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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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2006-11-01 サ行報告 [長年日記] この日を編集

[ORJ] さっそく告知 of OFF会

 マフ巻さんに押しかけっぽいOFF会提案をしてしまって通ってしまいました.急なアレで申し訳ありませんです.頑張って掘ってくるぞ.

[独言] しかし

 宍喰町史によると江戸時代の隧道は一度閉塞し、明治30年代に掘削し直したが間もなくまた閉塞したという.現在の猪ノ峠隧道は昭和10年代の新設隧道だが、少なくとも旧隧道の東口坑口は現隧道とかぶっていない.どの程度まで残っているかは不明.結構な賭ではある.むしろ4日夜の野宿がメ(ry

[ORJ]すでに

[独言] せっかくなので

 隧道データベースの新機能を使って地図のエクスポートを披露.要はデータベースの地図出力部分だけを切り出してiframeで取り込もうという魂胆だ.Googleソースを書かなくて


突貫工事なのでまだ

[ORJ] その一方で

 バックナンバー用pdf、特濃!のリンク貼り完了.チェック出しもほぼ完了.これで過去記事分は一段落.おまけコンテンツもあるよ.
 次号原稿の明治隧道@大分県は、ORJ4月号で「国道213号隧道史」を寄稿してくださったしろさんにご協力いただくことに.強力な助っ人、というよりこちらからおぶさってしまいそうな位の勢いです.よろしくお願いいたします.


2006-11-02 いつものごとく [長年日記] この日を編集

[ORJ] リンク間違えた

 必死で作ったんだが(それはnagajisの勝手だが)。ともかく4、5日はオフ会です。
 自分は4日の朝に出て13時少し過ぎに旧宍喰町へ着く予定。当初は図書館へ寄ろうと思っていたけど国民の休日は休みだそうだ。かわりに聞き込みしてこよう。マフ巻さんとは夕方5時ころ駅前で落ち合う予定。

 

[ORJ] 作業報告

 壁紙作り。アクション組合せで一発だーと考えていたのは甘かった。解像度を下げるごとに画像調整したくなってしまって結局丸一作業日を費してしまった。これ書いたら寝ますごめんなさい。


2006-11-04 ちくしょう [長年日記] この日を編集

寝過ごしたうえに遅上がりだ.今から全支度開始.

仮掲示板とアップローダー

6日まで更新できないので携帯から書き込める臨時掲示板置きます.写メールupできれば良いのだけどそこまで手が回らず.代わりにあぷろだを設置.参加者の誰かがフルブラウザを持っていることを祈る.つーか聞けヨ<nagajis


2006-11-07 無事終了 [長年日記] この日を編集

OFF会

 帰って風呂に入った後爆睡してしまったために帰宅報告が遅くなってしまった。無事帰ってます。帰るまでがオブローディングと言われているが(誰が?などというツッコミは不粋)、まあ誰も心配してはいないだろう。和歌山フェリーが沈没することも南海電車が脱線することもなく帰宅している。マフ巻さんところへの挨拶もまだだ。早くしよ。

[] ご忠進、ご忠進

 ふと日本土木学会図書館の土木デジタルアーカイブスを覗いてみると、戦前名著百選が補完されているッ! しかも本邦道路橋集覧とか田辺朔朗のとんねるとか読んでみたかった本がかなりの数ラインナップされとーるッ! それはまあnagajisくらいしか喜ばないかも知れないが、鉄道省編の日本鉄道史上中下年表なんて喜ぶ人多数なのではないかしらん。ご苦労さまです、そして感謝!>土木学会図書館さま。しかし今からが忙しくなるんだよなー...

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ taihei [いや,喜んでいるのがここにもひとり。]


2006-11-12 バックナンバーCD [長年日記] この日を編集

[バックナンバーCD] まだやってんの?

 なんて言われそうだが事実まだ終わらない.毎日これに時間を費してもまだ終わらない.泣きそうだ.しかし、あと少し.

 企画別インデックス、号別インデック、あきら氏特別コンテンツ、nagajisのどーでも良いコンテンツその他additional pdfはほぼ完成.バックナンバーの見直しも終わった.昨晩から徹夜でコンテンツ概説のHTMLページを作成している.これも基本的に終わった.あとは詰めとチェック待ちだが.いんどいので一旦寝る.これ見てたらいつもの場所にupしてますけん>各位.泣きながらzipも作りましたから.

 CDには創刊号〜第10号までを収録.お値段は多分据え置き.高くなったとしてもお約束の810円.最初に言い出した時は5号分って言ってたから2倍お特ですよ奥さん.そして今なら同じものがもう一枚...ということはさすがにあり得ないが、しかし1000枚作った所ですべて捌けるとも思えんな.何か手筈を整えておかなければ.

 現在、CD用のデータは670MB.個別ファイルと統合版という重複はあるとはいえ、CD一枚にみっちりpdfデータが詰まった状態.どこを切ってもpdf.押したら五穴からにゅるにゅるとpdfが溢れ出す勢い.そうそう見られるもんじゃない.その前にそんなことはあり得ない.5つも穴ないし>CD

[独言] それにしても

 バックナンバー「作る」のってこんなにしんどいとは尾も湾買ったな.なんでこんなに時間がかかるのか.単にnagajisのキャパシティーが小さいだけなのか、どえりゃーことをしているからなのか.多分前者だとは思うが.

 マシンが非力っていうのもあるだろう.G3の300MHzは数字ほど遅くはないけれども常に限界でぶん回している感じがする.CPU替えたい気もするが替えた所で所詮はBeigeG3だしな.バスとかHDDとかがボトルネックになってあんまり変わらないような気がするし、そもそもそんな金もない.

 言ってしまえばこのCD、祭りである.nagajisが大損をするだろうが祭りなのである.だからいいのである.そのためにツマラナイ会社を辞めずにだらだら生き延びてきたnagajisがいるのである.月10数まんえんの雀の涙から切り取って切り取って貯めてきた資金を一挙に放出する.多分生涯で最も高価な買物になるのだろう.そこ、頼むから笑うなよ.
 そのくせ、CDで儲けることはできないだろうことは解っている.せいぜい得られるのは知名度と、生まれて初めて、「自らの手で創り出したもの」で稼いだという自己満足.誰かに給与してもらったのでもなく、誰かに媚びへつらうこともせず、貢いでもらったのでもなく、全くの無から有を創り出して稼ぎたい、というのが一つの夢だった.このCDに含まれる予定のデータは各位の原稿を除けばほぼ100%、無から生み出したものだ.これを足掛かりにして次へ進むことがCDの発売目的だと言っても過言ではない.

 念のために言っておくが、自分は夢を捨ててはいないからな.


2006-11-15 勝手に佳境・書いて現実逃避 [長年日記] この日を編集

[バックナンバーCD] CDレーベル、ジャケット他作成

 コンテンツもさることながらCDのレーベルやジャケットにもかからなければ.ということで昨晩中格闘していた.5度Macが落ちた.Macに文句を言うと不機嫌になるってホントだと思う.

 ジャケットは今の所ORJの構成とほとんど同じになると思う.いろいろ書こうとするとクドくなるのでごくシンプルに.というわけで作ったバックカードはコチラ

...ええとごめんなさい嘘です本式では真面目にやります.極個人的にはこういうノリにしたいとは思うけれど、これをいざ配布する段階になって恥ずかしくなったりしそうだ.
 じゃあなぜ作るのか? それはきっと、AppleのHW開発陣が新規ハードウェアを作るにあたってPowerPC604e×12のモンスターマシンを作ってみたりするアレだと思う(あの話は本当なのかなあ.ずいぶん前の伝聞だから間違っているかも知れない).要は自分のテンションを上げるおまじないみたいなものか.そうでもしないとまた落ちそうだぜこのクソ忙しさは.

 好きな方は上のファイルをプリントアウトして差し替えてくださいませ.拡大縮小せずに打ち出して、四隅の線の内側を結ぶようにして切ればそのままアウトサイドのカードと背表紙になるはずです.

[ORJ] POPメール@the-orj.org

 OFF会前にうまく設定できなかったhogefuga@the-orj.orgのpop・SMTPがようやく設定できるようになった! CDの注文ではせいぜい活用させていただこう.ポイントはユーザー名に@the-orj.orgをつけなきゃいけないってところだ(それが普通なのかなあ.少なくとも別所のアレはユーザー名だけだ)

 ふとここで思い付いたのだが、寄稿してくださった方にthe-orj.orgのメールアドレスを進呈するってのはどうだろう? いや実にたった今思い付いたのだが.FMラジオのステッカーみたくていいかも知れない.100個くらいは登録できるらしいしな.但し添付ファイルは2〜3MBくらいまで、メールボックス容量もあまりおごってあげられないと思う.

[] 毛見隧道その2

 以前の続き.毛見隧道がいつ作られたかを知りたかったというところから.和歌山市の側はとにかく蔦まみれで扁額すらまともに見れない状態、南側は「乾坤純和」という四字成句と「久一書」という文字だけだった.

 まずは和歌山県の国道工事事務所に電話したのだけど、その返事では昭和22年竣工だという話だった.「戦前だったら近代土木遺産間違い無しですよ!」みたいなことを言ってしまって赤面したものだ.が、それを先生に伝えると.さまざまな点から鑑みてそれはないはず、ということで和歌山市の道路課に問い合わせて下さった(!)結果、大正14年に「共用開始」という情報が出てきたそう.さすがだ...詰めの甘さは天下逸品なnagajisだ.

 自分のほうでも追加調査した.「久一」は長谷川久一で間違いなく、大正13年から昭和2年まで県知事を務めている.隧道については和歌山市史に記述がないことは把握していたので、隣の海南市の市史や戦後まもなくに和歌山県が発行した「あゆみ」などを読んでみた(いずれも近くの阪大図書館にあって助かった.市史の類が地味に充実しているので重宝する).直接的な情報は出て来なかったのだが、確かにこの頃に琴の浜あたりまで開通していたようだ.そのうえ昭和22年は南海大地震でドタバタしていた時期.相次ぐ台風による災害復旧工事ともあいまって財政的に苦しんでいた時期だったようだ.

 海南町史によると、路線(県道和歌山御坊線)の改修自体は大正12年に県議会で決定していたものの、当時の海南町の中心部付近で土地買収に絡んで紛糾した模様.新道を通すか旧街道を拡張するかの二案があって、どちらにするかで長いこと工事が中断している.そうこうしているうちに県知事が代わって、内務省長官だった長谷川久一が就任.大正13年のこと.そうして紛糾している区間を置いてさっさと前後の道を作ってしまったらしい.

 扁額に掲げられた「乾坤純和」は陰陽調和して平和なさまをいうそうだ.隧道という陰、日の差す道の陽、二つの完成を祝した言葉と読み取れるけれども、土地買収でもめた経緯を踏まえるとちょっと穿った見方ができてしまう.自分の利益ばかり考えて紛糾している2者に対して「もうちっと妥協せんかね」という皮肉みたようなものに.

 長谷川久一という人は結構面白い人で、当時の道路系雑誌にも多くの寄稿をしている.内容も「織田信長の道路改良」「旅人西行の心境」などというものがあって、いろんな角度から「道」を考えた人だったんだろうなあと思う.ちなみに長谷川は東京都知事や警視総監なども務めているエリート官僚也.

[土木デジタルアーカイブス] 丹那トンネルの話

 忙しくてもやっぱり見ちゃいますよねtaiheiさん、と勝手にシンパシー(ゴメンナサイ).丹那トンネルの話が特に興味深い.今だったら(といってももう終わってるけど)間違いなくプロジェクトXになる物語だ.

 断層と温泉余土と記録的な出水に悩まされて15年もの歳月を費した丹那トンネル.あちこちでその話を聞くけれども、ここまでまとまって、かつ解りやすい解説はないと思う.魔の4950フィート.へし曲るI鋼.左下の貫通.奇妙な客.2度生還した男.勝手に脳内でスーパーインポーズ(古)がかかったり田口トモロヲがナレーションし出したりして困る.「急所が冷えると」云々という話も載っていた.ソレも一種の「技術の伝承」ですよ!>mty.さん(水没意識調査参照)

[ToDo]

 export_pref.phpの修正.現状ではpointerが正しく設定されない.そもそもズームが効かないのは何とかしたい.GETで投げるか.

 getSize()の値も変.Firefoxでは+6されるようだ.


2006-11-16 resは要らぬと言われても [長年日記] この日を編集

[独言] するからなするからな

 しかし今日は頭が痛いので明日にさせていただきます(莫。MLのほうも>ごめんお二人

 昨日で生活時間をリセットするつもりが失敗。2時間も眠れなかった。この不規則な生活が、というよりも人間の生活リズムが25時間周期らしいことが嫌だ。なぜ24でないのか。人間生理に従って暮らせば必ず不規則になるというあり得ないテーゼ。かといって人間をやめて明日から石になることもできぬ。貝になるのはたやすいけれども。

 こういう頭の痛い時は何を考えてもネガティブになっていけない。例えばこの下に出てくる「リンク元」。「謝罪文」「書き方」でこの部録"がヒットしているらしくてしかもその検索ワードでここに至っている人が複数いてはるらしい。確かに(公式には)謝罪文しか載ってないような場所ではあるが、それはまあともかくとして、まともに謝罪文が書けた例のない自分にとってみればこれ以上にない皮肉である。そのうえ来た人には全く益にもならない隧道話だの一人で盛り上がっているCDだのの話ばかりが上に来ている。せめて過去の中学生以下作文が上にくればいいのに。そうすれば反面教師くらいには役に立つだろうにと自虐的になってみたりもする。そもそもあれ自体が自分を貶すために書いたものだ。

 そのうち実はこれは仕組まれた罠なんじゃないかと思うようになってくる。余りに数が多くしかも毎度毎度のことだから何処からかrefererを偽装して飛んでくるbotがいるに違いない、そうに違いないのだそうやってnagajisを貶しめ真棉でじわじわと首を締めるような真似をしている輩がいるに違いないのだけけ怪しからぬのだとありもしない第三者へ矛先は向けられ出す。

 そうかと思えば現実から目を背けて架空の世界に身を置き出す。いくらrefererが偽装可能とはいえyahooばかりなのはおかしい。おれならばgoogleとかlycosとかgooとかseek.jpとか適当に混ぜてもっと徹底的にするだろう(かどうかは実際にやったことがないからな)。やはりこれは日本人口1億6千万人のうちの0コンマ何%の人間はつねに謝罪文の書き方を知る必要に追われていてさらにその0コンマ000何%の人物が非日常的火急的速やかに書かねばならぬ焦りからIEデフォルトのYahooを使った上でこんな瑣末なサイトにまで訪れてしまっているのだ可哀想なのだいわば彼らは自分の仲間なのだと終いには他者に同情すると見せかけた嫌らしい攻撃までし始める始末だ。

 結局、根本に立ち帰るのはいつも最後になる。悪い癖だと思う。実際にクリックしてみたが検索結果一覧にココが出て来なかった。あれおかしいなとキーワードに「ORJ」を加えてみたら、確かにあった。本文中にもあるにはあるのだが、どうもyahooの検索が「リンク元」のリンクの中にあるエンコードされたクエリーとしての「謝罪文」という文字を拾っているらしいのだった。つまりは無限ループしているのだ。こことyahooとで。

 おそるべしインターネット。おそるべしblog。たった一度の悪行(というときっと語弊があるが今は無視する)も決して逃さないのか。天網恢恢疎にしてして漏らさずとはまさにこのことではないか。web2.0どころの話じゃないし接してなどと書きそうになった自分がさらに情けない。

 そうしてここに書いてしまった以上、無限ループはさらに激しく回り続けることになるのであった。回れ回れ。回って回ってバターか円ひろしにでもなってしまえ。

 そういう訳でいま猛烈に頭が痛い。後で消すからな。くそ。


2006-11-21 煮詰まる [長年日記] この日を編集

[] さんざん書いたのに

 間違って前のページに戻ってしまって書いたやつが消えちゃったよぉぉぉ.そうして意味不明な書き込みになってしまうのか、これも.

 ともかくちと煮詰まったので一晩何もせずに寝るという連絡事項です.メールの返事が遅れているみなさま、ごめんなさい.私は冪乗則を地でゆきます.

[独言] 書かなかったことの続き

 同じことを2度打つのもはげらしい(大分弁で「ばかばかしい」の意)ので、しかしそれはそれで自分らしいかも知れないと一瞬思ったりもするのだが、それでもよだきいことには変わりなく、代わりに違うことを書いて現実逃避しようと思う.なお「よだきい」は標準語の「面倒臭い」に似ている大分弁だが微妙に違うニュアンスであり、かつて幼馴染みが「してもいいけどせれれん」と大分弁で重ねて翻訳して見せて、実にそうでもしなければこのアンニュイさは表現できないような言葉である.実に玄妙な言葉だと思う.全てが「よだきい」で済ませられる大分県の中の人・nagajis.その性格や推して知るべし、だ(そんなの無理やっちゅうねん).

 確かに面倒臭いことは世の中に溢れ返っている.バックナンバーCDだって面倒臭いことの筆頭だ.以前に放流した魚をまたすくい集めて色で染めてニシキゴイにして見せるような作業だ.だがしかし、それはそれで目的のあること、「よだきい」で済ませられるものではない.なので泣きながら作業をしている.そもそもそれは誰のためでもなくまさに自分自身のためなのだから.だから作業の愚痴は言いたくない.好き好んで苦労して、その背負った苦労の愚痴をこぼすようでは世話ないよ>nagajis.

 いろいろやりたいことはある.積んだ仕事が山になっている.少しずつでも片付けたいが、下手して最下層の仕事を処理したりしようものならがらがらがらと全てが崩れてしまいそうな予感.ちっとは考えて積んどくべきだった.当たり障りのないものから順に片付けようと思っても、全てが廃道の葛の蔦のごとくに絡み合っているため全く始末に負えない.特に隧道データベースのlib.php回りだとかpref.phpとexport_pref.phpの関係だとか.こういう時に快刀乱麻なナタが欲しくなるものの、所詮ナタでは雑草を苅るのがせいぜいだ.大木を切り倒すには斧がいるということ.かといって斧持ち歩くのはさらに犯罪者チックで嫌だ.

 自分の場合、こういう時はとにかくモノを書くに限る.かいて気分転換する.ひらがなは止したほうがいいかも知れない.とにかく今までで一番欠けていたものはスピードだ.内容を吟味するのはとりあえず置いておいて、脳が考える前に脊髄反射で書けていた頃が懐かしい.しかも漢字TALK7.5のことえりで.あの頃は良かったなあ、とかなり面倒臭い比喩を出し始めると裏nagajisが徐々に首をもたげてきた証拠だ.

 もう一つ悟ったのは、誰かに向けてかくということが非常に苦手であるということだ.ORJの文章も、サイトの文言も、どうしても「読み手」を意識してかかざるを得ない.かく相手のことを考えすぎてぎこちない物腰になったり固くなったりする訳だ.なるほどね.だからひらがなは止した方がいい.

 先日来からこの部録"を誰に向けてかくものでもないことにした.正しくwebの在り方だと思っている.ここにかかれる文章は主にnagajisに向けられていて、何かの暗喩であったり誰かを貶めようとするものだったり催促したりするような意図がないことは断っておく.ただここに何かかがかかれているか否かでnagajisのactivityなりORJの未来なりを計って頂ければそれでよいと思う.そんなことでいいのかと思いつつ.よほどひらがなが気に入ったらしい.

 つーかそれって、高齢者宅の旗みたいだな.いやいや、ここは越後の「印の竿」としておこう.昔、雪深い地方では家の軒まで雪が降り積もって家の中に閉じ込められることがしばしばだった.そんな時の慰めに、高い竿に藁で編んだ家の印をつけた「印の竿」を立てておいたという.「ここに家があるんだぞ」と道ゆく人に知らせることで(知らせる準備をしておくことで)「ああ今誰かが見ているかも知れないぞ」と思い、雪中の気を紛らわすものであったとか.ホントかどうかは柳田翁に聞いて下さい.いずれにしても何か悲しくなるような比喩だな.しかし想像する力も大事だから.


2006-11-28 作業報告 [長年日記] この日を編集

[ORJ] ちゃ、ちゃんと作業やってるんだからねっ

 あんたのために作ってるんじゃないんだからねっ。と慣れない書き方を試してみよう。聞きかじりのbuzzwordなのが残念だが。ホントに聞きかじりだからなっ。

[] 21日の出来事

 この日nagajisは大変面倒臭い人になった。


画像の説明証拠その一。「ぱ・る・る」と「廃道」の似つかわしくなさといったら。
画像の説明証拠その二。8110えんでないことには突っ込まないでいただきたい。

 申し込みから口座開設までに家と郵便局を二度往復するような長い長い紆余曲折があったのだが割愛させていただこう。そもそも何か大きな間違いをしているが、作ってしまった以上は後に引けない。というか作った後に気がついて凹んだ。

 その日のうちに別所で振替口座の開設をし直した。この日のために作っておいた団体規約、あっさり受理されたかに見えたが、後日電話がかかってきた。「「編集部」という名称だと1人である可能性もあるので
団体と認められない」そうだ。なぜORJの現状を知っている郵便局。どうするORJ。しかし例示された修正案「日本の廃道研究会」では余りにも締まりがないし、何だかnagajisの生態を遠巻きに観察する会みたようでちょっと違う。そもそもそんな会は嫌だし非観察者たるnagajisが加入できない。

 そのうえ郵便局からの帰りに唯一の身分証明書である健康保険証を落としてしまって激しく激しく凹む。恐らくその凹みは地球を貫いてチリメキシコまで達していたに違いない。アディオス、おれの身分。たった一枚のカードでしか存在を証明できない儚い存在・nagajis。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ マフラー巻き [いや、それ重大だから。ちゃんと警察に遺失物届出しときなさい。 名簿上の必要があれば名は貸すぞっと思ったけど、無事に通帳できたのね。 おめでとう。CD早く発売汁。]


2006-11-29 ディスプレイがやばい [長年日記] この日を編集

[独言] ディスプレイがやばい

 作業がみっちり詰まってくる月末(いわゆる佳境)になると思考が後向きになりがちだ。何日もかけて書いた自分の原稿も、書いた時点でずいぶん熱意が覚めていて、いざpdfにする段階になるとかなり億劫になる。これが他人の原稿だったら全然違うのだが。自分のはホント、どうでも良かったりする。

 Macなどけり倒して酒くらって寝てしまいたくなる。正直過去に何度か「PC不調のため今号は延期します」とか何とか言って逃げようかと思ったことがあることを白状しておこう(なので今後そんなことがあったら「ハハーン」と思っていただいてよい)。しかしうちの3000えんMacは頑丈で、フリーズはしても起動しなくなったりディスクが飛んだりするようなCriticalな状況に陥ったことがない。10年前のマシンとは思えない頑丈さで動き続けている。以前譲って頂いたバックアップ機器もあるし、そうそう簡単にデータが飛ぶ事はない。

 そのかわり、いま、ディスプレイがやばい。ディスプレイケーブルが断線しかかっているらしくて、先日来から画面が黄色になりがちだ。緑の線が切れているのか? まるで徹夜明けの太陽のようだ。これを理由に人を殺めてしまったりしたらまだセンスもあるだろうが、今の自分にはそんな暇すらない。それ以前にそんなことをしてはいけない。

 元々は「画面写らず」のジャンクとして3980円で売られていた液晶ディスプレイ(よく考えたらMac本体より高いじゃないか)。買ってきて、ヒューズ直結で直した戦利品。実は縦型にもなるおもろい製品なのだがWindowsを使わない自分にとっては宝の持ち腐れだ。他のジャンクディスプレイからケーブルを持ってくれば治るかも知れないが、だから今はそんなことやってる暇なんてないってばよ。

 パソコンが2台あるのにディスプレイが一台しかないのがそもそも悪いのだ。メールとオペとが別マシンなので事あるごとにコネクタを外してつなぎ替えなければならず、それがケーブルに負荷を掛けたに違いない。ディスプレイチェンジャーみたいなものを導入しようかと思ったこともあるがいつもの「よだきい」発動で見送っていた。そのツケが回ってきたようだ。

 パソコンが壊れる状況を望みがちなこの佳境にあって、不意を突いて現われた困難。ひねくれ性の自分はかえってやる気が出てきてしまった。このままだましだまし使って乗り切ろうと思う。

 つーわけで次号、色目がおかしくっても堪忍してな。少なくともまっ黄色のpdfにはならないと思うから。