nagajisの日不定記。
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ものごとの伝達手段としての言葉を考えた場合、印象的な言葉なりキャッチーなワードなりを使うのは効果的なのだけれども、果たしてそれで事実が伝わったかどうか、心許なくなる。
例えば、別府には世界で知られる11種類の泉種のうち10種類があると言われているらしい。それだけを読むと「へぇ」と思うし誰かに伝えたらある程度興味を引くだろうけれども、実際のところは泉質なんて含有成分の割合の多い少ないでしかなく、そもそも泉質というものの違いがどれだけ効能に現れるかも定かでなく、だいいちせいぜい1、2時間浸かっただけでどれほど皮膚下に浸透するかも不明で、個人的にはただ恒温の湯であることが価値であるとしか思っていないから、nagajisがそういって別府の宣伝をするつもりはない。
そういう言葉が一人歩きして事実以上の印象を与えることもあれば、歩き疲れてくたくたになったそんな言葉がかえって別のイメージを醸し出したりもする。今どき「泉郷・別府」なんて言っても誰も有り難がらないだろう。ここでさらにキャッチーな言葉を探してくる手もあるにはあるが、そのたびにオクターブが上がっていって、しまいには金切り声みたくなってしまう。そうして当の本人にはそれがわからない、という。
かといって別府の逐一を事細かに叙述したところで別府の真の姿が伝わるわけでもない。11種類の分類の基準を事細かに述べ立てたうえで「そのうち10種がある」といっても「さいですか」で終わりそうな気もする。何しろ相手の興味は有限で、読む時間も有限だから。仮に1万wの長文を書いたところで何も伝わらないかも知れない。
そういう諦めのもとで何かを書くというのは寂しいことだ。けれどもそれに慣れ切っているからかえって好きなことが書けるのかも知れない。100%伝えられないことを前提として、どこまで迫れるか、みたいな。
使い回しつつ作成。commが使えていた頃のcronの代わりも作る。自分だけが使うものなのだがあれこれドツボる。
メール全体からコピペ>データ部分を抽出>記録>(ある程度溜ったところで)ラベル用にCSV出力>記録削除&「送りました」メールの送信
をやらんといかん・・・オーダーのデータ構造を変えたりナニしたり散々。
うらー! でけたー!
送信文まで自動で作ったれ・・・ということで急遽TeX学習中。なに、HTMLの祖先だと思えば、と思って始めたら、オモロイ、オモロイ、何でもできるよねこれ。
テンプレートを作ってCSVではなくTeXで出して出力。枚数が多い時に威力を発揮。Miでコンパイルの橋渡しができるのも有り難い!!