまで行ってみよう。地図がすぐ手元にあった中部編に手をつけ終了。意外に早く終わったのはコピー&ペーストが有効なくらいに峠どうしが接近しているからだろう。河川名や沢の名前がこと細かに書かれている旧TMも威力を発揮。これだから捨てられないのだ、旧TM。ツーリングマップルはここまで教えてくれない。
 帰って来てから引き続き関東編を更新。近藤さんの分水嶺地図には水系の区分が入っているのでこれも大変ありがたい存在だ。だが最終的に峠直下の川や沢は地形図閲覧システムのお世話にならねばならぬ。こういう時だけADSLが欲しい。でもYAHOOの配下にはならないからな。更新ついでに地蔵峠の2.5万図リンクと山王峠のMapionリンクが間違っていたのを更新。
2002年3月5日
 しばらく不調で使っていなかったCannaIMを何気なく当たってみたらちゃんと動くようになった(設定ファイルをいじっているうちに句読点が入力できなくなってしまったのだ)。/boot/etc/のKanBe Pref(だったっけ?)を捨てて、.cannaを入れ直したらOK(多分後者だけで良かったのだろう)。化けているからといってHotEditで編集したのがいけなかったのかも知れない。
そもそも何で.cannaをいじったかと言えば、何の事はない、キーバインドを「ことえり」にしたかったというただそれだけであった。笑う勿れ、どんなモードからでもctrl+sで英数小文字変換できたりctrl+xでカタカナ変換できたりするのは結構便利だ。alt+spaceを押す回数がかなり減る上にポジションが固定される。特に左手が(右手に比べ)不器用窮まりなく奇妙なほーむぽじしょんを持つ私にとって、これは大いなる武器である。あとは、できればshift+spaceで全角スペースとか、日本語モードのshift+8,9がびIMのように()だったりしたらもっと便利だろう。さらにいえばShift+入力はカナ変換とか。とはいえここまで来ると個人の趣味とか環境の問題になってくるんだろうけど。
超漢字のほうもことえりにしたかったんだけど、モードを抜けてローマ字にして半角にするという一連の作業を1ストロークで実現できなくて諦めていたのだ。半角英数変換を指定できることはできるんだが、思ったとおりに機能してくれない。何故だ。
2002年3月6日
 keybindは仕事の合間合間にconfigをいじって、かなり完成度が高くなった。あとは確定前の状態でバックスペースを押すと未確定の状態から確定して一字削除ができるといい。文脈判断の機能のないIMの場合は、例えば高を入力する時に「高い」→(BS)→「高」で出したほうが早い場合があって、今のCannaは文脈判断も何も無いような状況だからそんな機能が欲しくなる。むしろ文脈判断がない所が好きでいまだに2ではないことえりのほうを好んで使っているのだ。
 全角カッコは")"を")"で単語登録(!)できることを発見。さらに.cannaの最後のほうにあるdefsymbolで全角カッコを追加してやればいいことに気づき、念願の全角カッコが実現。ただし半角カッコの登録は何故かできなかった。sample.cannaや他の定義を見ているといろいろできそうだが、やはり移植版ということで全ての機能は実現しないようだ。特にファンクションキー回りはデフォルトでもF10の記号モードしか使えない。これでバリバリ単語登録できれば最強なんだがなあ。
 全角スペースが@@で入力できるのは昨日の晩に知ったのだが、やっぱりshit+spaseが恋しいということでkeymapから変えたった(1byte文字の海の中に無理矢理2byteを放り込んである。かなり強引な書き換え)。ミ田キーをctrlに変えるのも試したが、逆に近くなりすぎて不要であった。そもそもこのcf-c33の"スーパーキーボード"、構造の図は見つけたんだがキートップの外し方が一切解らない。恐くて外せぬ。
 辞典のほうは九州編を北からはじめて高森峠まで行ったところで挫折。(ケッ、そんだけかよっ)
2002年3月6日
 引続き九州編を大戸の口からはじめるが、鹿倉隧道まで行って、そこから先のページが無くなっていることに気づいて終了。全然進まぬ。あとのTMはこのゴミの山の中から発掘せねばならない。筒井康隆風に言えば尻の辺りがむずがゆくなる状況だ。その前に枝分水界を片付けておいたほうがいいのかも知れない。
2002年3月8日
 ここのところ忙しくて全然手をつけられない。辞典のほうは。酔った頭でCanna辞書の強化を試みる程度(ってそれ関係ないじゃんなんて言わないよう。入力環境を整えることも重要な作業なり)。userにことえり時代から使い続けてきたPubdic+αを入れてみたが、これでようやくまともになったかなという感じ。先に入れた地名辞書もあいまってなかなかの使い心地。旧道倶樂部も静狩も紫合も一発変換できるようになって嬉しい。文脈判断も板に付いてきた。
 とはいえバイナリ辞書が作れないからうしろのほうにテキストで突っ込んだだけなんだよなあ。薄いなあ。まあ、変が遅くなったとか。や、が入力できなくなったとかいうことはない・・・こともない。動作のところを;でコメントアウトするのは宜しくないようだ。あと、文字コードはutf-8でね。ついでに言えばNferやXferを使う項目は機能しないだけでなく他のキーバインドを邪魔してしまう。まさかShift+Xにバインドされる訳ではなかろうと思っていたのが甘かったようだ。さっさとコメントアウトするかおとなしく消してしまったほうがよろしい。
 NECのサイトからCannaのマニュアルを落してきてカスタマイズについて考察。さすがにUNIX向けに作られただけあって相当にカスタマイズできる。これが当然の姿なんだろう。Ctrl+nにtouroku-modeを割り当ててみたりしてみる。が、パレットに対するコピー&ペーストができないからあまり役に立たない。直接入力して登録せねばならないようだが、デフォルトでは単漢字がほとんど登録されていないためパレットからの入力すらおぼつかない(Pubdicを入れたので幾分かましになったけれど)。temporaryも使えそうで使えない。
 よく考えてみたらshift+spaceって半角なんだなあ。Macでは。ま、いいか。
2002年3月10日
 今週も又やさくれた日曜 玖月
 比較的簡単にTM中国編を発掘できたので、中国編に水系・2.5万図データを加える。あとは九州北部と枝分水界、四国、関西、東北。ちょうど折り返しってことか。・・・まだ折り返しか。時間(と余力)がないから水系と2.5万だけに絞ろうかとも思う。中国編は気合いで済ませたが、何となく関西編はやりたくない(特に南の分水界)気分。あの長さと複雑さを考えると気が滅入る・。
 作製しつつ山口市まわりの峠で5万図の地図番号が間違っていた所を訂正。若杉峠にはリンクを一つ。これだけ登山情報があれば何も現地情報を載せなくってもいいなあと思ったりして。車で行ける原生林かあ。これは分水嶺ではないが、波賀町のサイクリングターミナルではあの高野峠をコースにしているらしいことを知る。何て剛気なんだと思いつつよく読めば周回コースで東から登れということらしい。なあんだ。それはそれでやっぱり剛気には変わりないと思うけど。
 かなり唐突だが書架を引越しすることにした。大学時代の同輩のおかもと師匠のところ。同じdyndnsドメインで同じISDN経由だから状況はほとんど変わらない。意味があるんだか無いんだか。カスタマイズしたエラーファイルにSSIを加えて例のime.nuの真似したった。あはは。3月末までにはnagajis.dyndns.orgドメインは消滅するんだろう。
 よく考えてみたらshift+spaceって半角なんだなあ。Macでは。ま、いいか。
2002年3月10日
 今日もBeOSの話。早く目が醒めてしまったのでいろいろいじっているうちに、ふとしたきっかけから、かねてからの懸案の一つだった「SJIS→UTF-8一括変換」に挑戦してみた。
 そもそもUTF-8エンコードにしたところでNetscape3.0以下のロートルブラウザに対応できないのであまり実用的ではないのだが、Shift-JISで作って来たHTMLをgrepとかsedとかperlとかでいじることができない(だって内部からUTF-8なんだもん→BeOS)ので、public_htmlもしくはBunsuirei以下をまるごとUTF-8へ変換した上でsedしようという魂胆。何せBunsuirei以下には画像も含めれば900近いファイルが入っているため一つひとつ当たるのは不可能に近く、だからMacではマルチファイル(+正規表現)検索のできるJEditにお世話になっていたのだが、もちろんBeにはそういう都合のいいものがない。あってもやっぱり上記の理由によりSJISのままでは使えないのだった。Terminalからxtouで変換できることを知って、しぇるすくりぷとやらをつくればいいのだなというところまでは考えていた。だが、ファイル名を連続して───しかもあわよくばサブフォルダの中身まで全てを再帰的に───xtouに渡してやるにはどうしたらいいのだろう。
 だいたいこのへんまでは考えていたのだが、この朝思い出したのはbootscriptにごにょごにょして起動項目フォルダを作るというtips。そのページを参考に、あらかじめ決めたフォルダ内のファイルをfor - in - doでUTF-8へ変換することができるようになった。少しだけ覚えていたmvで.utf8を取り除いたりjpeg画像を除外したりできるようになって、とりあえず一階層分だけ手作業で放り込んでTerminalすればいいという形になった。逆はもちろん簡単だ。
 ここまでは意外にすんなり行った。が、そっからかなり悩まされる。まず作ったUTF-8のファイルの中身がgrepで認識されない。アイコンがいわゆる白紙の状態だとテキストとしても認識されないのか(Trackerで開けば自動的にAttributeが振られるようだが)。リソースがないMacファイルと同じ状態だと知って、うろ覚え見かじりのaddattrでアトリビュートを追加しようとするが何故かうまくいかない。仕方なくサンプルファイルからcopyattrする姑息な手段で凌ぐが、今度はこのままだとSJISに戻した時にHotEditがSJISと判断してくれない(!)。一時はUTF-8オンリーで行く事も考えたが、そのうちにMIMEとbe:encodeをちゃんと指定してやればいいのではという憶測から事は解決した。どうもHotEditは後者の値で文字コードを判定しているらしいのだ。次はカレントディレクトリ以下のサブディレクトリにあるファイル名を再帰的に入手する方法だが全く見当がつかないのでいろんなキーワードで探したっけ。ようやく見つけたUNIXのFAXリストV2.3の和訳の中にそのものずばりのQ&Aでfindというコマンドがあるらしいことを知る。これを組み込んでようやく完成。ついでにsedもと思ってmetaタグ内のcharsetを変換に合わせてutf-8←→UTF-8に入れ換える機能もつけることができた。こいつもずいぶん時間がかかったのだが最終的には自分のやりたいことが全く全て実現したのだった。正直に嬉しいし、嬉しいんでこんな所に長々と書いてみる。
 結局、この一連の作業で8時間くらい(笑)かかっている。参考書も/boot/beos/Documents/も持っていない素人にしては上出来ではなかろうか。一体今日だけでいくつファイルをscratch ratにしたんだろう。
 今日の結論:頑張れば何とかなる。
2002年3月14日
 13,14は引続きsedの練習。正規表現の使い方を少しずつ覚える。
 sedである文字を改行に置き換える方法について随分悩んだが、何の事はない、
s/hoehoe/\
/g
で良かったのだった。一生懸命正規表現を使っていた私は愚か者。
○BeOSのshellがshellのコマンドまでマルチスクリプトなのに驚かされる。/boot/home/transにBunsuirei以下を放り込んで、以下のすくりぷとを実行。
cd /boot/home/trans
for file in `find . -name '*html'`
do
sed '/hogehoge/d' $file > $file.o
mv $file.o $file &
addattr -t int be:encoding 65535 $file & # UTF-8エンコードであることを明示的に指定
addattr BEOS:TYPE text/html $file & # MIME
echo $file & #確認用
done
./trans以下にあるhtmlファイル中のhogehogeを削除するすくりぷとのつもりだが、&を全く使わない場合は3分30秒、赤の&がない場合は3分、全てつけた場合は2分40秒(!)。もっとこなれたスクリプトならさらに早くなるはず。かといって調子に乗って全行に&をつけるとえらい目にあう。hogehogeが削除される前にファイル自体が削除されてしまってエラーが頻発。
 そうそう、xtouの-nオプションは-xとは別に書かないといけないんだ。これでtrを使わずに済む。

2002年2月

2002年1月(半分消滅)

2001年12月(消滅)

2001年11月(消滅)

2001年10月

2001年9月

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