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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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2011-12-01 [長年日記] この日を編集

[独言] 神子畑選鉱場

神子畑選鉱場が操業停止後異例の早さで撤去されちゃったのは「廃墟マニアが立ち入るから」ってのが第一の理由だったと聞かされていろいろ物思わされる.それが理由で国内最大級の産業遺産かつ観光資源としても活用出来たかも知れないものが失われたわけで,だからマニアは云々と思ってしまいそうになったが,所詮私も同じ穴の狢だ.勝手に入り込んで主観でいいものだと騒ぎ立てるだけじゃ何ら変わるところがない.

廃道の「廃なところ」にばかり焦点をあてて喧伝していては自ずと行き詰まる.廃道の価値が「廃な状態」だけにあるとするなら,そうでなくなった時に一切の魅力を失ってしまうことになる.そんな薄っぺらいもので廃道があるわけがない.

[独言] でんわ

間違い電話なうえに訂正の機会も与えられずそのまま強引に冠婚葬祭互助会を勧められた.いろいろムカつく.正木じゃねーっつの.互助の必要もねえっつうの.

[] TRDB

書いているうちにアレコレ見逃してることに気づいた.もとから完全究明でない廃隧道なのだから「ネタ提示」のつもりでTRDBにしたのだが,だんだん勿体無く思えてきた辺りが貧乏性である.こんなnagajisは無視して続きを調べていただきたい>誰か.次行けるとしたら来年春とかそういう頃になるだろう.

本日のツッコミ(全9件) [ツッコミを入れる]

Before...

_ sudofoo [発売日以降、彼方此方本屋で捜しても自力で発見できず。 KINOナビで在庫○のレシートを尾根遺産店員に見せてこれ何処にありますか?で、漸く入手。 発見できなかった敗因を考察すると、 1.廃道本と同じ..]

_ nagajis [確か神通川橋梁の説明のところにあるURLやったと思います>ocozeさん. あ,大丈夫です,理解してまする>isoさん]

_ nagajis [配架場所に定席がないので探しにくいですね>sudofooさん(お久しぶりです). 梅田では道路なんちゃらハンドブック等と同じ棚にありました.土木>道路>関連書籍という分類のようです.]


2011-12-02 [長年日記] この日を編集

[産業遺産] 一覧

うむ.何をしたかったのか早速わからんくなってしまった.

「文化財」になれば「文化財」という価値が認められたことになる.保存の義務が生じる.保存される.「近代化遺産」にはそういうものがない.とりあえず古いものをそう呼ぶことにしただけであって,何か価値が生まれるものではない(近代化遺産だからといって価値があるとは認められてない.文化財になれば違うが)? 調査報告書では価値判断を下してないし.

いや違うか,「近代化遺産」という価値は認められてるけど法的に云々なんか.「近代化遺産」の考え方が一般に浸透すれば自然と価値が認められるか.

うーん,「価値」と「認定基準(認定対象)」を分けて考えないといけないな.ごっちゃになってる>nagajis

それからすると「近代土木遺産」は思い切ったことをしたのだなと思う.認定と価値判断を同時に行なったので,たとえそれが恣意的なものであるとしても,どんくらいの価値があるかひと目でわかるようになった.利用する側としてはわかりやすい.土木学会がAランクと認めたよ!というようなことが言いやすく,言葉が浸透し認知される前から「土木遺産=価値あるもの」というイメージを与えられる.勝手に「超A級廃道!」て言っちゃうようなもんやね.

一方でわが産業考古学会の「推薦産業遺産」は影が薄い.しかし制度が始まったのは行政や他学会よりも先んじているし,なにより制度の趣旨がいい.文化財指定*されていない*物件を対象とし,認定することで,物件の価値を世間にアピールしようというもの.こういうボトムアップなやり方は地道だが必要なことだろう.

ToDo:近代化産業遺産
    http://www.jsce.or.jp/committee/jyuten/files/H19j_03.pdf

文化庁の文化財行政

重要文化財(建造物)

定義の典拠
文化財保護法
ものさし(対象)
建築物,土木構造物及びその他の工作物のうち,次の各号の一に該当し,かつ,各時代又は類型の典型となるもの
  1. 意匠的に優秀なもの
  2. 技術的に優秀なもの
  3. 歴史的価値の高いもの
  4. 学術的価値の高いもの
  5. 流派的又は地方的特色において顕著なもの

登録有形文化財

定義の典拠
文化財保護法
ものさし(対象)
原則として建設後50年を経過したもののうち,
  1. 国土の歴史的景観に寄与しているもの
  2. 造形の規範になっているもの
  3. 再現することが容易でないもの

重要文化的景観

定義の典拠
文化財保護法
ものさし(対象)
地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された次に掲げる景観地のうち我が国民の基盤的生活又は生業の特色を示すもので典型的なもの又は独特のもの
  1. 水田・畑地などの農耕に関する景観地
  2. 茅野・牧野などの採草・放牧に関する景観地
  3. 用材林・防災林などの森林の利用に関する景観地
  4. 養殖いかだ・海苔ひびなどの漁ろうに関する景観地
  5. ため池・水路・港などの水の利用に関する景観地
  6. 鉱山・採石場・工場群などの採掘・製造に関する景観地
  7. 道・広場などの流通・往来に関する景観地
  8. 垣根・屋敷林などの居住に関する景観地
(うち太字のものが『産業遺産』にかかるもの?として挙げられてる)

近代化遺産

定義の典拠
見つけられず.文化庁施策「近代化遺産(建造物等)総合調査」により,各都道府県の教育委員会が調査を行なう.
主として近代的技術によって造られた産業・交通・土木に関する構築物(文化庁サイト
参考:近代の文化遺産の保存と活用について(報告)(平成7年10月16日 近代の文化遺産の保存・活用に関する調査研究協力者会議の報告)
ものさし
文化財としての価値の評価基準は明示していない.
県によっては「価値評価」の項目を設けたところがある(福岡県).山口県・愛知県・岡山県・兵庫県は共通の「調査票」を用いて調査.
※大分県は保存状況・利用状況をA-Dの尺度で評価.保存状況「A:良好,B:普通,C:不良,D:その他」利用状況「A:当初のままで利用,B:一部変更して利用,C:廃棄・廃屋,D:その他」.ある意味物件の価値判定と取れなくもない.

歴史的砂防施設

定義の典拠
歴史的砂防施設の保存活用ガイドライン[国交省・文化庁(2003)]
江戸期以降の砂防関連施設で,文化財指定されているもの?
ものさし
登録有形文化財に準拠しながら具体的な例示を加える
  1. 国土の歴史的景観に寄与しているもの
    • 特別な愛称で親しまれている
    • その土地を知るのに役立つ
    • 絵画など芸術作品に登場する
    • 新たな景勝を創出した
    • 地域の発展に貢献している
  2. 造形の規範になっているもの
    • デザインが優れている
    • 著名な設計者や施工者が関わった
    • 後に数多く作られるものの初期の作品
    • 時代や建造物の種類の特徴を示す
  3. 再現することが容易でないもの
    • 優れた技術や技能が用いられている
    • 現在では珍しくなった技術や技能が用いられている
    • 珍しい形やデザインで,他に同じような例が少ない
歴史的砂防施設の価値をどこに見出すかについて,
施設自体に係わる事項
材料:構成する材料(材質・色調)
形態:構造形式(外観と構造)
技術:技法の継承,再現
土地との関係に係る事項
地勢,地質を考慮した特徴的な形態
周辺の自然と一体となった景観

歴史的公共建築物

定義の典拠
国交省・文化庁「公共建築物の保存・活用ガイドライン」(2002)

国土交通省及び文化庁の指導のもとに平成13年度に「歴史的公共建築物の保存再生活用に関する懇談会」を設置し、保存・活用にあたっての障害となる問題の解決方法を調査するとともに、これまでの事例をもとに歴史的公共建築の保存・活用の手法をガイドラインとしてとりまとめた。(Google BooksのAbst.より)

対象
(古い公共建築物.詳細は未見)
ものさし
公共建築物の多様な価値=5つの評価軸
  1. 歴史的評価
    • 建物の時代的特徴からみる先進性,成熟性,希少性(学術的位置付け)
    • 記念性
  2. 文化的評価
    • 芸術性,観賞性,設計者の意図
    • 地域文化への貢献
  3. まちづくり上の評価
    • シンボル性(ランドマーク)
    • アイデンティティの形成,地域振興
    • 誘発性
  4. 機能的評価
    • 建物位置,利便性
    • 安全性(耐震,防災,防犯等)
    • 快適性,環境負荷
  5. 経済的評価
    • 土地利用,施設利用状況
    • 維持管理費,不動産価格(および将来的な費用対効果の可能性)

文化的景観・歴史的風致(地区)

定義典拠
採掘・製造,流通・往来及び居住に関連する文化的景観の保護に関する調査研究会『都市の文化と景観』(2010)
同会報告[文化庁]
地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律[国土交通省]
対象
文化的景観.ものさしにあてはまるもの(と思う)
ものさし
    1. 一定の場・空間に所在し,自然的・歴史的・社会的主題を背景とする一群の要素が全体としてひとつの価値を表していること
    2. 諸要素の関係及び機能が,現在に至るまで何らかの形で維持・継続されていること
    3. 記憶・活動・伝統・技術等の無形の要素に特質が観られること
    4. 一般に広く受け入れられていること
    1. 景観が歴史的・社会的に重層して形成されていること(景観の重層性).例えば
      • 都市の計画又は設計理念が明確かつ特質を持つこと(例:金沢市街地)
      • 計画の全部又は一部が地割(緑地を含む)として残存していること(例:宇治)
      • 過去の計画における土地利用の区分が現在の地割に影響を与えていること(例:萩市街地)
      • 各時代に計画的に配置された街路・水路等の都市の骨格を表す痕跡が残存すること(例:堺環濠都市)
    2. 景観がある時代又はある地域に固有の伝統・習俗,生活様式,人々の記憶,芸術・文化活動の特徴を顕著に示し,象徴的であること(景観の象徴性).例えば,
      • 地域における伝統や習俗等によって象徴的な意味を持つこと(例:高山市街地)
      • 地域の人々の記憶の中で象徴的な意味を持つこと(例:平和通り)
      • 芸術・文学などにおいて多様に表現されていること(例:城崎温泉街)
    3. 特定の場所とそこで行なわれる人間の行為(活動)との関係が景観形成に影響を与えていること(景観の場所性).例えば,
      • 地域特有の生活・生業等によって独特の特性を持つ場所であること(例:巣鴨地蔵通商店街)
      • 地域社会・信仰等の観点から意味ある場所又は聖なる場所であること(例:浅草界隈)
    4. 諸要素が形態上・機能上,有機的な連関を顕著に示し,全体として一つの価値を表していること(景観の一体性).例えば,
      • 自然環境とその持続的な利用システムが景観形成において重要であること(例:四万十川流域)
      • 地域におかる社会的・経済的なつながり又は諸制度(例えば,産業地−都市−港湾,都市−農村−産業−流通等)が,計画的・非計画的であることを問わず,全体として景観形成において重要であること(例:佐渡金山)

建造物

定義典拠
日本建築学会「建造物の評価と保存活用のガイドライン
ものさし
5つの基本的価値
  1. 歴史的価値
  2. 文化・芸術的価値
  3. 技術的価値
  4. 景観・環境的価値
  5. 社会的価値

産業遺産−推薦産業遺産(産業考古学会,1985)

定義の典拠
産業遺産(Industrial heritage):国際産業遺産保存委員会(TICCIH)のニジニ=タギル憲章

Industrial heritage consists of the remains of industrial culture which are of historical, technological, social, architectural or scientific value. These remains consist of buildings and machinery, workshops, mills and factories, mines and sites for processing and refining, warehouses and stores, places where energy is generated, transmitted and used, transport and all its infrastructure, as well as places used for social activities related to industry such as housing, religious worship or education.

産業遺産(Industrial heritage)は,歴史的,技術的,社会的,建築的または科学的価値のある産業文化の遺跡(remains)で構成される.これらの遺跡は,建物や機械,工場,鉱山およびその処理・精製の​​ための施設,倉庫,店舗,エネルギーを生成・送信・利用する施設,輸送,それらすべてのインフラ,産業に関係する社会活動のために使用される場所(住宅,宗教礼拝,教育施設など)により成り立っている.(nagajis勝手訳)

産業技術の歴史を実証する遺跡・遺構・遺物の総称(産業考古学会『日本の近代を開いた産業遺産 推薦産業遺産1985〜2010』P197)
推薦産業遺産制度:産業考古学会公式サイト

「産業遺産の多くが,文化財保護法などによる有効・安定な保存措置を受けていない現状を考慮し,「保存を必要とする重要な産業遺産のうち,国あるいは地方自治体による文化財指定を受けていないもの」について,本学会が独自に選定・推薦を行って発表」(『日本の近代を開いた産業遺産』P197,強調nagajis)

対象
具体的には「北見市のハッカ取卸油生産機械群」「住友赤平立坑櫓と関連資料」「積丹半島泊村の田中の袋澗」等々.機関車単体,設計図面と関連資料等も.
ものさし
会員推薦を審議し認定

近代土木遺産−選奨土木遺産(土木学会,2000)

出典典拠
「日本の近代土木遺産−現存する重要な土木構造物2800選−」(土木学会,2005)
土木学会公式サイト「選奨土木遺産
対象
土木構造物.
  1. 橋梁
  2. トンネル
  3. 水門(樋門・閘門)
  4. ダム(砂防,水道,発電,農業)
  5. 河川構造物(堤防・堤),海岸・港湾構造物(防波堤・灯台)
  6. 発電・水道施設
それぞれに対し3つの評価軸で評価.
  1. 技術
    1. 年代の早さ
    2. 規模の大きさ
    3. 技術力の高さ
    4. 珍しさ
    5. 典型性
  2. 意匠
    1. 様式とのかかわり
    2. デザイン上特筆すべき事項
    3. 周辺環境との調和
    4. 設計当初のデザインに対する意識の高さ
  3. 系譜
    1. 地域性
      1. 気象
      2. 地形・地勢
      3. 材料の供給
      4. 運輸状況
      5. 地場産業
      6. 起業意識
      7. 外交・行政
      8. 人脈・技術者
    2. 土木事業の一環としての位置付け
    3. 故事来歴
    4. 地元での愛着度
    5. 保存状態

      について,構造種別に評価,A〜Cのランク付け.

機械遺産(機械学会,2007)

対象
Site(機械遺産のある歴史的な風景)
Landmark(機械を含む象徴的な建造物・構造物)
Collection(保存・収集された機械)
Documents(記録に残る機械関連文書類)
評価
  1. 機械技術発展史上重要な成果を示すもの
    • 機械技術で独創性または新規性のあるもの
    • 品質または性能が優秀なもの
    • 機械技術の進歩発展の過程において一時代を画したもの(改良発達)
    • 新たな産業分野の創造に寄与したもの(波及効果のあったもの)
    • 設計上特筆すべき事項のあったもの
    • 日本のものづくりの心と技を端的に示すもの
  2. 機械技術で国民生活,文化・経済,社会,技術教育に対して貢献したもの
    • 国民生活の発展,新たな生活様式の創出に顕著な貢献のあったもの
    • 国民生活・文化に貢献したもの
    • 地域の発展と活性化に貢献したもの
    • 社会,文化と機械技術の関わりにおいて重要な事象を示すもの(最初,最古のもの)
    • 動態保存で現在も活用されているもの
    • 製造当初の姿を良く留めているもの
    • 意匠上特筆に値するもの
    • 機械技術の継承を図る上で重要な教育的価値を有するもの

重要科学技術史資料「未来技術遺産」(国立科学博物館,2008)

典拠
H12「産業技術史資料の評価・保存・公開等に関する調査研究」
ものさし
  1. 産業技術史上重要な成果を示すもの
    1. 産業技術の発展の重要な側面及び段階を示すもの
    2. 国際的に見て日本の産業技術発展の独自性を示すもの
    3. 新たな産業分野の創造に寄与したもの
    4. 地域等の発展の観点から見て記念となるもの
  2. 産業技術を次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの
    1. 日本のものづくりの心と技を端的に示すもの
    2. 我が国産業技術の発展に貢献した代表的人物の創造的活動の事跡を示すもの
    3. 試行錯誤,失敗の事例など産業技術の継承を図る上で重要な教育的価値を有するもの
    4. 次世代の技術者となる若者の創造性や技術開発意欲を高めることに貢献するもの
  3. 国民生活,経済,社会,文化のあり方に顕著な影響を与えたもの
    1. 国民生活の発展,新たな生活様式の創出に顕著な貢献のあったもの
    2. 日本経済の発展と国際的地位の向上に一時代を画するような顕著な貢献のあったもの
    3. 社会,文化と産業技術の関わりにおいて重要な事象を示すもの

情報処理技術遺産(情報処理学会,2009)

典拠
対象
  1. 技術史的成果・製品
    • その時代において独創性または新規性が著しかったもの
    • その時代において性能が格段に優れていたもの
    • 情報処理技術の発展過程において一時代を画したもの
    • 新たな産業分野の創造に寄与したもの
    • 技術的波及効果の大きかったもの
    • 製造技術上特筆すべき工夫があったもの
    • 日本あるいは世界の標準的な技術となったもの
    • 日本独自の技術で他国に類を見ないもの
    • 最初あるいは現存する最古のもの
    • 動態保存されあるいは製造当初の姿をよく留めているもの
    • 意匠上特段の創意があるもの
    • 情報処理技術の継承を図る上で重要な教育的価値を有するもの
  2. 生活,文化,経済,社会に著しく貢献した情報処理技術・システム
    • 国民生活の発展,新たな生活様式の創出に顕著に貢献したもの
    • 社会,文化と情報処理技術の関わりにおいて重要な事象を示すもの

でんきの礎−礎賞(電気学会,2008)

典拠
ものさし
  1. 技術史的価値
    電気技術の発展史上重要な成果を示す物件,史料,人物,技術,場所など
    1. 未来技術に貢献をしたもの(途中で埋もれた技術も含む)
    2. 独創的で第一号になったもの<礎賞>
    3. 世界的業績になったもの
    4. 技術革新をもたらしたもの
  2. 社会的価値
    国民生活,経済,社会,文化のあり方に顕著な影響を与えたもの
    1. ライフスタイル,コミュニケーション方法を変え,新しい文化を築くなど,社会変革をもたらしたもの
    2. 広く世の中に普及し,一般的となったもの
    3. 伝記に関連する産業あるいは事業に著しく貢献したもの
    4. 世界標準になったもの
    5. 循環型社会を支える技術のさきがけとなったもの
  3. 学術的・教育的価値
    電気技術を次世代に継承する上で重要な意義を持つもの
    1. 新しい概念の提案,電気理論の構築を行なったもの
    2. 学術として電気工学に貢献したもの
    3. 電気工学の教育に大きく寄与したもの

化学遺産(日本化学会,2010)

典拠
対象
  1. 化学の発展史上重要な成果を示すもの
    • 独創的または新規性のあるもの
    • 進歩発達の過程において一時代を画したもの
    • 新たな市場,産業分野の創造に寄与したもの
    • 技術革新を伴う原料転換によって化学工業の発展に寄与したもの
  2. 国民生活,文化,経済,社会,教育に対して貢献したもの
    • 国民生活の発展,新たな生活様式の創出に顕著な貢献のあったもの
    • 社会・文化の発展,地域の活性化に貢献したもの
    • 歴史的遺産として保存され,当初の姿をよく留めているもの
    • 動態保存で現在も活用されているもの
    • 化学の継承を図るうえで重要な教育的価値を有する歴史的遺産
ものさし
  1. 対象物が,独自性を有すること(たとえば,日本国内で初めて開発されたもの,日本国内で初めて生産されたもの,現存する最古のもの,国際的に見て独自性があるものなど)
  2. 化学史上に重要な位置を占めるもの
本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ TUKA [nagajis本を買いに行ったのに置いてなかった。残念。 廃道3はあるのになあ。 ちなみに検索機では「ゲーム攻略本」にカテゴライズされてましたよ。]

_ ocoze@三重 [写真のありか発見しますた。長浜大橋と神通川橋梁の間の川にプカプカしてますた。 すべての人がネットを使える訳ではないですが,こういう紙とネットのハイブリッド書籍というのもいいですね。]

_ ocoze@三重 [禅海の項の補足訂正がリンク切れしてます。]


2011-12-05 [長年日記] この日を編集

[奇妙なポテンシャル] #265

ざっくばらん

ざっくらばん

と言い間違えると途端に躍動感が出る.

[ph.][橋梁] 京都

M先生に就いて京都へ行ってきた.若干遅めだが紅葉もきれかった.

画像の説明

叡山電鉄のケーブル駅近くの吊り橋跡.目的はこのそばにある2つの橋なのだが(旧橋紀行用に),紅葉はこっちのほうがきれい.色調調整済み.

画像の説明

市街に戻って正面橋.1952竣工だが古い薫りのする桁橋.薄さと直線具合がnagajisの「いいね!」を刺激した.以前も一度行ったことのある橋だ.たもとに釣鐘屋?がある.

画像の説明

振り返ると虹が出ているのに気づいた.あれは何橋だっけ……五条橋か.宝物が埋まってるのかも知れない.

画像の説明

七条大橋.大正2年竣工という古い古いRCアーチ.やはり橋を撮る時には16:9がいいようだ.そのほうがナニを被写体にしようとしているのか明確になる.

選奨土木遺産になってるが,そのプレートが歩道に張り出して張られてることにクレームがついたらしい……わずか1cmの出っ張りなのだが.自転車でひっかけたとかすれちがいざまに膝ぶつけて煩悶したとか,そういうのがあったんかも知らんな.さすが京都さんやでえ.

画像の説明明暗.若干調整.

[絵葉書] 橋梁:四条大橋・三条大橋

画像の説明

阪急河原町駅と京阪駅を連絡する通りの四条大橋.というか京都びとなら四条大橋で一発変換するのだろうな.かつては七条大橋と同じRCアーチだった.今はただのRC桁.

画像の説明
こちらは一つ北の通りの三条大橋.これはRCアーチにならなかったのだっけ……,今も同じような作りの桁橋が架かっている.しかし橋脚は作りなおされたようだ.

画像の説明

上の絵葉書を見て,四条五条大橋のたもとに置かれてある石柱がかつての橋脚だったことを確信した.三条大橋の辺りにもあるそうだ.

画像の説明

[橋梁] 五条大橋

画像の説明
わざと混乱させるわけではないが,五条大橋.三条大橋が木製の軒庇なのに対してRC桁+パネルになってる.西日を受けて輝く輝く.

画像の説明
五条大橋の下流側の擬宝珠.8つ?あるうちの6つが昭和26年に作り直された.残りの一つは明治10年に作ったもの(西詰めから3つ目)と,最も古い正保2年のもの(西詰め2つ目:写真)がある.一つひとつに銘が入ってる.M先生に教わって初めて知った.上流側や三条大橋もそうだろうと思う.

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_ ocoze@三重 [クリ? タマネギ?  ....スライム...♫]

_ nagajis [いま話題のスライムまんは買われましたか? 私は買えませんでした...]

_ ocoze@三重 [おぉ,にゃんとかわゆい。紀伊半島南部にはファミマはないので,ひきこもりの私は見たことがありましぇん。 「本日分のスライム達は全員,仲間になっていきました。新しく仲間にするには明日の朝以降となりす..]


2011-12-06 [長年日記] この日を編集

[独言] 最近知ったこと於S200EXR

  1. 外部フラッシュONとホワイトバランス設定が連動する.隧道内で外部フラッシュ使用→外に出て外す→ON設定切り忘れるとホワイトバランスが崩れたまま.
  2. Velvia,ASTIAではレンジが狭まる.白黒になりそうな時はProviaで撮ること.
  3. 連射重ね撮り(夜景)の有用性.夜間に三脚を用意してなかったときに便利.
  4. フードはS9100より安い.

2011-12-07 [長年日記] この日を編集

[独言] 地震と文化財シンポ 於 京都

画像の説明再びM先生に就いて京都へゆく.「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」のシンポジウムに参加.「地震火災は近い」と題しながらそれに関する話題はごくわずかで,文化財行政に文句をいうことに終始したような気がした.まあ元々その観点の話が聞きたくて参加したわけではないし,脇道の話のほうも興味深かったので文句を言うつもりはない

京都で文化財と言った時,やはり近世以前の古いものしか注目されていないことを痛感する.それらを守ることは結構だが,その影でここ百年の歴史を置き去りにしたり破却したりしている事実にもっと目を向けてほしい.それこそ古いものばかり有難がってやしないかと思う.ここ百年の歴史は継承しないでいいのか.数百年後に後悔したって間に合わない.

技術批判・行政批判は,それがやりやすく,しかも一般受けしやすいからよく行なわれるのだろうと思う.そちら方面ではない自分たちに矛先が向くような話,一般民衆が懐を痛めるような話には誰も耳を貸さない目を背けたい.文化財=行政が守るもの,お上が何とかするものという構図を,どうにかするか,もっと考えるべきではないか.無論,全体を総括し方向を定めるような大きな視点は必要で,そういうのができるのは国レベルの機関でなけりゃ務まらないと思うが,1から10までそこに頼り切りでは保存する意味などない.文化庁長官がいう「国民の声・盛り上がりが最も必要」というのが第一の真実だろうと思う(「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」はそうした声となるべく設立されたものだという).

結局は市民一人一人の熱意にかかっているのだろうと思う,こういう運動には.しかしながら本当の市民の声は微々たるもので,例えば私がここで文句を垂れている程度にしか影響を及ぼさない.かといって上を突き動かすためには有識者とか実務経験者とか議員とかの「名のある人」を担ぎ出さなければ効果がない.古臭く回りくどく悪弊もあるような手法を取るしかない.それなしでコトを進めることができるとすれば,ネットなんじゃなかろうか.あるいは最小の自治体である市町村レベルが頑張らなければ.

みたいなことを偉そうに考えた.さて自分はどう行動するか.微々たるものだからといって何もしないでいては本当に何も起こらないだろう.メキシコで蝶が羽ばたけばアメリカにハリケーンが襲来するらしいから,溶剤の匂いにラリりながら「楽しいなァ,楽しいなァ」と嘯きつつ壁にペンキを塗る作業に戻るんだ>nagajis

[pdf] Scribus 1.4RC6

http://wiki.scribus.net/canvas/Download

ほんとうの意味での日本語対応が進行中.ようやく使い物になりつつある….横書き記事であればこれで作れるはずだ.今度試してみようか.

オブジェクトのエフェクトとか半調とかがさっくりできるのは便利そう.フォントもOTF使えるXpのほうが便利やね.だがしかし日本語フォントはすべてアウトライン化されてしまう模様.

[独言] 宮滝のぽん酢醤油がうまい

http://www.umetani.jp/

濃厚なゆず果汁のぽん酢醤油.鼻腔を突き抜け海馬まで達するような酸味にベースの醤油も旨い.べっとりつける食し方には向かない.ちびちび足しながらが旨い.飽きのこない味である.

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ ocoze@三重 [おぉ,奇遇でんなぁ。うちもここの特選丸大豆醤油ですわ。前にちょうど店置きがなくなっていて,「いま入れてきます」って新しいのを瓶に分けてくれた。ラベルはいらないって言ってるのに,まぁまぁと言いながら..]

_ nagajis [どこかへ出かけた時は自分用の土産に醤油や味噌を買うことが多いです.地方色があっていいですよね. 個人的にはやはり大分の甘口醤油が口に合います.関西の醤油はしょっぱいばかりで・・・]

_ ocoze@三重 [私も地方に行くと地元のスーパーに必ず行きます。大分で自炊用に醤油を買いましたが,甘くて驚きました。結局ダメでした。すみません。宮滝の丸大豆はそんなにしょっぱくはありませんが,勿論,大分のみたいに砂..]


2011-12-08 [長年日記] この日を編集

[宣伝][廃道本] 『“道”を拓いた偉人伝』献本

画像の説明少しずつ献本を進めている.昨々々日に叡電へ行った折にはM先生に差し上げた.近代橋梁や増田淳に関して様々な助言を頂き,こと技術者視点の増田淳像について大きな示唆をいただいて,それを柱にして書いたこともあり,執筆協力者の欄に(勝手に)ご登場頂いていた.そのくせ本編の出来は芳しくない.正直なところ差し上げるのがちと怖かった(嘘大袈裟紛らわしいには結構厳しい方なのである.そのへんもまた技術者らしい).

昨日話がその本のことに及び,来たっと思って身構えてしまったが,意外にも「よくまとめてる」とのお褒めの言葉をいただいた.心からほっとした.内容が先生好みな技術の話だったからというのもあるだろうが…….

世に広く出回る論文集でないのだから,例え微力であっても『引用』して世に知らしめることに価値がある.本にすることで,増田淳という人物に興味を持つ人がいること,及びそれが彼の設計橋梁に価値あることをアピールするのに役立つ.そういう主張にこの本を使うことができる.云々.そうなってほしいと願いつつ立てた構成が願いどおりに受け取られたわけで,ひとまずは赤点回避といったところか.

[独言] 古河機械金属株式会社足尾事業所に門前払いされた

阿仁鉱山の現地事務所の方に阿仁隧道の件を伝えようと思い、手順を踏んで尋ねてみたのだが、そこに至るまでの間の足尾事業所のところで「個人の問い合わせには一切応じない」というスタンスにて追い返された。同じようなマニアが沢山いて迷惑らしい(意訳)。筋金入りに硬い。金属鉱業だけに。どうりで阿仁に何も残ってないわけだ、とたった一人の対応をもって全てなつもりで書き記しておく。

生野や佐渡と並ぶ官営鉱山の一つだが、現地には資料や資産の類いが一切残されてないと聞いた。生野のように活用しようにもモノがないから何ともし難いと。近代最初の官営鉱山、近代化産業遺産に認定されていながらこの有様、と長々話された理由がわかった気がする。

ああいう場面で「マニア」と言われると余計に腹が立ってしまう。マニアと言う言葉がますます使いたくなくなる。とはいえ彼我の間に明確な差があるわけでもなし、自分のほうが正しいというのが根拠のない自信であることも承知している。ただ一括りに括られて面倒臭い人扱いされるのが気に食わない。

[橋梁][独言] 新淀川新橋

もしやと思って電話した島津製作所のほうも不発。大阪市発注のS13.12.21.に完成した橋梁模型に関する資料、といってすぐに出てくるものではないらしい。成果物の集約とかあるかな〜と思ってたのだけど、それもないそうだ。やっぱり迷惑な話だな、うん。わかったところで島津製作所創業記念館に見返りがあるわけでもないのだし。この件に関しては。

ああいう模型はその後どうなってしまうんだろう。やはり2、3年で破棄なんだろうか。勿体無い。

[独言] 続:古河機械金属株式会社足尾事業所に門前払いされた

まだモヤモヤが収まらない.追い返されたという個人的な辱はどうでもいい.ならば次にどうするかが思い浮かばなくてモヤモヤする.会社も地域も知りたい人も納得できるような方策はないものか.これは今回に限ったことではない.似たような探究をしようとするならいつかはまた突き当たる壁である.ここでぶつくさ言い続けても仕方がなく,かといって解決の良案があるわけでもなく考えがまとまってるわけでもないのでダラダラ書き殴ることになる.

そういう探究は大学とか機関とかに任せておけということか.それはどうだろうか.大学や機関が手が回らないから放っておかれているのではないか.個人の機動力,いわゆるマニアの狭く深くな掘り下げのほうが役立つ場面だってある.ニジニ=タギルでもそういうこと言ってなかったっけか.

問い合わせが相手のリソースを割くことになることは重々承知している.どんぐらい面倒くさいことかは,図書館の参考室のカウンター近くに2,3時間座ってればよくわかる.そんぐらい自分で調べなよ,という問い合わせが次から次に入ることが(別に聞き耳立ててるわけでもないのに)聞こえてくる.それだけの労力に対する見返りをこちらが用意しなければならない,ということは常日頃意識しているが,果たしてどんだけ役立つものなのかは保証できないのだよなぁ.自己満足で終わらないようにといったところでそうであるかないかの境界線は無いも同じ.ペーパーになったかならないか,本になったか否かで判断されたりしたら,自分を含む一般人はみな足切りに合うぜ.

団体には徒党を組んで対応するしかねえのかなあ.どこの馬の骨かわからぬような人間は,馬の骨らしい活動をしろってことなんかなあ.嫌だなあ.

[独言][] いけねえ

言及(導入)しようと思ったら都市計画のながれを書かないといかんくなった...

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_ tyaffic [赤点回避はなかなか難しい至難の業。良かったですね]

_ nagajis [あとでアラが目につくのです。きっと。]


2011-12-09 [長年日記] この日を編集

[廃道とは][コアダンプ] 6(続々:古河機械金属株式会社足尾事業所に門前払いされた)

かつての公共物を対象にしている限り&欲を出さずにいればそれほど厄介なことになることはない.歩いて楽しむとか写真を撮るとか.馬鹿な行ないをして若さを自慢してみるのもいいだろう(あとで虚しくなるだろうが).一方,それだけじゃつまらないと思っている.その道が作られたor廃止された社会背景だとか関連産業だとかに首を突っ込んでみる面白さがある.そういうのを踏まえて包括的に道を見ることで得られるいろいろがある.個人的にはそちらのほうが好きだし,広めたいと思う.しかしそれを追究していると古川機械金属のような問題に行き当たる.行政だってどこもそんなに協力的なわけじゃない.安治川隧道がらみの大阪市役所の対応はまだいいほうで,今の御時世それどころじゃない所も多い.

どこかに落とし所を見つける必要があるのか.そうでないのか.まあ,今絞り込む必要はないのだろうな.私は私の方面で尖っていればいい.

いちばんよいのは,そこに住んでいる人の得になる−金銭的でもいいし精神的にでもいい−ことか.ハイフン内前者はすでにビジネスとしてあるんだから後者を追究するといいのかも知れぬ.金にもならない戯れた夢で,nagajisにはお似合いだ.

右に左にブレているように見せかけて収束していきたい.exp(αx)・sin(π/2・x),α<1.いや別にαのx乗でもいいんだけど.

日本語に翻訳しておく.やがて行き止まりに至ることを承知でその道を進んだっていいじゃないか,ということ.それが廃道探索ってもんだろうし,そういう道には獣道なり旧旧道なり,どこかにエスケープが存在するものだ.行ってみなきゃわからないじゃないか.


2011-12-10 [長年日記] この日を編集

[] 主従関係大逆転

書いているうちに結論が変わってしまうというありがちなパターン.そうなんよね,高速鉄道計画ありきなんよね.第一次都計事業には北野豊津線含まれちょ乱視.

文は明日中に仕上げてしまいたい.が全体の1/3くらいしか進んでない.しかも出来上がったところで夢幻.探索ネタは月亭るのである.

[絵葉書] 大阪市立図書館・大阪関係の絵葉書

市立図書館には結構な数の絵葉書が収蔵されてて,それがネットからも検索できることを知った.

http://www.oml.city.osaka.jp/cgi-bin/img_src/s_all.cgi

さがす種類を「その他:絵葉書」に設定し,「書名 図名」にワードを入力して検索.このフォームは前方一致しか対応してないらしく(<これが最大のミソ),例えば「橋」だけだと何も引っかからない.「(」で検索すると幸せになれる.複写は不可だがデジカメ撮影はできるそうだ.

[ph.] 月食

画像の説明

10:14頃.若干縮小・シャープ

画像の説明

23:03.暗くなるとピントが合わないという当然のことに気づく.

画像の説明

色はこっちのほうがきれいかな.ISO400だとかなりボケてしまって使い物にならない.

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ こけ [皆既月食ていっても、真っ黒にはならないんですねえ。オレンジというか銅色?今は雲が晴れて、冬の三角形をバックに月が復活中です。]

_ nagajis [ああっ見逃したっ(涙]


2011-12-11 [長年日記] この日を編集

[ph.] 月食

画像の説明

0:21.油断して皆既の瞬間を見逃してしまった.

画像の説明

赤みを強調.

月食と甘食って似てるよね.


2011-12-12 [長年日記] この日を編集

[ph.] 中央公会堂

画像の説明

暗めから持ち上げたほうがきれい.明るさ調整・シャープ済

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ tyaffic [満艦飾!]

_ nagajis [軍艦マーチ似合いそうですね.]


2011-12-13 [長年日記] この日を編集

Hmm...今日中にお笑いとやばいな.いや違う,終わらないとやばいな.

原稿と図の合成と作図は出来てる.必要資料も用意してる.いちばん手間で面倒なレイアウトがまだだ.さっさと寝て起きてガリガリつくれ.

暫定報告も修正せんといかんのか(汗)

あれだなあ.最近オモロイ方面に頭が回らんなあ.奇妙なポテンシャルの一つ二つ浮かんでくれれば気が晴れるのになあ.考えてひり出すようじゃあ駄目だァ−

[原稿][ORJ] 寄稿あり□

今回は受付の寄稿が入ることになり今日いっぱい使って仕上げた.慌てていろいろ取っ付けたのでかえって汚してしまったかも知れぬ.しかし自分も気になってたところだから口を挟まないでいられない.あ,「さしはさまない」で「挟まない」なのか.いま知った.

自分の次の原稿はどうしよう.このまま自転車操業的フェーズで冬に突入することになりそうなのが若干サムい.小ネタベースをもっとスピードアップしてあれとかこれとかそれとか盛り込む方向で行くか.

よく考えたら10月頃からすでに自転車操業なのだな.以前みたく書き溜めて寝かせてあるような記事はないまま来ている.休み過ぎか.ネタの枯渇か.違うな,10月より前が異常なのだ.

[] わたお

とりあえず上げた.どう頑張ってもいつものカンジやね♪ こういうのはさっさと投げるが吉.〆が若干いまいちなのでそこだけあとで修正する.うまくいけば.

どうやら暫定版の修正は必要なさそうなので気が楽なりよ.あとは晴れるか,生きて越えられるかだな.油断するなよ>jis

[独言] 自分のツッコミにツッコミ

乞う御期待くださいって日本語に不自由してるよ.

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ 高橋ま [いやまあ、つまらない提案なのですが。古絵はがきのトピックが好きなのですが、あれをORJでやるのはいかがでしょうか。レンガのページのように重いもの間のブリッジにはなると思うのですが。 絵はがき、現在..]

_ iso [いいですねえ、古絵葉書トピック。]

_ nagajis [実は受付の企画がそれなんです。今後不定期に連載される(かも知れない)ので乞う御期待ください。]


2011-12-15 [長年日記] この日を編集


2011-12-16 [長年日記] この日を編集

[独言] やっとわかった玉村式

つまりはこういうことだろう.そうだろう玉村.画像の説明画像の説明

[独言] 風呂場に置いていたマグカップが石鹸風味のコーヒーを生み出す

T/O.「風呂場に置いていたマグカップでコーヒーを淹れたら石鹸味が醸し出された」でも可.いずれにしても面白くない.

[独言] へたれたものだ

しんどい状態に数時間置かれた程度で蕁麻疹出すな>クソJIS.何か聴きながらのほうが良かったかのう.

[独言] 次回はいやらしい数字ですと言いそうになるのを必至に我慢している

T/O.先手を打っておけば怖くない怖くない.

[独言] コンパスを失くした

画像の説明
於昨日の探索.この写真を撮った3分後に紛失した.落とした範囲はすごく限定されていて,探せば間違いなく出てくるはずだし,実際15分ほど歩き回って探したのだが,見つけることができなかった.下山時間が迫っていたので諦めて帰ってきた.結局その分だけ遅刻した.

1997年の春にダンロップのソロテンを購入した頃から使っていたはずのシルバのNo.2.蓮根峠から塩久峠へ縦走した時に助けてもらったのが最初(縦走というほど大袈裟なもんではないか).地形図に赤線を入れる必要を教えてくれたのもこいつ.どこかへ出かける時は必ず持っていっていたが,実際のところ出番がなかったことのほうが遥かに多い.ナタと同じで,いざという時のための備え,お守りのようなものだ.むしろ初めての街で方角を知るのに重宝した.ライターのオイルが切れてしまい,こいつのレンズで火を点けたこともある.それを再現できそうにない位に擦り傷だらけになってしまっていたが,古くからの朋友であることに代わりはなかった.

物ローグを語らせたモノはこれですべて遷化し畢んぬ.残るはずのモノは残らず,やってることは微塵も変わらない自分だけが残って,無駄な時間と金とモノを消費し続けている.その引き換えに何を残せたというのか.nagajisのくせに何をか謂わんや,である.

[] Vプリカ

カードを持たない主義の人に便利かも知れない.定額プリペイド式のクレジットカード.審査不要,ネットで申し込みコンビニで代金を払えば使えるようになるとか.もちろんORJの購入にも利用できる.

http://vpc.lifecard.co.jp/ad/index.html


2011-12-17 [長年日記] この日を編集

[独言] あるじゃん

大阪市立図書館に。兵庫県立までいかんでよかったばい。

[] 柳田国男全集15・婚姻の話

一冊200えんで叩き売られていたのを保護。うろ覚えでしか覚えてないから重複しないものを探すのに苦労した。多分これはまだ読んでいない。

柳田国男は性的な話題を意図的に避けたと言われるけれども、決してそんなことはないというのが私の持論で、例えばこの集なんかも性民俗史といってよい編を集めてある。妻求めだとか婚姻の事だとか娘組の話だとか。要するに柳田翁は将来の国民のために残して然るべきと考えたもの、当時の問題点の解決になるだろうことを、翁ならではの優しい言葉で(わかりやすいとか読みやすいとかではなく、愛情の篭った言い換えとでもいうべきもので)残しただけだと思っている。人の耳目を集めるだけの下がかった話(笑話とか艶話とか)を相手にしなかったというだけで、わざわざ集めなくとも当時の世間にはそんな話は掃いて捨てるほどもあったのだ。

感銘を受けた一文を引用。

女性を独立不覇ならしめる為には、職業を与えよ財産を分けてやれというのは、私にはどうもへっぽこな議論のように思える。それで購われるような選択の自由等は、行かずに帰るとか、出て来るとか、又はつまらぬ相手を養うとか、どうせそう有難いもので無いことは、社会が今までにもう数多く経験して居る。楽しい婚姻の為の自由ならば、相手にも選択することを予期しなければならぬ。最も正しい選択をする相手を、選択しようとすれば方法は一つしかない。男女が合作しなければ出来ない事業は多かろうが、主要なるものは次の代を明るくすること、人が生涯を傾けてもなお完成し得ざるものを、死後にたしかに完成してくれると思う人を残すことである。誤謬は勿論訂正してもらわねばならぬが、それをも危ぶまずに任せられる者を、作り上げるということは大切な仕事である。国が総括して次の世代の国民を、育成する趣旨も全く同じだから、もっと大きな合同に委ねたらよいと言えるか知らぬが、人間は決してそう粒揃いでない。めいめいの血に伝わる特徴をもり立てて、互いに相補う必要は多いと共に、親というものに与えられた自然の愛情を、利用しないということはうそである。多くの未完成を歎いて居る民族に於て、是が家族組織の新たに考究せられるべき、一番重要な論点であろう。

これだけ引用しても伝わらないのは承知である。

[奇妙なポテンシャル] #266

画像の説明

神社の脇の雑木林に林檎が落ちていた。仏閣だったらテラシュールだったのだが。残念。

最近のお気に入りは林檎シチューである。一口大に切った林檎をシチューに入れただけだが、フルーティーな香りがステキ。鶏手羽か胸肉と入れるといいようだ。あと、煮立ててから一度火を止め、さましてやると柔らかくなる模様。高温のままだと若干歯ごたえが残る。

[独言] 神子畑岩石園

旧山の神社趾から神子畑小学校の裏手を山肌伝いに歩いて行くと,山手のちょっと高いところ石垣の連なりが見えた.向かって左に切れ目があった.はじめはこの石垣が牛馬道だろうかと思っていて,そこへ取り付くべく切れ目に入っていったのだが,そこにあったのは

画像の説明こんなオブジェのある空間だった.いかにも子供のという拙い筆跡,およびイラストが刻まれた塔.微かに苔が侵食して前時代的雰囲気を醸しつつある.ははあ,小学校の卒業記念だなと直感した.いかにもその通り,向こうに回りこんでみれば,「岩石園 昭和39年卒業制作」と彫られた小さな石碑がある.自然石を不可思議な形に刻んで積み上げた石の塔もあった.この学校の卒業生か,その親でなければ知らないだろうという,小さな小さな史跡である.

コンクリートの塔は一人一個のブロックを刻んだものと考えるのが妥当だろう.そう考えてはみたけれども,数から推測される子供の数は,神子畑のかつての賑わいぶり(の伝聞)に比べてあまりにも少ない.昭和39年頃にはもうその程度になってしまっていたのだろうか.

画像の説明刻まれたイラストは,オバQやバカボンのパパ?のような他愛もないものばかりだが,その中に一つ,時代を象徴するようなものがあった.オリンピックマークとスキーのジャンプを描いたものだ.とっさに「日の丸飛行隊」というワードが頭をよぎり,そうだと信じて帰ってきたが,時代に若干の齟齬がある.札幌オリンピックは1972年(昭和47).その前にメダルを得たのは1956年(昭和31)のコンティナダンペッツォの大回転である.この塔だけ製作年度が違うのかも知れない.根元に「神子畑分校」云々と書かれたプレートが埋もれていたのだが,遠慮して掘り返さないで帰ってきてしまった.

冬は雪に閉ざされる但馬の国である.オリンピック,スキー,という組み合わせに寄せた想いは特別なものがあっただろうと思う.例えば今の私達がなでしこJAPANを応援するのとはもう少し違う切実さ,あるいは「希望」と言い換え得るような身近な期待があったろうと思う.そう思うと何だか切なくなってしまった.深く触れずに帰ってきてしまったのもそのせいだ.

神子畑小学校.昭和47年に新井の山口小学校に併合.そして今日は,検索すれば真っ先に廃墟サイトが引っかかってくるような存在.

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_ ocoze@三重 [ひもじくても拾い食いするんじゃないよぉ〜。]

_ nagajis [失敬なッ!(ムシャムシャ]


2011-12-18 [長年日記] この日を編集

[独言] 一ノ段

画像の説明せいぜい2,30年生くらいだろうと思える杉の林.幹は細いがその植え方が密なせいで「鬱蒼」という言葉が当てはまる.そんなしづやかな雰囲気の中に一ノ段はあって廃村である.聞けば一世代前まで在所があったという.民家ばかりか水田すらあり,他所と変わらぬ暮らしが営まれていたとも.私が見た石垣の連なりは人家の区画割ではなく段々畑のそれであったらしい.

集落の最も下手には墓地があった.小さな石垣で設えられた区画に,降ろされることのなかった墓石が5つ,まるで雛壇の五人囃子の如くに並んでいた.三人官女の位置には舟形にはっきり読めぬ文字を従えた石地蔵.百日紅の古木を背にし,墓石とは異なるほうを向いて佇んでいる.無理やり読むと江戸年間らしい年号と「○○女人講中」らしき文字が読めた.

ここでもか,と思う脳裏の反対側で,心はむしろ百日紅の古木のほうを思っている.生気が感じられないのは季節が冬なせいではなく,枯れてしまったからであるようだ.周りは杉枯葉で覆い尽くされていて百日紅の葉が見当たらない.幹の根元に苔が走っているのも枯れてからの時間経過を示している.

この木を伐り残して置いたのは,跡地を利用しようとした人々の最小限の譲歩であっただろうけれども,昔風の思いやりとまでは言い難い.植林されて数年,十数年のうちは,年に一度花を散らして供養にもなっただろうが,やがて日が当たらなくなり此様に枯れてしまうだろうことに気づくべきであった.年に一度の弔いの花すら失った墓標群は,ただに寂しい廃村の墓という以上に寂しく,かといってそんな境遇をかこつことなく笑み続けている石地蔵がまた,「人が生きて暮らすこと」の業深さを思わせて切なかった.

[廃道本] 献本

画像の説明書けば書くほど長くなっていく。何をしようというのか>nagajis。差別テロか。

内容はこちら

[廃道本][独言] たくさんのかたがた

たくさんのかたがた。たくさんのかたがた。たくさんのかたがた。おわらねえ。

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_ tyaffic [本が売れるは至極なり。私は買えません←古事記]

_ nagajis [風説の流布はいけませんよ.]

_ tyaffic [風雪のウフ!]


2011-12-19 [長年日記] この日を編集

[独言] usunology

たった10幾つの発送に丸一日+半日×2もかけんな>nagajis.
2,3irregularが入ったくらいで混乱するな>nagajis.
蒸留したpdfを持ってくの忘れて15分往復2度すんな>nagajis.

そしてまだ終わっていないという愚鈍.明日には必ず発送します>各位.そして具のないうどんは素饂飩である.

どうせ無茶をやるんなら無茶振りを徹底すべきだろうと思う.奇人を“演じる”くらいならいっそ狂人になりたまえ.自身そうだと悟った奇人ほどサムく迷惑なものはない.ということでそういう内容のお手紙を同封している.どちらに転んでも甘んじて受け入れるように>jis.なお“”使うのが嫌で「」にしたらカッコカッコしい格好悪いのになったがまあ結構.

[独言] メガネを新調したい

擦過傷だらけになっていい加減換えないと気持ち悪くなってきた.飛蚊症も悪化しつつある.安いのでいいからレンズ変えたい.

[独言] カレーをくいたい

贖罪の食材の用意だけはしてあるが先にラーメンを消費し始めてしまい,それで満足してしまっている.その前がシチューを3日も食い続けたのでルゥものに飽きているというのもある.飯盒で飯を炊かなければならぬのも手間だ.その前に台所部屋を片付けたい.片付けてどこへ何を動かそうという計画もそのためのスペースもないままそう思っている.早くしないと冷蔵庫の奥底で鶏むね肉が干からびるのではないか.

[独言] 時間はない

あるものとあてにするなよ時と金.驚いたことにあと11日で今年が終わってしまう.きっと世の中ではあちこちで年末進行とか忘年会とか教師の早歩きとかが静かにもしくはあからさまに行なわれているのだろう.クリスマスとやらも近づいているのだろう.そういうものと全く縁のないnagajisは微塵も実感が沸かない.季節の移ろいもいまいち明瞭でない.とくに今年は進行がたらんたらんな感じ.真綿で首を締められる勢いで冬になった.18日に寒波が来る!と脅されていたのにそれも感じられなかったのはなぜか.加齢か.貧しさ故か.

このままだらだら時間が経って1年が終わりそうだなあ.いやだなあ.よし.こうなったら一人で勝手に忘年会をしよう.うんそうしよう.

[独言] 冷陰極管がヤバい

ノーパソをスリープから復帰させると画面が真っ赤になる.そしてじわじわ色味が抜けて白くなる.ディスプレーの発光体がヘタってきているらしい.このまま放置しておくとやがて明かりがつかなくなるはず.それが明日のことなのか1ヶ月後のことなのか,はたまた1年後のことなのかは不明.ううむ.ぴったり合うやつって手に入るんだろうか.少なくともこの部屋にある屑共で合うものはないはず.この間の超ジャンクも液晶周りがすっからかん.

超ジャンクとショーシャンクって似てるよね.

廃道は素晴らしい 何にも替え難い 廃道は永遠の命だ

[奇妙なポテンシャル] #267

上のパラグラフ,自分で書いといて

ノーパンをブリーフから復帰させると画面が真っ赤になる.

と読んでしまった.ついに奇ポテの自給自足体制確立である.素晴らしいことだ.そして湧き上がるポテンシャルもなかなか高度だ.BLゲームか何かか.


2011-12-20 [長年日記] この日を編集

[独言] おそるべし市立図書館ッ!

なんでもござれじゃな.いってくるべし見てくるべし.

[戦前特許] 戦前特許をGooglableにするカテ

新カテゴリ.暇な時に遊べそうなネタを仕入れてきた.最初の方はよかったが徐々に後悔し始め途中で投げ出した.続きはまた今度.

http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjsogodb_back.ipdl

玉村式の構造がわかりさえすればよかったんだが,複数あって混乱させられた.要は特明9896が該特許.他のもちょろちょろ見てるが,コレって数字あげてwikiでやってもらったらいいんじゃね.一人で全部できるはずもなく,興味も限界がある.

今村式と玉村式ェ・・・

[戦前特許] 特明 6013 M36.1.29. 玉村勇助 索道搬器

一 本文並に別紙図面に明示する如く二本の軸(ヌ)及二個の顎(リ)及頬(チ)との組合により索条を緊握する装置を含む索道搬器

二 本文並に別紙図面に明示する如く搬器を常に一定の方向にのみ走らしむる場合に適せん為め(ハ)(ニ)の股一対を備え前方にある鋏部(イ)の旋開を図る装置を含む索道搬器

三 本文並に別紙図面に詳記する如く適宜なる形状の頭部框(ロ)の両端に鋏部(イ)を包蔵し及其前後に索受車の縁を掴むべき股(ハ)(ニ)の二対を有し框の一側に二個の車輪(ホ)及其中間に位し框に嵌入する吊桿(ト)及貨物の容器を含みて成る索道搬器

[戦前特許] 特明 6912 M36.12.11. アドルフ・ブライヘルト合資会社 架空鉄索道搬器

軌条或は索道の勾配度を大ならしむる目的に於て本文に示す如く貨匣は車匣内に上下動をなし得べく又可動圧挟顎を備えたる滑動体に吊下せられ其特色は貨匣は滑動体或は其延長の一点を中心として動くべく其中心点は軌条又は索道より低き所にあらしめたる構成より成る架空鉄索道搬器

[戦前特許] 特明 7506 M37.6.22. 玉村勇助 索道搬器

一 前記の目的を達する為め本文並に別紙図面に詳記せる如く索条の半周宛を掴むべき鉄片(3)(3)の縁辺に欠歯輪(7)(8)を刻みて互に噛合すべくなし結合板(4)串軸(5)丁字桿(2)を組合せ回転し開閉し得らるべき鋏体(ろ)若くは二以上を以て索条を緊握すべき索道搬器

二 前記の目的を達する為め本文並に別紙図面に詳記せる如く前方には回転すべき鋏体(ろ)を具え後方には摺動栓(11)によりて回転せざる鋏体(ろ)を具うる索道搬器

三 前記の目的を達する為め本文並に別紙図面に詳記せる如く螺旋によりて捻込みたる腕(1)の作用により鋏体(ろ)の位置を調整し得可き索道搬器

四 前記の目的を達する為め本文並に別紙図面に詳記せる如く索受車(を)の給油筒(わ)の螺[草冠+益](18)を推進し得べきため随時付設し得べき給油桿(ち)を有する索道搬器

五 前記の目的を達する為め本文並に別紙図面に詳記せる如く鞍框(い)の四隅にある腕(1)に軸頚(10)を嵌入する鋏体(ろ)によりて索条(9)を握み其一側には側框(は)小輪(に)横軸(ほ)吊桿(へ)及貨物の容器(と)を有し又随時に付設し得べき給油桿(ち)を有する索道搬器

[戦前特許] 特明 9896 M38.12.26. 玉村勇助 架空索道搬車

一,本文所載の目的により本文並に別紙図面に示す如く回転し且つ摺動し得可く片側に横置せられたる二本の長短ある臂長を有する鋏片を蝶したる鋏体を具え量鋏片若くは一方の鋏片の上下動と各臂長の差異によりて両鋏刃若くは一方の鋏刃を開閉し搬車の下部重量に依りて索条を緊握す可き機構より成る架空索道搬車

[戦前特許] 特明 23007 T1.11.9. 原晋一 原式索道搬器

一 本文に記述し且つ図示せる如く原式索道搬器に於て突子を設けたる可動性の鈎を吊鈎の一端に框着し突子を他物にて支持するときは鈎は回動して鈎に懸吊せる索道用容器を分離せしむべくなしたる原式索道搬器吊鈎の構造

二 前記請求範囲第一項の目的に適合せしむる為め容器(チ)を吊持する臂(ト)に受車(ハ)及軸(ホ)を装置したる臂の構造

[戦前特許] 特明 26678 T3.10.13. 前澤四郎 前澤式索道搬器

一 本文所載の目的に於て全文に詳記し且別紙図面に明示する如く索条に抱着せる吊杆(2)の下端に回動性の懸環(3)を付し搬器の(5)に回動性の懸鈎(6)を付し且つ懸鈎(6)の背頭(7)に上下両端にて吊杆(2)と(5)とを挟定せしむべきS字形をなせる可動性の制止器(10)を框着して成る前澤式索道搬器

[戦前特許] 特明 27713 T4.5.12. 石田美喜蔵 架空索道搬器

一 前記目的を達する為め鉄鞍式扼子溝内頂部に弾機により常に押し出さるべく保たれたる突子と溝内側方の突起とをして索線の撚り目「ピッチ」と合致せしめ此頂突子と側方突起とを索線の撚り目に食い込ましめ以て急勾配に際しても扼の褶辷することなからしめたる架空索道搬器

二 前記目的を達する為め本文に詳記し図面に示す如く鞍扼子(ロ)の中央位に深く縦溝(ハ)を設け此内に弾機(二)と下先端鋭状(ホ)をなせる突子(ホ)とを嵌装せしめ突子(ホ)は弾機により常に押し出さるべく保ち此突子(ホ)の先端と側方突起(ハ)又は(ヘ)とをして索線の撚り目「ピッチ」と合致せしむべく構成したる扼子を具えて成る前記第一項記載の架空索道搬器

[戦前特許] 特明 28164 T4.8.6. 石田美喜蔵 架空索道搬器

一 前記目的を達する為め鉄鞍扼子式の搬器に於て索条に常時跨がるべくなしたる又状保護桿を設け搬器が受索軸上に来たりたるとき受索輪に又状保護桿が支障とならざる様該又状保護桿をして適宜に動作すべくし以て受索輪上を無事通過し終りたるとき直ちに原位に復すべくし受索輪以外の位置に於て搬器が索条に対して躍り上り再び落下するとき其又状部によりて制限せられて索条をして安全に扼子溝内に嵌合せらるべくなしたる架空索道搬器

二 前記目的を達する為め鉄鞍扼子式の搬器に於て索条に常時跨がるべくなしたる又状保護桿を設け此保護桿をして搬器が索条に対し躍り上がり再び落下するとき其又状部によりて制限せられて索条をして安全に扼子溝内に嵌合せらるべく且つ該又状保護桿をして搬器体に対して自由に上下に摺動し得らるべく構成して搬器が受索輪に達したるとき受索輪により保護桿を押し上げ以て支障なからしむべくなしたる前記第一項記載の架空索道搬器

三 前記目的を達する為め本文に詳記し図面に示せる如く両脚又状形保護桿(ハ)をして搬器体(a)と[木+内]形又は蟻形其他の嵌接合となし且つ両体の接面に滑転球子を装設し螺釘其他の手段にて両体の分離せざる様接合して成る前記第一項又は第二項記載の架空索道搬器

[戦前特許] 特明 28800 T4.12.23. 岸一太 架空索道搬車

一 本文所記の目的を達せんが為め本文に詳記し且別紙図面に示すが如く相連結せる2個の滑車の後車に框着せる連版には甲鈎杆を固定し平時斜立せる連版が停車場に達し前車が軌条上に乗駕するときは水平に転位し自然に甲鈎杆を伏せしめ更に軌条上を送行する際他の乙鈎杆に関連せる装車版に付設せる滑車を伏車子により圧下せしめ以て該鈎杆と装車版との関連を脱せしめ以て之を開かしめ出発の際は先乙鈎杆を摺行杆に懸合せしめたる後甲鈎杆を懸合せしむべくせる架空索道搬車

二 本文所記の目的を達せんが為め本文に詳記し且別紙図面に示すが如く装車版に設けたる載欠内に鈎杆(9)に連着せる転子を嵌合せしめ鈎杆を起し其嵌合を脱するときは鈎杆を伏せしめ得べく装車版には滑車(11)を付し以て之を圧下して転子の嵌合を脱し又滑車(11)を軌条(17)上に乗駕せしめて転子を嵌合せしむべくせる前記所載の架空索道搬車

[戦前特許] 特明 29309 T5.4.8. 濱田四郎 浜田式架空索道搬器

一 前記目的を達する為め鉄鞍式架空索道搬器に於て其扼子を二分し之れを夫々扼子框に枢着又は関着し搬器が索線上に架載せらるる時両扼子片は閉鎖して索線を挟齧すべく且其挟齧状態にある時両扼子背部にある楔孔を開らき此内に楔杆が自働的に嵌入せられて両扼子片を開らかざるべく楔止し以て両扼子の索線挟齧を確実ならしむべくなしたる濱田式架空索道搬器

二 前記第一項の搬器に於て扼子背に挿入せられたる楔杆が停留場に達したる時軌条其他の手段により自働的楔孔より抽出せられ両扼子の拡開を自由ならしむべくなしたる濱田式架空索道搬器

三 前記第一又は第二項の搬器に於て扼子背に挿入せられたる楔杆が停留場に達し抽出せられるたる時両扼子の背部にある弾条(d)の作用により両扼子が一点を中心として自然的に拡開すべくなされたる濱田式架空索道搬器

四 前記目的に於て本文に詳記し図面に示せる如く二つの扼子片(a)(b)は扼子框(c)に夫々軸(a')(b')にて枢着せられ其軸に纏付せられたる弾条(d)を以て常に扼子(a)(b)の扼口を開らき勝手に保つべくなしたる前記第一項の濱田式架空索道搬器

五 前記目的に於て本文に詳記し図面に示せる如く両扼子片(a)(b)の上背部に設けられたる楔孔(9)が扼口が閉じて索線を挟齧状態にあるとき開らきて其上位に弾条(k)に依り圧し付けられつつある楔杆(h)が其上背部の扼子開孔に自働的に嵌入せらるべくなしたる前記第一項の濱田式架空索道搬器

六 前記目的に於て本文に詳記し図面に示す如く楔杆上部は框筒(i)を貫通し之れに依り誘導せられて上下動をなし其上部にある滑車(n)と停留所に設けられたる突出軌条(o)との関係に依り搬器が停留場に入りたる時楔杆(h)は扼子上背の楔孔より抽出せられ楔子口の拡開を自由ならしむべくなしたる前記第一項の濱田式架空索道搬器

[戦前特許] 特明 29335 T5.4.15. 長谷亀太郎 長谷式撚目鉄鞍扼子

一 本書に詳記し且つ別紙図面に示すが如く一の搬器に対し其左右に突出せる臀部(3)(3)に設けたる各一個の透孔(4)内に二片より成る突起(5)(5)をして常に外方に開くべく緩挿し其上端を枢軸(8)によりて連接し突起の下部は斜めに外方に張出して其下端には内面に索条の撚目に一致すべき撚目(12)を分割して設けたる扼子(6)を二個所に具え扼子の下辺は索条の断面約七分を抱擁すべくなし以て重量又は動搖の増加するに従い益々把握の度を加うべくなしたる長谷式撚目鉄鞍扼子

[戦前特許] 特明 29662 T5.6.28. 濱田四郎 濱田式架空索道搬器

一 前記目的を達するため鉄鞍式索道搬器に於て其鉄鞍[手+厄]子の尾[木+干]をして搬器体に貫通せしめ其両者の負荷に滑転球子を装子して器体に対して自由軽快に機動し得べくなしたる濱田式架空索道搬器

二 前記第一項の搬器に於て搬器体と共に油溜室を鋳成し之れより導溝を経て器体と[手+厄]子との接触部位に油を自由に供給し得べくなしたる濱田式架空索道搬器

[戦前特許] 特許28801号 T4.12.23 岸一太 架空索道の改良

「ハリッデー」式架空索道の改良


2011-12-23 [長年日記] この日を編集

うーむ.金具が足りねえ.あの時買っておくべきだった.あと両面テープは失敗.せめて糊にしとけ>次回 もしくはもっと厚いの買っとけ.

[独言] 冬至

冬に至ると書いて冬至と読むっ.その心はっ.そのまんまやっ.2回目っ.


2011-12-24 [長年日記] この日を編集

[戦前特許] 第78類 鉄道(P.667)

鉄道マニアの人はどうぞ.罫線はどういう意味があるのか不明だったがとりあえずそのまま入れた.

http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjsogodb.ipdl?N0000=101

文献種別「C」,文献番号を下記コピペで栗.ハイフンの前,表記のないものは昭和なのでS20とかS26とかにする必要あり.12/25に修正.でてこないときは文献種別「B」で.

A 鉄道

0 軌道
42306

183464 S25-137
194320 S26-7556
201021 S28-2155
11 基礎
T14-4861 102272
143613

184913 S25-1901
111 軌道舗装用
24771 102035
12 まくら木
19338 S14-1410
S17-923

S31-10406
121 木製
165551
122 コンクリート製
1598 4378
7429 26275
33862 36295
38621 45188
45516 62440

65384 72847
73434 79089
80828 S08-2427
177604 179845
180044 180754
182518 182585

184664 S25-1232
186568 S25-4006
196177 S27-1931
206501 S29-1601
207653 S29-2842
211198 S29-6954
123 鉄製
11319 15765
19338 22412
24662 34224
70395 166447
129 まくら木移動防止装置
165647
2 軌条,その固定
41230 S11-4346
218889 S30-6804
21 軌条
44390 103783
160375

190757  S26-4354
191970  S26-4353
219000  S30-6805
211 軌条の形状,構造
38007 101498

215648 S30-2103
219534 S30-6806
212 軌条相互の接続
1867 4371
7436 7827
8526 9675
11995 12612
14499 19206
20068 22804
24660 25898
30855 34900
34905 36116
36616 38846
43615 62792
66108 72536
72538 79563
80742 80743
81959 133620
137050 139222
146228 S17-5112
183050

184802 S25-1233
186623 S25-3002
193623 S26-6601
198174 S27-3553
205003 S28-6401
210600 29一5651
211759 S29-7402
212971 S29-7401
214314 S30-2015
218887 S30-6807
219122 S30-4556
231130 S31-10145
S31-8120
213 軌間の調節装置
101465 S14-498
22 軌条とまくら木の固定
9063 12700
12833 16923
20556 20594
20965 26171
26878 26953
29517 31578
33672 35338
36295 36535
64191 68402
73705 80568
81352 85605
86152 87155
92383 93018
97496 100806
164845

無 S25-1234
無 S26-2124
199043 S27-4657
200647 S28-502
221 犬くぎ、ねじくぎ
5139 14184
16346 18970
23440 32101
35968 43322
45034 61245
61690 66664
68155 117462
117858 S23-1000
222 座板
8660 38835
64373 66167
82294 S06-2796
8 軌道付属装置
44037 61226

186477 S25-3003
194989 S27-905
無   S28-5905
218888  S30-6808
230286  S31-9154
81 アンチクリーパ
26632 42540
70646 83906
88055 97851
S24-3663 181989
182893

193623 S26-6601
83 車両止め
79390  S03-5071

186654 S25-4008
186851 S25-4007
190093 S26-3552
190551 S26-3551
194032 S26-7151
9 特殊軌道
26603 41676
44897 155426

188101 S26-315
200784 S28-1909
223965 S31-2502
226078 S31-5321
228427 S31-6665
228959 S31-8423

B 軌道の敷設,補修

0 軌道の敷設,補修
12017 14329
14717 18745
19445 20000
21133 45136
80741 83905
S04-3701 84924
84996 85239
88916 100923
104821 S14-9
177895 S24-1774
S24-2270 S24-3658
S24-4757 181946
 

OCRでも結構面倒...

[戦前特許] 第78類 鉄道(pp.668-669)

割れ着和暦を検索しやすいように変更。前のも書き改めるか。

(0 軌道の敷設、補修・続き)
182082 182156
182965 182966
182967 183232

183196 S25-343
185018 S25-1902
185147 S25-1468
186975 S25-4401
186976 S25-4402

188878 S26-1003
189752 S26-2051
191504 S26-5233
192091 S26-5753
192180 S26-5403
192311 S26-5754
192877 S26-7277
193019 S26-5405
193022 S26-5404
193869 S26-7152
194041 S26-7805
198981 S27-4658
無 S27-247
199427 S28-503
200951 S28-2352
201568 S28-3092
201725 S28-2141
203403 S28-3986
204846 S28-6402
205664 S28-6544
205715 S28-6329
拒 S28-2534
207880 S29-2618
209355 S29-2943
209356 S29-3193
210301 S29-4910
211349 S29-6965
211539 S29-7542
212749 S29-7403
217801 S29-6955
212994 S30-312
213758 S30-902
214585 S30-2104
214940 S30-2585
214964 S30-2106
216188 S30-2105
219324 S30-6810
219834 S30-7652
拒 S30-6809
226079 S31-5102
227060 S31-5805
227216 S31-5101
227357 S31-5044
227917 S31-5804
229316 S31-8405
229643 S31-7150
230286 S31-9154
231338 S31-10298
1 まくら木運搬器
184322 S25-739
2 軌条運澱器
80539

191032 S26-3583
3 軌条,まくら木の穴あけ
198035 S27-3554
無 S27-4659
4 ねじくぎの締着,抜取り
21143 88847
82675 85172
108661 114283
182415

186626 S25-3004
195307 S27-1355
215597 S30-2107
219726 S30-6301
5 道床てん圧機、道床つき固め機、道床ふるい分け機
91980 100504

C 転てつ

1 てつさ
35718 S11-4346
S12-3894
11 固定てつさ
14475 14477
15186

190015 S26-3553
212546 S29-7755
12 可動てつさ
11583 20094
22603 24800
26548 30899
42821 61054
62461 62721
63900 78789
100563 102789

190279 S26-3352
190551 S26-3551
202284 S28-2851
212547 S29-7756
13 軌道交さ
30504 93075
97027 103699
14 転車装置
62058  181244

191709  S26-4201
215953  S30-2108
20 共通事項
2561 26556
99250 99457
103394 121631
126431 126432
126467 S13-673

205681 S29-455 
225365 S30-3753
201 転てつてこ装置
4556 5254
6854 18875
105389 123869
159265
191879 S26-5151
202287 S28-3251
206264 S29-53
207921 S29-1602
218048 S29-7757
218049 S29-7758
231285 S31-9754
202 転てつ器 鎖錠装置
24632 26494
31592 98019
S11-2310 122204

204017 S28-5902
205680 S29-54
232010 S31-9755
209 転てつ標識
60588  102448
21 手動,足踏み転てつ器
79798

183915 S25-731
202287 S28-3251
22 動力転てつ器
S05-2042

202288 S28-3252
204014 S28-5903
212956 S29-7759
221 液圧,気圧によるもの
T13-2122 72748
104532 106357
130787

191905  S26-4202
222 電気式によるもの
62273 69946
73981 74652
74653 75891
76772 81081
81324 82761
83682 84078
84102 97730
97953 99154
102071 102450
104338 105516
S09-1113 126725
130305 133169
134789 144504
144903 156181
159671 S24-3370
182209

184360 S25-1002
202286 S28-3253
204019 S28-5904
204034 S28-5204
205768 S29-55
225853 S31-4611
227572 S31-6652
229166 S31-6658
229825 S31-8402
23 ばね転てつ器
98288 101205
107991 125328
145631

189915 S26-3353
199383 S27-5053
199384 S27-5054
拒 S28-1602
3 車両自体により移動される転てつ器
8322 9304
10080 10253
11160 12032
14333 31062
35957 39747
40070 63137
69321 70179
71935 74221
79677 81162
85561 99707
103801 103802
104078 105330
120802 165175
181529
33 電気的のもの
215985 S30-2109
218374 S30-4553
219370 S30-6002
221425 S30-8651
229825 S31-8402
9 補助装置
201700 S28-2353
92 転てつ器の加熱、保護
70335 125436
178053 181243
S24-14117

190454 S26-4203
190689 S26-4204
191750 S26-4205
93 転てつ器の給油、掃除
34906

D 踏切保安装置

1 遮断踏切
81784 87913
87986 88778
89709 91957
92376 92608
97332 98239
98739 99789
100814 103339
106799 116894
118505 121640
130041 130243
10 共通事項
S04-3980 S15-4707
101 踏切門
17310 S04-2057
S04-4689 S12-1724
S13-4736 S18-1816

186989 S25-4403
205161 S28-6403
207130 S29-1356
102 軌条接触器
230306 S31-9158
11 踏切開閉装置
192803 S26-5755
112 電気式
29203 74144
83820 87518
87986 89604
101779 101955
103685 106799
112745 123645

221421 S30-8652
227675 S31-5103
228982 S31-7202
12 車両自体で開閉される踏切装置
204035 S28-5205
121 機械的によるもの
6744 22638
24302 30274
31203 31210
32725 41208
42655 43169
45286 66407
70838 73730
S02-347 79494
81844 86527
88778 90128
92886 98119
101925 101982
103284 103285
103286 S08-210
104592 107057
S09-1717 114000
118505 147401

215172 S30-2110
122 液圧等によるもの
44812 88378
101955 101956
116013 118591
129652

203648 S28-4351
123 電気的によるもの
4030 32493
45268 63371
64016 64154
65444 66061
73627 73630
76745 76917
82304 83440
84682 S04-2670
85194 87986
90202 90447
90605 91768
S06-3060 98308
98313 99512
99521 99877
99907 100491
103913 112729
115142 117676
118017 119768
121827 122118
123645 124228
126807  130158
130242  134231

203646 S28-4352
203647 S28-4353
203649 S28-4354
205767 S29-56
212947 S29-7760
2 踏切警報装置,踏切信号装置
38385 42479
T14-6002 68053
68068 70417 
74624 77834
80103 81211
82272 82968
83326 84077
84702 84923
86803 87503
90756 92932
92933 98472
99345 99688
100894 102356
106251 107568
108300 108420
109015 S09-2375
110442 110941
113185 124026
126164 126683
126882 176420
182122 182294

184748 S25-1903
193796 S26-6602
194034 S26-7806
194334 S26-7810
194337 S26-7809
194430 S26-7807
194431 S26-7808
203960 S28-5206
205767 S29-56
206393 S29-57
212043 S29-7404
212050 S29-6958
212622 S29-6957
212658 S29-6956
214680 S30-903
215551 S30-2504
216196 S30-2503
217524 S30-3304
217525 S30-3305
231721 S31-9155
S31-9156
3 踏切予告装置
77726 81299

E 電気鉄道

0 電気鉄道
T15-9033 81037
S06-74 95311
97328 176289
177507

187183 S25-4009
190596 S26-3244
199699 S28-504
203108 S28-3851
208787 S29-3351
211539 S29-7542
218718 S30-6040
225710 S31-3153
226193 S31-5104
1 電気鉄道の配電
186982 S25-138
207362 S29-2301
207784 S29-3277
11 架空電線式
61421 78302
81864 92161
104147 107149
107489 111693
120059 145809
182888

183556  S25-424
192059  S26-5756
111 電車線支持具
10176 10177
18380 27903
29643 30892
41615 61532
68744 71781
76602 81754
本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ tyaffic [地獄の呪文だよ…]

_ ocoze@三重 [めり薬升]

_ nagajis [鱒です〜]


2011-12-25 [長年日記] この日を編集

[戦前特許] 第78類 鉄道 (pp.670-671)

(111 電車線支持具 続き)
91340 91370
95188 97062
99584 99639
160814 172901

無 S26-4751
112 電車線接続具
69415 93659
118398
113 区分碍子
65751 74328
80401 89262
94927
114 支線取付け具
26649 62909
64445 68802
74691 77094
86826 102637
S08-1850 104960
152821 161321
175332 S22-895

190503 S26-4206
226406 S31-5105
12 第三軌条式
3638 4693
5174 7894
11880 12364
15537 44934
178759 180113

186937 S25-4010

F 鉄道信号、保安装置

0 鉄道信号、保安装置
7660 12005
12636 18575
20969 26719
31314 41987
62864 63976
65196 66273 
T14-3318 T14-5789
67662 T15-9705
71023 73132
74700 77815
78010 78250
79529 S03-1745
S03-5070 80118
82686 85903
88373 S05-4446
90320 93622
96881 99162
99404 100674
100977 101984
101985 102855
103693 103826
103865 104096
S08-2498 S08-3169
104568 105081
106384 107446
107467 107771
108235 108443
110669 111559
111975 113184
117039 118131
119822 126766
S13-2520 130859
134157 136606  
137861 139319
S16-3972 151548
S17-1599 155587
156600 157004
158245 164100
S22-1189 175511

183933 S25-1004
183934 S25-1005
184129 S25-1401
184561 S25-1003
184682 S25-730
184749 S25-1904
184959 S25-1905
186508 S25-4011
191548 S26-5757
191562 S26-4752
191976 S26-4835
194271 S26-7812
194571 S26-7811
195241 S27-867
195242 S27-868
195883 S27-13561
205767 S29-56
205968 S29-58
207419 S29-2551
209373 S29-4502
209802 S29-5154
210709 S29-5652
210710 S29-5653
210712 S29-5654
210715 S29-5655
211207 S29-6301
211212 S29-6302
212046 S29-6959
212658 S29-6956
212946 S29-7761
213311 S29-8352
213315 S29-8351
214677 S30-904
214680 S30-903
214687 S30-907
214688 S30-906
214689 S30-905
214696 S30-908
215017 S30-1603
216196 S30-2503
216203 S30-2505
218097 S30-4554
218102 S30-4953
218103 S30-4555
218104 S30-4954
218105 S30-4955
218108 S30-4956
218113 S30-4957
218117 S30-6304
218478 S30-6303
219324 S30-6810
219364 S30-6007
219366 S30-6003
219367 S30-6004
219368 S30-6302
219369 S30-6006
219431 S30-6008
219433 S30-6005
220000 S30-6944
220248 S30-7664
221942 S30-8653
拒 S30-6809
227797 S31-7203
230306 S31-9158
231725 S31-9157
S31-9156
01 ポンド
4686 7276
18150 23948
61469 63290
65334 65335
66530 71417
72759 76115
76810 S03-2534
83178 84364
84907 84990
86899 87273
89354 90961
91460 91904
92283 92985
93045 94032
S06-2236 94323
95417 95499
96233 96234
96235 96754
97106 97107
98229 98361
99861 100317
101631 113156
116009 119212
143887 152091
153200 161446
174881 S22-598
177603 S24-3080

206247 S28-2852
209081 S29-4909
230056 S31-8403
02 軌条絶縁
81325  119638

192826 S26-7047
213697 S29-8353
拒 S29-6741
219122 S30-4556
無 S30-909
04 継電器
12421 43806
61663 65211
68554 70434
76323 76516
81645 102447
103105 103108
104751 108668
110758 113107
113406 S10-4696
116403 117726
122110 126040
138245 144115
154064 161191
163416

188979 S26-2052
192508 S26-5726
192510 S26-5725
192734 S26-6072
193610 S26-7482
194335 S26-7813
199903 S26-7427
194358 S27-230
195239 S27-906
195766 S27-1357
195884 S27-1467
196758 S27-2354
196762 S27-2733
198297 S27-4251
198298 S27-4252
198943 S27-4660
199865 S28-505
199867 S28-506
199906 S28-153
199907 S28-507
199909 S28-152
200419 S28-1019
205174 S29-32
208908 S29-2552
209451 S29-4869
209452 S29-4870
210107 S29-5729
210769 S29-5722
217956 S30-4373
1 信号、標識
5785 6085
7709 7952
11458 13934
14450 14476
15917 17213
18073 21644
21894 25773
26087 26806
28232 29069
32716 37993
42318 61491
67474 68888
76885 77077
92842 93200
110904 156803
156879 166321
175131 176350
176369
11 信号機
22779
111 腕木式
186576 S25-4012
231286 S31-9159
112 色灯式
186577 S25-4026
194356 S27-304
202378 S28-3889
204804 S28-5725
213304 S30-20
113 灯列式
204804 S28-5725
12 信号機の操作
T13-1685 S05-3546
S07-3198 S11-4762

202288 S28-3252
210711 S29-5657
211211 S29-6303
214693 S30-702
231285 S31-9754
13 特殊信号装置
218101 S30-4958
2 閉そく装置
85817 88126
104118 115847
139807 140490
165775 170667
S22-1690 S22-1691

184833 S25-1727
194357 S27-305
201 通票
157563
204 通票授受器
5202 25072
25517

229167  S31-7752
21 通票閉そく器
3325 5605
7198 8238
9202 9847
10922 19991
27648 28455
37177 60324
117948
22 双信閉そく器
25699 28011
28199 30937
80785
23 連動閉そく器
64689 85824
96839 98762
102446  104177
115846
187770  S25-1006
214963  S30-1604
218110  S30-4563
24 自動閉そく器
7959 14506
17069 18407
20703 24653
25351 28236
31039 41968
42784 68052
68067 76885
77811 78982
84402 84607
85899 92893
98645 103556
S08-5123 108621
109622 110435
114334 115589
S12-3881 123742
124182 125791
134157 140001
153905 163123
165223 174967
178026

194681 S27-306
205670 S29-456
209800 S29-5155
211206 S29-6304
213308 S29-8354
214675 S30-701
214692 S30-918
214799 S30-1605
216233 S30-3754
218102 S30-4953
218721 S30-6306
219365 S30-6305
231351 S31-9756
231693 S31-9160
231860 S31-6659
     S31-7756
3 信号と転てつとの連動装置
74329 85493
S09-3519 133786 
145632 S16-3915
152113

183915 S25-731
186677 S25-4014
186856 S25-4013
192800 S26-6603
192808 S26-6604
192809 S26-6605
194336 S26-7814
195805 S27-1358
203651 S28-4355
205162 S28-6404
228509 S31-6103
231693 S31-9160
30 共通事項
15344 21141
79030 80530
180667 182525
303 回路制御器
215199 S30-2218
31 第一種連動機
4411 6693
27094 72751
83676

217511 S30-3755
32 継電連動機
39543 68799
85822 91561
101820 104338
104533 109613
115812 116208
124617 131007
131109 132607
133785 133786
133787 135336
135940 141247
145633 149274
149276 152113 
152785 156565
156935 157003
157784 160092
160287 160571
160833 163122
166661

205667 S29-457
209801 S29-5156
210238 S29-5669
210716 S29-5656
213302 S29-8357
213305 S29-8363
213306 S29-8358
213309 S29-8359
213314 S29-8356
213315 S29-8351
213316 S29-8355
214107 S30-1607
214693 S30-702
4 車内信号、自動列車制御
34238 T15-10192
S09-2231 S10-5094
S12-3150

無 S26-7465
197133 S27-2608
198944 S27-4635
210238 S29-5669
214685 S30-705
229596 S31-6963
40 共通事項
4047 9215
13991 14573
15203 19053
20892  21764
26188  37453
41041 43498
65578  84563
97552 104473
104535 108075
118311 139474
152442 162016
S22-1995 181775
182649

[] 香西泰『高度成長の時代 現代日本経済史ノート』

本棚の整理をしていたら買ってそのままになっていたのを発見.少しずつ読み進めている.文庫本だがガチ経済の話.最初はとっつきにくいが戦後からの各論にかかる頃から「なるほどなー」が増えて印象深くなる.戦後間もなくの日本はスイスのような文化国を目指していたとか(日本国憲法第九条につながる話),敗戦後に高炉がさらに減って八幡の3基だけになったとか.戦後史観は自分に身についてない分野だから,これで補えたらいいな.

廃道がらみで歴史の微細構造を見てばかりいると大局が掴めない.歴史の教科書では大筋過ぎて身近に感じられない.間を埋めるのは自分でしなければならない.大変っちゃあ大変.まあ,いまの日本ではそういうのを知る必要もないのかも知れないけれど.

[廃道本] Oさんと反省会

画像の説明売れているかどうかはさておき(実際のところいま段階ではわからない),出来たものに対する認識?評価?については2人とも同じ方向性であったことを確認し安心した.読まれた方の評価も(ピー)ということで何よりである.自分は怖くて見に行けない.書いて垂れ流し・投げっぱなしが良くないことはわかっている.だからこそ自分で各所に送りつけておるのだ.

献本先を一つ漏らしていた.今年中に送っておかなければ.そういえばクロネコメールで厚2cmまで送れるのだったな.そっちを使ったほうがよかった...あと,追加で数部いただくことができたのでどこかへ送りつけたいと思う.どこがいいだろう?おすすめの場所があったらお教えいただきたい.てか個人購入の分も捌かないと.+1

[独言] 大掃除

珍しくいまの時期に大掃除が済んでいる.本棚も少し整理ができた.

もう読むこともないだろう本(Vine Linuxの入門書だとかネタで購入した良悪パソの本とかHTMLのタグ辞典旧とか)を片付けたほうがよいような気がする.数年前から本棚の肥やしになってるやつなんかはヤニまみれなので捨てるしかないだろうが.蔵書の大半は古本で購入したやつで,そういうのは捨てるに忍びないが,新しく購入したものでもう読むこともないだろうものはさっさと捨てるに如かずだろう.いつも思う.自分は書籍のターミネーターである.

紙資料の片付けも徹底したいような.どのクリアファイルに何入れてあるのかわからんくなりつつある.エリア分けもちょっといまいち.背表紙に何も書いてないのがいけない.毎回毎回『林道のあゆみ』を手にして違うと舌打ちするのはさすがに愚だ.

あと,抜き出して断片になってしまった資料のナイナイ.あとで自分が困ることは屁を見るよりも明らかである.日本近代の架空索道とか.ページ抜けると府立中央まで行かなければならなくなる.その面倒くささから逃避するために特許タグをやってたりするのだがまあ無駄な話だ.時間はもっと有益に使え.

[コアダンプ] 自己宣伝でない宣伝の難しさ

純粋に「この情報を広めたい」と思う時の宣伝の難しさ.自分が感じたことを書いても共感を得られないことを知っていながら広めなければならないという難しさ.いろいろ考える割にちっとも答えがわからない.どっかで新次元な何かをせにゃならんのだろうがそれが何なのかわからないから困る.いろいろやってみるしかあるまい.まず最初は恥をかくことを厭わない辺りから始めなさい>nagajis.嫌われることから取りかかりなさい.手を拱いてたら何も進まぬよ.

[産業遺産] うろ覚えのまま

九州・山口の近代化遺産は景観法に基づく指定から始めようかという話に落ち着いた云々という話を読んだ気がする.世界遺産も文化財指定も若干お役所仕事的なところがあって,その指定以前に何かの文化財指定(例えば世界遺産なら国の重要文化財とか登録文化財とか,国文化財指定なら県とか市町村の文化財指定とか)がないとならないみたいな風潮がある.それがその物件のもつ価値を端的に&普遍的に示す指標として有効だから仕方ないといえば仕方ない.人の能力を測るのに「資格」が幅を利かせてるのと同じ.

だけどもなあ,とは思う.能力があればどんな資格でも得られるが(得られる権利がある.実務経験とか要資格とかあるだろうが),物件はステップバイステップでしか許されない.ということは個人が「いいものだ(遠い目)」しただけではいいものにならず,自治体や政府のお墨付きがない限りそこで終わってしまうということになる.公的にお墨付きを貰わないと両者ともただの馬の骨で終わってしまう.

何度も引き合いに出すが,産業考古学会の推薦産業遺産制度はその点に注目した面白い試みといえる.あえて未指定のものに限って推薦し,人々の注意を喚起するという.権威の笠を着る行ないといえなくもないが権威の使い方としては間違っちゃおらんよな.近代土木遺産制度,近世以前土木遺産制度も同じようなところがある.破壊され失われやすい土木構造物を守るための箔付けだ.

逆説的だが,人が「○○遺産」という箔に左右されず,自分がいいと思うものをいいと信じ,誇ったり宣伝したりして省ることがないような世の中になれば万事うまくいくんじゃないか.他人の「いいもの」を素直に自分の「いいもの」とできるような風潮になれば.廃道は好きだが廃墟には距離を置きたいなどと面倒くさいことを云うnagajisのようなやつが減れば.世の中は徐々にそのようになっていってて,nagajisは要らない子確定なのだから,そこは心配しなくともいい.時を待て.その間自分がどう食い繋いでいくかはまた別問題.

[独言] ケーキをくった

画像の説明

世の中に迎合する練習をたまにはしておくべきだろう思い、独りケーキを買ってきて食べている。お世話になった方々に感謝しつつ。ケーキである必要はなかったかも知れない。

クリスマス(イブ)は彼女と過ごさなければならないという風潮で,そうでない人を憐れむような放送をラジオがやっている.どうだっていいじゃないか.その通念は通念として伝え残す必要があるもののように思われない.

自分がそうありたいと願うことを,さも常識のように述べ立てて誤誘導するような振る舞いは差し控えなければならぬ.自分の理想我を人に押し付けるなと.それって廃道を喧伝するのと同じじゃね? と思われたらnagajisの負け.廃道が流行になったところでnagajisの価値が上がったりはしないのだ.廃道探索が流行って過去が見直されるようになればいいのであって,nagajisの名を売るために廃道を喧伝するようなことがあってはならんのだよ.と思った.ケーキの効果が全然ない.

[独言] メガネを新調した

画像の説明
新調した。レンズは8年ぶりである。クリアな視界がこのうえなく有難く、今度は傷だらけにしないよう気をつけながら使おうと思っている。机の上に適当に放っておくとレンズを下にして転げてしまうので注意すること>nagajis。

[独言][標識] ロータリー@待兼山

画像の説明

メガネの仕上げに時間がかかるということだったので、時間潰しにふと思い立ち、部室へ行ってみることにした。ついでに偉人伝献本してこようという魂胆。その途次、待兼山の住宅街にロータリーがあることを発見した。そういえばそうだったな、ここにはロータリーがあった。記憶が擦り切れるほど何度も通った場所なのだが、ロータリーだということにこれっぽちも関心を持っていなかった。

画像の説明ちゃんと標識もある。

画像の説明
村田鶴との脈絡がこんな近くにもあったとは。とはいえこんなものまで脈絡のうちに入れていいのか>jis? そのうち村田姓の表札まで撮り始めるかも知れない。

で,行った部室にはクリコンの日であるにもかかわらず誰もいない.そのうえOBお断り的な張り紙がしてあって門前払いの格好.ううむ.

[独言][廃道本] 神吉先生より絵葉書で献本御礼状が届いた

粋な計らいでうれしい!

[独言] 戦前特許カテゴリを修正した

まるでアリバイ工作のごとくに大量の書き込みを投下する.[特許]カテゴリをやめて[戦前特許]に変えた.最初のやつも和暦表記を一発クリックで済むように修正.

[戦前特許] 第78類 鉄道(p.672)

(40 共通事項 続き)
195243 S27-907
198036 S27-4253
211208 S29-6305
218721 S30-6306
219365 S30-6305
219372 S30-6307
401 車内警報器,車内信号器
213303 S29-8360
216200 S30-2506
41機械接触式
10066 12837 
20909 39639
39838 64232
81246 85827
110174 114168
180742
184943 S25-1906
191458 S26-4754
42 磁気式
38381 41090
43689 60956
61800 63457
64417 87044
87580
43 電磁気式
9766 12037
12543 12647
12713 14138
15764 17354
20589 22188
22224 26689
28222 34238
34417 37688
38794 39248
39249 42271
42367 42661
43688 45496
45529 60182
61799 63195
64705 66483
67701 73569
74662 75506
75661 76373
79972 81496
84955 85977
86071 86970
87531 87534
92366 105731
108755 112505
113047 123950
124903 125474
130306 133043
134203 135881
136326 141163
159066 159067
160404 161976
175120 175150
S22-586 S22-587
183552

196733 S27-2355
218100 S30-4959
218106 S30-4557
230188 S31-9757
45 連続コード式
74366 76889
100506 112358
126184 144128
156936

191968 S26-4809
194357 S27-305
194359 S27-307
195245 S27-908
196729 S27-2801
196732 S27-2802
209801 S29-5156
210709 S29-5652
211206 S29-6304
214697 S30-703
451 コード発振器
205668 S29-4586
213312  S29-8361
5 軌道保安装置
190093 S26-3552
190551 S26-3551
194431 S26-7808
194351 S27-308
195885 S27-1359
196760 S27-2356
無 S27-4254
202225 S28-2853
203650 S28-4356
無 S28-5905
205814 S29- 59
205816 S29- 60
206265 S29-459
拒 S30-704
51 貸車軌道制動機
80010 80249
89827 98573
98588 99409
119470 130705
151093 160548
160549 164691

196731 S27-2358
196756 S27-2357
196757 S27-2803
199868 S28-154
199905 S28-508
209372 S29-4503
214736 S30-910
59 ハンプ自動仕わけ装置
104078 114261
134791 136238
148588 149175
152484 156298
165532

195233 S27-988
218888 S30-6808
220000 S30-6944
231350 S31-10407
6 集中制御装置
23466 31262
31263 31341
66323 74643
79031 S04-4773
87907 87945
87946 98765
98767 104431
104930 105407
107658 107797
S09-2231 S09-3044
111316 111354
112432 114264
119251 125494
132281 133231
133232 134336
134790 135979
138436 142001
142805 145312
157783 161977
172846 176561
179361

191904 S26-4207
200424 S28-1102
204015 S28-5207
205666 S29-460
211210 S29-6306
214107 S30-1607
214685 S30-705
215127 S30-1606
218451 S30-6308
219432 S30-6309
228509 S31-6103
230939 S31-10408
231201 S31-10409
231247 S311-9919
61 コード式
204015 S28-5207
209801 S29-5156
210711 S29-5657
210713 S29-5658
210714 S29-5659
210717 S29-5660
211209 S29-6307
211211 S29-6303
213305 S29-8363
213307 S29-8365
213309 S29-8359
213310 S29-8364
213313 S29-8362
214676 S30-706
214678 S30-911
214679 S30-707
214681 S30-912
214682 S30-913
214683 S30-708
214684 S30-914
214686 S30-915
214690 S30-916
214691 S30-917
214692 S30-918
214694 S30-919
214695 S30-920
214963 S30-1604
216197 S30-2507
216198 S30-2508
216199 S30-2509
216201 S30-2510
216202 S30-2511
216203 S30-2505
216204 S30-2512
218095 S30-4558
218096 S30-4559
218099 S30-4560
218107 S30-4561
218109 S30-4562
218110 S30-4563
218111 S30-4960
218112 S30-4564
219371 S30-6009
62 多重周波数式
213433 S30-711
213434 S30-710
213435 S30-709
231110 S31-9758

[戦前特許] 第79類 鉄道車両 (P.673)

A 普通鉄道車両

0 普通鉄道車両
140644

210222 S29-5157
01 列車の外形、列車の運転方式
6047 14378
135042 135192
161608
1 機関車、動力客貨車、炭水車
6999 113766

211611 S29-6960
11 車体の形状、構造
192984 S26-6606
197961 S27-4382
201610 S28-3254
215557 S30-2941
219201 S30-6310
111 蒸気機関車
9117 9118
9481 9582
10072 11331
15398 16829
30384 35171
38293 40896
41496 43005
61577 65083
67581 70222
76303 82715
84249 106924
112 電気機関車
39230 74248
S03-456 S03-2672
82204 82727
83977 84532
86007 87275
89713 102862
S08-1344 126133
167599
113 動力客貸事
4043 6230
6421 11060
12407 13787
19517 26581
30737 64680
76268

197133 S27-2608
232067 S31-10841
114 炭水革
4403 82701

S31-4884
121 燃料,水のタンク,給送
45237 S02-3959

224156 S31-2941
122 付属具
11256

221958 S31-308
13 動力発生,停電,制御
162091

222992 S31-1817
131 動力発生
3885 9031
29253 30687
61325 61576
63937 65121
65693 70715
74593 82707
90960 99008
107212 107316
107492 S10-1271
116779 130651
172725

192272 S26-4162
197614 S27-3558
取 S27-2359
200361 S28-1603
210307 S29-6308
132 機械的動力の伝達
39470 67922
68466 T15-11225
70587 77707
80260 81650
83961 91969
182698

186163 S25-3224
216559 S30-3756
無 S30-6811
222028 S31-554
222061 S31-552
222195 S31-551
230821 S31-9504
230822 S31-9505
132.1 たわみ連結
45142 69827
81996 85058

183333 S25-95
211277 S29-6961
216501 S30-3757
132.2 けん引力の調整 
11350 S02-68
89273
132.3 連結[木+干]
39939 40692
72144
133 集電装置
7186 8379
11161 40189
86785 87274
125495 S16-5353
150104 S17-1294
S17-2498 178759
180113 180244

184100 S25-732
185795 S25-3005
186880 S25-4016
186968 S25-4015
190574 S26-3554
193855 S26-7153
195277 S27-909
200893 S28-1604
205250 S29-461
214722 S30-2111
217198 S30-3306
223808 S31-1054
229589 S31-7753
230463 S31-8404
133.0 共通事項
82976 85185
85420 85439
85539 85540
85721 100316
103662 S09-4879
112416 145801
S16-5352 175135
175261 175262
175263 175264
S23-3275

221389 S30-7653
222390 S31-1055
133.01 集電子材料
79647 108617
109240 112801
120289 135003
135004 144980
145171 149042
151835 151872
152328 153100
153639 154596
S18-4898 166756
171409 176580

184602 S25-1235
184669 S25-1728
188164 S26-1004
191911 S26-5152
194093 S26-7815
194284 S26-7703
215135 S30-1551
219482 S30-6852
219483 S30-6853
無 S30-7154
229273 S31-8254
229351 S31-8751
231309 S31-10901
133.1 トロリホイールを持つのも
5024 7181
7844 9684
9922 10097
10573 11354
12315 12375
本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ ocoze@三重 [人≠ひと≠hito]

_ nagajis [それは何かの謎掛けですか?]

_ 38kw [そのツッコミを見て以降、人々のHitBitが頭から離れない]


2011-12-26 [長年日記] この日を編集

[独言] 私跡巡り

眼鏡のアップデートを待つ間,ぶらぶらと歩き回った.たまたま鞄に偉人伝が入ったままになっていたことを思い出し,それをチャリ部に呉れてやろうと思い立ち,2駅歩いて部室まで行ってみることにしたのだった.

画像の説明明道館.学生時代に一番長く居た場所.要するに部室長屋である.文化系クラブや古くからある体育会系部が居着いていて(チャリ部も一応体育会系だった),各部が好き勝手に使っていた,やや無法地帯的な場所.言い換えれば最も自由のあった場所である.卒業してからはめったに訪れることもなく,現役生と交流や面識があるわけでもない.昔を懐かしむおっさん風情でふらっと訪れるのが好きだった.

画像の説明自分が現役だった頃はコンクリート打ちっぱなしの壁,および床天井の汚い建物だった.革マルゴシックで「造反有理」とか書かれてたっけな.入り口の軒下部に軽音の謎の倉庫とピアノがあって,その隣にチャリ部の自転車が詰め込まれてて,ひどく邪魔だった.明道館の中庭は,アメフトの防具,灰色の猫,そしてゴミと腐敗が常にあった.それが今やすっかり小奇麗になって,タイル貼りになっていさえする.違和感しかしない.
昔のチャリ部はBOX2.正面の階段の脇を入ったところ.鍵などなく,土日祝日年末年始関係なく入れていたのだが,自分らが卒業した頃からボヤ騒ぎや盗難事件が相次ぎ,セキュリティーがうるさくなったそうだ.新部室には鍵がかかっていて,それっきり.クリコンの日だというのにケーキ&鍋の用意をする姿も見られない(実は昨晩やってたのかも知れないが).

画像の説明献本は取っ手にぶら下げてきた(この一冊は自費購入分ということにしておく).

画像の説明変わらないのはこの銀杏くらいだろうか? 生協食堂との間に銀杏の大木が生えていて,秋口にはそこそこ綺麗だった.すっかり葉を落として寒々しい姿になっていたが,唯一当時と同じ姿をしている.銀杏の葉をモチーフにした図案が校章だ,といちよう説明しておく.

画像の説明イ号館前の池は埋め立てられて小奇麗な建物が建っている.そのうえ公園風ひろばまで作られてある.一帯が学生の憩いの場になっているらしかった.こんなものはなかったぞ.せいぜい埋め立て後の更地くらいしか記憶にない.石橋配水池のほとりを歩けるテラスまであった.こんなおしゃれ臭いもの,似つかわしくないと思う.

画像の説明かつてのロ号館前のメインストリート.ロ号館は建て替えられ,ロ大講以外現存していない.なおロ号館は文字通りロの字形になっていたがイ号館はイの字形でなかった.単にイロハで命名してた頃の残滓というだけだ.
このほかにも図書館が作り替えられすっかり様変わりしている.書庫は相変わらずだったように思う.自分は工学部図書館の旧館最上階が好きだった.

入学シーズンにはこの通りでクラオリ(クラブオリエンテーション)が行なわれる.各部寄り集まって一斉に勧誘滑動をする行事.入学した春,何も考えずに自転車部のブースへ直行したのが運の尽きだった.そういえばSさんが泳いでいた池はどうなったんだろう?

画像の説明イ号館.たぶん現存最古の建物.桃色の塗装が品のなさを体現している(当時からそうだった).西門から入るとまっさきに見えるのがこの建物で,よく目立つことからシンボルタワー的な扱いをされることもある.しかしここで講義を受けた記憶がほとんどない.

画像の説明西門を入った所の植え込み(大仰に「待兼山庭園」なんて名前がついてたな,そういえば)に,こんなものが建っていた.前身の浪高時代を懐かしんで建てられたものらしい.吐き気を堪えつつ大高全寮歌を謳歌していた我々世代からすると今時感・今更感しか感じられぬ.どの面下げて今頃か.

画像の説明

画像の説明私の通学路であった西門の坂.自転車部OB会の会報のタイトルにもなっている.私がいた頃はまだアスファルトだった.合宿から返ってくる時,ポタ帰りの時,最後のこの坂を登るのが辛かったり嬉しかったりした.一番思い入れのある坂道だったが,それも変わってしまって,こんな人造石張りの小奇麗なものになっている.

なにより驚いた変化.7時〜20時の間は自転車以上通行禁止になってしまったようだ.まるで学校の所有地みたいじゃないか.そうなったのか.確かにこの坂,調子に乗って下ると危ないのだよな.人が多くて.石張りにしたりしたら余計に危ないだろうと思う.

画像の説明
阪大坂を外れ,石橋配水池の堰堤から見る眺め.この貯水池の堰堤も新しくなっていて,ともかく小奇麗な感じばかりがする.愛校精神が強い方ではなく,むしろ没交渉で通っていたことすら黒歴史だと思っているほどなのだが,変わった姿を見せつけられると本格的に「お前の来る場所じゃないんだよ」と言われているように思われて切なくなる.唯一の拠り所だった部も明道館も変わってしまって,殊更その感が強い.
ネームバリューというか拠るための大樹というか,そういうものとしてOUCCを考えたことはなく,そういうものでないからこそOUCCが好きだった.部の隅にいて主に傍観する係,時折突拍子もないことをやって石を積む係であることに喜びを感じた.Since1966をカウントアップするいち回生であることが誇らしかった.そういうものを感じる対象では,すでに無くなっていることを,改めて感じさせる.nagajisの居場所はいつだって無いのである.

画像の説明堰堤の上をゆく道を進めば,写真の階段,待兼会館前を経て明道館に直行できる.授業をサボって部室に篭る学生の御用達の小道であり,通称「留年坂」という.自分も留年したがこの坂を登り過ぎたからではない.自転車だと西門入っていったほうが早い.

画像の説明坂下の通り.全国一湿気た学園通りだと思っている(ちなみに正門前はすぐ外環なのでほんとに何もない).よく利用した2つの古本屋もお好み焼き屋もなくなっている.あるのは二升五合を掲げたいこい食堂(の建物.相変わらず営業してるのかしてないのかわからないボロさ),あまりいい思い出のないクレストウッド,向かいに別館ができたダイワサイクルくらい.

画像の説明坂下交差点.自分が住んでいた下宿は正面の高架(√171)の方へ進む.左手前−右奥が北摂へ向かう√173.右へ曲がれば√176.この関係,慣れるまで少々かかった覚えがある.一つ北の井口堂交差点のところで三者が分かれるように,長いこと勘違いしていた.

画像の説明√171の高架沿いに降りていくと,もう1つ,お世話になった古本屋がある.ここは専門書教科書の類が充実.あと時々歴史書の面白いのがあった.串田孫一の「峠」もここで買った覚えがある.かなり初期のこと.水曜日曜定休で,こうやって休みの日に来てしまい落胆するという愚を何度もやった.
近くに主将のI氏宅があったはずで,記憶を頼りに向かってみたが,到達することができなかった.建て替えられたのか,自分が記憶違いしているのか.

画像の説明√171下の阪急の踏切.すぐ隣に石橋駅があり宝塚線と箕面線が分岐する.この踏切で長く待たされた時は決まって緑のプレートを掲げた準急箕面行きもしくはその逆がやってきた.箕面線は全くといっていいほど利用したことがない.その方面への用事は自転車で済ませていた.

画像の説明チャリ部御用達の石橋温泉.通称「バシオン」.私は下宿近くの共栄温泉のほうへ行くことが多かった.

画像の説明

画像の説明駅前通りの丁字路を過ぎ,天神橋を渡って川沿いの細道へ入っていくのがいつものコース.その道から振り返った光景.川の名前は今だに覚えていない.商店街の赤い橋の下を流れている川の末だ.

画像の説明2002年に長旅に出た時,最初に撮ったのがこの風景だった.もう二度と見ることはないのだろうなと思いながら撮った覚えがある.しかし今,行こうと思えばいつでも行ける距離に暮らしていて,そして数年ぶりに同じ場所に立ってみている.その程度の思い入れである.

画像の説明昭和43年架設の赤い橋のたもとで川沿い道を離れ,この小道へ入っていくと若干近かった.中央に見える小さな十字路を左へ曲がる.この角で何度ゲロを吐いたことか.追いコンでちゃんぽん酒をピッチャー一杯飲まされたうえ江田賞のトロフィー(とは名ばかりの操舵輪.マジモンの操舵輪で重い・嵩張る・抱えにくいの三重苦の物体)を抱えながら帰る時も吐いた.

画像の説明天神荘.元は会社の寮だったという建物で,廊下を挟んで部屋が向かい合うという,まさにそれらしい作りの建物.最初は1階の端から2番目の部屋に住んでいた.共同トイレ,風呂なしの六畳+四畳半+申し訳程度のキッチンスペース.やがて2階に移った.部屋の改装が済んでないからということで部屋を移らされたのだ(その改装で風呂がついたが,2階の部屋は未実装で,その部屋に最後まで住んでいた).N氏が置いていったクソ重いドラフターを分解して一人で担ぎ上げたのを今でも覚えている.眼の前が真っ赤になるという比喩を初めて理解した.

画像の説明大家さんはいま住んでいるところの大家さんでもある.学生時代の縁でいまのアパートに入れてもらったのだ.器用な人で建物の改修や補修なんかも自分でしてしまいはる.この看板も大家さんの手製だったはず.

画像の説明天神荘前の通り.昔から自転車置き場には屋根がなかった.駐輪ポストもない.この通りに自転車を並べて停めるだけだ.スタンドのない旅行用の自転車には辛かった.

奥に見える茂みは民家の勝手口.イヌビワが植えてある.毎年5月〜6月頃にはいい薫りがしたものだが,イヌビワだし民家の植木だしで食べることはしなかった.そういえば明道館のそばにもイヌビワの木があったっけ.一つ試しに齧ってみたが香りばかりで旨くなかった.

画像の説明この通りから一つ表に出たところが√173と√171を結ぶ府道で,高架になったその下に小さな公園がある.この公園もなんだかんだでよく足を運んだ.素振りとかしてたような.
フェンスの向こうに見えるオレンジ色の庇は「宮崎たばこ店」の跡.CAMELのある自販機があって便利だったのだが,自分が院のときだったかに廃業して無くなった.

画像の説明府道を越えて駅方面とは反対方向に進めば,住宅街の真ん中にスーパーと少々の店が集まっていて,小さな商店街を形成している.何でこんなところにあるんだろうと思うような奥まったところ.この商店街が自分が最もよく利用したところだった.

スーパーの隣に共栄温泉.要するに銭湯.ここのコインランドリーは24時間営業(といっていいのか・・・鍵を閉めずにいるので勝手に入れるのだ)で,バイトが24時上がりデフォだった自分には大変有り難かった.

画像の説明画像の説明

懐かしさのあまり,思わず入ってみると….当時と変わらぬ設備のいろいろ.200えんのこの洗濯機ばかり使っていた.1つ30円の洗剤はいまでもちゃんと機能しているようだ.

画像の説明そして相変わらず置かれている聖教新聞.どこが契約を取っているのかわからないのだが,必ずその日のものが置かれていた.暇つぶしに眺めていたこと多数.傍から見るとシュールな4コマ漫画も健在.

画像の説明日が暮れる頃,駅に戻った.ついでに東口へ足を伸ばしてみた.石橋駅は非高架駅なくせに西側の商店街と東口のとを行き来できる通路が1つしかない.それが王将前のアンダーパス.2回の時だったか,大雨で附近が水没したことがある.その時運悪くこの高架下に自転車を停めていて,えらい目に遭った.腰まで浸かって足で掬い上げて回収した.あと,ここで高度計つきのサイクルコンピューター定価8000えんをパクられて泣いた覚えがある.それ以来サイクルコンピューターの類を使っていない.

画像の説明我が部御用達の飲み屋「すずめのお宿」の跡.引退してからも何度か一人で飲みに行った.人生で初めての行きつけの店だったのに,これもなくなって,面白みのない串カツ屋になってしまった.メニュー立てに挟まれていた「そのひぐらし取って−」「ハッ!」というイラストを今でも覚えている.ママさんは孫ができてよいばあちゃんをしていると風のうわさで聞いた.

画像の説明もう一つの御用達店の跡.名前を思い出せなかったが,そうだ,「ふるちと」ならぬ「ふるさと」だ.日本酒党はこちらへゆくことが多かった.二次会・三次会とかも.先輩に連れられて行くとこわいことになる店だったので若干敷居が高い印象を持っていた.すずめより先に廃業し,ファーストキッチンになったあと今の店になったはず.嗚呼栄枯盛衰.

画像の説明石橋駅東口.阪急沿線では最も雑多で不便な駅前.かろうじて車が入れるが,√176高架脇の細道を入って行かねばならず,箕面線踏切を渡らねばならず,うえに学生が絶えること無く行き来したり酔っ払って暴れたりゲロってたりして邪魔なこと限無なところを割り込んでいく必要がある.西口も駅前まで道路が通じてはいるが似たような賑わい.ここで輪行するのは恥ずかしかった.大阪駅とか都道府県庁所在地の駅では平気なのだが.

画像の説明駅の作りはほとんど変わらないが,入り口に何やら店ができたりエレベーターが設置されたりしている.古レールの扱いも変わった.以前はまだ刻印を読むことができていたが,新たに重ね塗りされてしまい,一文字たりとも読めなくなった.阪急創業時代の古レールが並んでいた覚えがある.

以上,おしまい.

[戦前特許] そりゃそうだわな

子ウィンドウで開いて補完したれって,そりゃXSSになるわな.面倒だが一つずつ手でコピペしてもらうしかねえ.

[奇妙なポテンシャル] #268

やななの制作費は1万円らしい。あれでもいちまんえんもかかるのか!

[戦前特許] 第79類 鉄道車両(pp.674-675)

(133.1 トロリホイールをもつもの 続き)
12405 13345
15400 15635
15909 18226
18767 19674
20229 22382
23387 24453
24863 24906
25154 26576
26728 27799
27866 27954
27963 28205
28380 28844
29537 29940
30112 30367 
31130 31727 
33006 37121
37254 37334
37549 38598
39712 40057
42143 42330
42670 42707
43729 44414
44441 60278
61530 61657
65138 68329
70946 72264
72954 72955
74598 74935
75730 89674
99689 101625
118911 127427
135967 176779  

189647 S25-3006
188485 S26-1501
189742 S26-2851
無 S28-5906
218555 S30-6311
133.2 パンタグラフ集電装置
28549 28621
39947 41083
43854 50741
50745 62657
64229 65035
67018 68599
69251 70178
T15-8381 71862
73153 75649
S03-1319 S03-3380
80681 81295
82776 89879
90020 92240
93085 93760
93761 93850
94137 94617
94624 97036
107666 110593
112236 112962
114783 114784
123439 S14-1818
149740 154195
173047 175030
S22-393 S22-394
179266 181828

183124 S25-140
183246 S25-141
183699 S25-139
184070 S25-1236
186664 S25-4017
187046 S25-733
188190 S26-1005
190192 S26-2852
193626 S26-5759
195538 S27-910
202303 S28-3852
228327 S31-7754
133.3 トロリスライダ
14793 S18-5399
162328 162695
162696 172898
174165

195500  S27-1360
200065 S28-509
134 制御
11031 79872
91819 98960
111835 116206

193724 S26-6607
203879 S28-4358
203880 S28-4357
134.1 機械的
100953 107041
109285 119027

200172  S28-510
205872  S29-1002
      S31-9764
134.2 電気的
3980 4015
4038 5157
5565 5569
5986 5992
7225 7801
8054 8477
8541 9487
10833 11138
11188 11230
11835 11838
12900 13105
13111 13125
13640 13829
14267 14472
15453 19805
22373 23538
23846 24650
25391 26148
27649 27779
27916 28465
30127 30172
30173 30200
30588 31523
35010 35322
36791 37812
37942 38266
38449 39651
39823 39824
40544 42998
43289 44001
44324 50628
61568 61633
66109 66465
66682 67714
69418 69925
69990 71021
71567 75072
76414 77589
78747 79872
80140 81366
82244 83497
83983 84537
84614 85426
85541 85708
85976 86002
86259 86460
86882 87409
91532 92571
93704 S06-4053
94571 95225
96363 S07-3917
101550 102145
103670 104038
S08-3348 S08-4253
105436 105645
108451 110012
111357 111377
112588 112589
113143 115398
116294 120208
126203 128305
128306 133287
134179 134180
149632 152701
152702 160550
175029 S22-595
S22-596 176448
176537 S23-116
S23-117

185991 S25-3007
194110 S26-7816
199451 S28-511
204175 S28-2854
取 S28-157
211592 S29-6962
219121 S30-6011
219486 S30-6779
220999 S30-8854
222472 S31-553
223527 S31-1056
227074 S31-4612
228046 S31-5766
228704 S31-8209
229006 S31-8412
229007 S31-8208
229365 S31-8207
230622 S31-9161
230692 S31-8458
230911 S31-10411
231667 S31-9759
232005 S31-10412
232413 S31-10413
232712 S31-10862
無 S31-1554
取 S31-10410
拒 S31-10459
S31-7970
14 台車の形状、構造
17680 18746
51013 66764
70596
142 ボギー台車
199202 S28-155
216501 S30-3757
222028 S31-554
143 先行車
86683 148646
182695
15 機関車台車の荷重支承、操向、つり合い等
S10-4472 141520
S17-2497
151 復元装置
88206 107762

230860 S31-10414
153 原動機の支持装置
12408 67697
69045 75563
89140 90950

186795 S25-4018
188825 S26-2053
191560 S26-4208
197478 S27-3555
222028 S31-554
222475 S31-163
154 曲線軌条に沿うための装置
107729 107850
110781 110782
2 客貨車の車体
221790 S31-240
228424 S31-7310
21 車体の形状、構造
119005

221994 S31-1057
212 構造
4598 10103
10104 10720
14738 16509
17319 18816
23460 31616
68862 132287
132288 132289
132290

215225 S30-1613
216483 S30-3307
220611 S30-7654
222071 S30-2112
223395 S31-558
226527 S31-5106
22 液体用貨車、冷凍貨車等
17664 41239
96148

222468 S31-556
222469 S31-555
331051 S31-10415
332258
231 積載物の放出を容易にする貨車
7053 39687
40575 92657
S06-3000 98445
165027

199160 S28-156
199296 S28-512
205212 S28-6405
 S29-3051
214047 S30-1628
216412 S30-3308
221912 S31-559
222097 S31-557
226534 S31-5121
229316 S31-8405
231.1 床を漏斗形にしたもの
4596 4597
166238 174288

198827 S27-5067
231.2 床を開閉するもの
14548 77029
183207
231.3 床を傾斜するもの
19048 30691
174234 174235

187754 S25-4029
201884 S28-2855
209251 S29-3353
227893 S31-5302
231.4 容器を転動するもの
71741 S02-3210
77581 182211
183312

197740 S27-3556
203893 S28-4363
拒 S28-3255
208804 S29-4506
211961 S29-6907
211962 S29-7406
211963 S29-7405
231196 S31-9163
 S31-1561
232 加工装置をもつ貸車
74535
24 出入口、階段、列車橋、その付帯設備
5763 9774
38965 40618
40768 43201
60397 61984
T14-4682 S02-4313
89357 100519
101757 102858
S09-4738 112857
S24-2062

無 S26-5159
202310 S28-3853
203448 S28-4359
 S29-8366
221187 S30-7655
226004 S31-5304
226005 S31-5303
230022 S31-9164
25 とびら
76630 141051

211312 S29-6963
 S31-8406
 S31-8407
251 手動とびら
18937 69211
無 S27-4661
252 自動開閉とびら
61804 65024
70141 70604
77564 79861
87621 94764
116730 120364
123920 126203

191763 S26-4753
203573 S28-4360
224548 S31-3184
252.1 気動式
51066 51106
67222 70601
73417 73540
74577 S02-3960
75140 75141
77769 78331
78391 79368
81391 82603
82794 83512
83842 83843
84125  84465
S04-3118 85407
85409 87158
S05-4196 96633
102043 105089
108790 109235
117866 S11-1573
119210 120157
121876 121878
122331 137771
144210 151883
151884 155184
182306

190962 S26-3555
193198 S26-7817
194047 S27-309
199761 S28-184
200801 S28-1605
 S29-4504
252.2 電磁式
60052  138848

188483 S26-1502 
26 採光、通風、暖房
90010 121091
137150 181900
181912

195808 S27-1801
206451 S29-44
無 S29-5165
261 窓
14429 64162
115189 177940

194530 S26-7818
202252 S28-3854
209264 S29-4538
225483 S31-2529
230853 S31-9193
262 通風器
20807 23903
70763 76974
77352 77353
78086 78507
S03-1407 S03-2592
79981 81237
81288 82008
92779 93822
S06-2858 94118
94992 95402
123478 S14-2394

189438 S26-2853
263 暖房
16223 16393
S09-2138

227550 S31-6661
228164 S31-6660
264 照明
5491 7627
7841 8702
9323 10758
14175 17434
18271 19990

[戦前特許] 第79類 鉄道車両 (pp.676-677)

(40 共通事項 続き)
20710 21932
22264 22276
22351 22392
23405 23554
25189 28504
39366 39369
39533 42509
66615 74778
75129 75792
76365 84768
86540 86543
89761 91586
92685 95616
99468 102211
105228 111243
113731 117174
117482 117523
125422 131629
134495 145565
152023 174467
177480

189854 S26-2854
195052 S27-911
195053 S29-912
195811 S27-1802
198178 S27-3557
取 S27-1361
222009 S31-595
27 いす、寝台、卓、たな洗面所、便所等
8568 11084
17429 17477
18329 26885
31023 43091
44416 50139
T13-1691 62460
63098 64523
T14-3414 T15-9234
71774 71910
73498 76895
79868 85918
88422 S06-160
95442 95813
111274 112705
127203 S14-722
S15-6328 142455
153750 159046
176206 176092
176812 176991
S24-3282

186618 S25-4019
186619 S25-4020
186620 S25-4021
187976 S26-321
192894 S26-6608
201025 S28-1535
202624 S28-4361
204036 S28-5907
無 S28-2354
207730 S29-1936
209093 S29-2783
210049 S29-6838
211048 S29-6839
213645 S30-712
214060 S30-1609
取 S30-7656
223030 S31-304
228053 S31-7236
29 貸車の付属設備
173282

218903 S30-6812
292 支柱
17427 23911
23933 24113
24151 28450
33814 34572
61205 88120
293 おおい
5534 10838
3 客貨車の台車
193388  S26-5153
31 台車の形状
222936 S31-1555
226001 S31-5305
226004 S31-5304
226005 S31-5303
226871 S31-5806
227687 S31-7204
229289 S31-8408
拒 S31-5306
32 担持装置
6549 9620
11061 11846
11847 14256
14316 19793
23955 28656
29813 30120
30122 38059
38173 41087
61108 62071
T14-3463 68789
68908 S03-4570
103903 104815
109005 109619
177191 177192
178686 182141

183293 S25-142
191487 S26-5154
拒 S26-6609
211783 S27-4255
204001 S28-5561
209873 S29-5661
 S29-8367
215011 S30-2513
215912 S30-3309
216161 S30-2113
216162 S30-2114
216163 S30-2115
220611 S30-7654
無 S30-3758
221994 S31-1057
222818 S31-1556
222935 S31-1557
224785 S31-2208
224954 S31-3954
226005 S31-5303
226081 S31-5107
226460 S31-5307
226872 S31-5808
226873 S31-5807
229189 S31-6104
229215 S31-8411
229287 S31-7755
229288 S31-8409
230407 S31-9760
無 S31-4613
取 S31-6105
無 S31-8410
 S31-5809
 S31-6662
321 センタプレート,ポルスターピン
18086 74084
78237 120892

186689 S25-4022
192753 S26-7155
322 ばね
9132 13434
18866 20076
24472 26514
26789 30050
66764 69972
71484 71662
72514 76553
85934 100070
114852 114853

192753 S25-425
197277 S27-3811
198626 S27-5153
199569 S28-513
204568 S28-5562
323 復元装置
10119 182707
182696

183952 S25-426
183955 S25-427
183956 S25-428
183958 S25-429
186769 S25-4024
187057 S25-4023
205646 S28-6406
225370 S31-4614
231363 S31-10416
324 方向転換を容易にする車輪の連動装置
13960 14510
20879 24397
25303 27368
64364 65147
76970 109657
115910 116180
S11-1300

226561 S31-3955
232169 S31-9761
33 客貨車の移動、軌条からの撤退、ゲージの変更
80574

193996 S26-7156
331 客貨車の手動的移動
122038

190987 S26-3556
334 ゲージの変更
21984 78642
138904 138905
139484
4 制動
37945 T15-8937
101882 107985
108515 124241
124748

無 S26-2054
201950 S28-2856
205872 S29-1002
207584 S29-2305
211999 S29-7360
213068 S29-8370
216777 S30-3759
218885 S30-6813
226603 S31-5311
230801 S31-9172
 S31-7756
41 気圧、電磁制動
5176 8012
8252 8905
9198 11808
12525 16950
17304 17531
18638 18234
24842 29384
29510 34239
37236 40686
42616 44779
60570 60846
60998 61646
62140 62375
62448 62695
63881 66347
66760 67267
67541 67542
T15-10407 73179
73400 74137
74247 74267
74378 74630
74656 74799
74850 74969
75010 75507
76564 76901
76903 77583
77630 78852
79606 79660
79848 81177
81362 81660
81933 82223
82488 82541
82601 82603
82708 83235
83904 84668
S04-5013 84777
84964 84997
85575 85618
85832 86724
86849 88020
88413 88516
88517 89142
89412 89687
90185 90315
90601 91573
91589 92155
92156 92889
92944 93630
93930 S06-3785
94396 94532
95103 95104
95105 95483
95897 95928
96119 96527
98503 98505
98506 98693
98695 98696
S07-173 98898
99368 99369
99659 99661
99662 99745
99746 99913
99979 101054
101732 101733
101734 101735
101862 102256
102806 102892
103648 103649
106928 107822
109038 S09-4697
109779 115473
117747 119499
121117 124748
S13-447 133221
137059 137061
137062 140247
140248 140303
140547 140548
141696 142134
143926 143927
145046 152644
152986 158646
172316 S22-495
175937

184409 S25-1007
185988 S25-3008
189801 S25-3225
190528 S26-4209
192971 S26-7157
193626 S26-5759
195274 S27-913
195718 S27-1804
196127 S27-2360
196549 S27-2804
214115 S27-1803
199447 S28-514
199450 S28-515
200642 S28-1606
203046 S28-4362
206090 S29-1003
210020 S29-5662
216926 S30-3760
217112 S30-4963
217114 S30-4565
217115 S30-4962
218419 S30-6010
218959 S30-6814
219347 S30-4961
221832 S31-305
222898 S31-1058
223575 S31-2209
223652 S31-2211
224199 S31-2503
224264 S31-3154
225788 S31-4616
225891 S31-4615
226003 S31-5308
226273 S31-5309
226838 S31-5310
226898 S31-5811
226899 S31-5810
227881 S31-6663
229006 S31-8412
230616 S31-9166
411 同期制動
115226

206491 S25-1729
212496 S29-8467
412 定減速制動
98504  116068
118661

197614 S27-3558
198584 S27-5055
201309 S28-2355
219121 S30-6011
223387 S31-2210
413 速度による制動力の調整
26747   44765
67475 77288
77629 89548
95881 103772
118386 133219
133980 140246
S16-4734 174872

191908 S26-5760
196128 S27-2361
200114 S28-516
200172 S28-510
202227 S28-2559
203879 S28-4358
203880 S28-4357
414 荷重による制動力の調整
8904 62369
64276 64998
65470 65480
68451 69555
71814 73663
74226 91473
93134 101770
115093 115865
116069 S12-953
133075 137060
161745 176456

193724 S26-6607
      S29-462
220999  S30-8654
222555  S31-1059
42 気圧、電磁制動部品
11843 16712
18989 45061
68917 76050
77619 78785
82222 86722
86723 91583
95556 96812
97502 101061
104868 115873
S15-6387 152878
S17-2497

191727 S26-5761
192874 S26-7158
193173 S26-5155
194669 S27-857
196467 S27-2738
200034 S28-1103
200244 S28-1597
201307 S28-2356
204794 S28-5208
206335 S29-1354
208604 S29-4504
216924 S30-3871
217112 S30-4963
218959 S30-6814
219210 S30-6312
223110 S31-1558
223652 S31-2211
226372 S31-5555
226625 S31-5283
228767 S31-6106
230118 S31-9167
230825 S31-9165
231078 S31-9168
421 ブレーキシュ−
12049 12088
12501 13318
13319 19337
38506 71680
89307 92654
94777 96812
100754 101505
101628 102416
102417 102660
105103 108618
133963 145397

205823 S29-463
211730 S29-7762
421.1 材料
S08-2298

192484 S26-6610
422 ブレーキシュー支持機構
10967 12536

[戦前特許] 第79類 鉄道車両 (pp.678-679)

(422 ブレーキシュー支持機構 つづき)
29399 32377
S03-637 90028
90646 92114
93092 93554
93786 S06-1765
99365 99366
104010 108319
109061 116644
S13-3156 137396
140082 142135
152410 S17-2723
169617

198493 S27-4662
201314 S27-1362
201315 S27-914
203738 S28-4957
 S29-1004
423 制動つぼ
75376 75570
78041 93515
S06-857 96770
101525 113685
113748 120358

198788 S27-5154
200033 S28-1104
200035 S28-1105
200037 S28-1004
200038 S28-1106
201784 S28-2757
424 空気タンク,ポンプ
140245

201307 S28-2357
425 三動弁,その他の弁
6561 38588
39568 40483
43917 44170
45233 60847
61038 62348
67049 67784
71206 71797
72855 74781
75032 75274
76656 76911
77541 78341
80483 81661
82602 86981
89143 91580
91723 96253
98694 98697
101592 101771
103283 104968
107282 107592
118385 164305
164307

184850 S25-1730
206089 S29-1005
206334 S29-1385
216925 S30-3893
224260 S31-3155
225872 S31-4618
225873 S31-4619
226002 S31-4617
229933 S31-9169
43 気圧,電磁制動の制御
67549 95929
S24-3974

取 S28-157
44 その他の制動制御
33729 50807
62231 114447
119706 152537
155448

187049 S25-4404
無 S25-3009
227078 S31-5814
441 人力制動
4887 5231
5644 9934
12047 13864
14516 19065
19244 19314
19717 20953
21629 23695
24053 27024
29965 30294
33655 41005
41130 50149 
66829 76050
103608

186738 S25-4025
192141 S26-5762
199160 S28-156
204736 S28-5908
204737 S28-5909
205740 S28-6407
442 車両上からの路面、軌条側面等に作用させるもの
7311 14019
20044 62573
73419 82604
90990 107315
110265

186058 S25-3010
194735 S27-153
201785 S28-2857
202503 S29-3851
210779 S29-4505
212273 S29-7763
230827 S31-9170
443 逆行止め
187125 S25-4405
227496 S31-6664
444 地上物により制御する制動
45144 63683
66540 69770
T15-10187 72518
S02-2965 95205
104429 111812

191458 S26-4754
222937 S31-1559
5 連結機,綬衝機
228015 S31-7205
51  車両連結機
10805  14156
17063 24533
30911 45184
69971 71878
72285 75898
77675 87206
110412 114897
124368 133288

186999 S25-4406
無 S25-1402
190660 S26-2855
203611 S28-5209
224954 S31-3954
225238 S31-3957
225427 S31-3956
230837 S31-9171
232169 S31-9761
511 回動かぎと回動かぎによるもの
3693 4726
6875 10315
10455 11081
11346 11845
12535 12582
14033 14034
17372 17666
18631 18658
18670 18996
19425 19993
20207 20308
21182 21627
21848 22012
22186 22492
22665 23311
23889 24568
25700 26549
26882 27102
27158 28731
29396 37709
41483 44025
44495 44918
45134 45184
45223 50486
60428 61336
61406 62400
67495 68117
68425 68524
69454 70463
71412 71880
73017 75566
76141 80773
81251 84379
88246 94373
94724 S07-638
104627 104632
105515 120267
120567 131361
S15-6821 S22-912
S24-3373 S24-3374
182072

190858 S26-4756
190859 S26-4757
191107 S26-4755
199235 S26-5156
207217 S29-2554
207224 S29-2553
209804 S29-5663
212336 S29-8368
217409 S29-3310
222929 S30-6012
無 S30-2310
222656 S31-1060
512 固定かぎと回動かぎによるもの
5756 6966
9267 9476
10343 11623
11783 14032
14037 14408
17422 19661
23363 23499
23678 29021
32575 32909
34413 44061
44065 45059
72715

228107 S31-7206
513 環と上下動の棒によるもの
12515 21869
23499 38212
95270 121894
131635 141428
147236

184750 S25-1731
52 緩衝機
144863 146348

184851 S25-1732
192643 S26-5157
196611 S27-2714
199882 S28-517
202001 S28-3256
204527 S28-6362
206728 S29-1861
207934 S29-2709
拒 S29-6462
224006 S31-2504
521 らせん状ばね
10829 19481
23859 63855
64384 67138
70206 S03-4764
87238 87929
93116 107789
522 くさび状緩衝機
8606 60862
64384 64385
71775 71843
76004 S06-3365

188829 S26-1420
213636 S30-1161
523 複合型
66212 66213 
66214 68056
68506 73229
73832 73896
75798 88142
90550 91031
92890 99660

185382 S25-2465
187770 S26-1006
197539 S27-3815
524 連結磯と結合した緩衝機
68506

190860 S26-4758
193785 S26-7819
194558 S26-7820
206987 S29-2302
212337 S29-8369
9 付属装置
3794 7162
S24-3642

188858 S26-2055
206144 S29-222
212605 S29-6964
223960 S31-3157
228272 S31-6107
91 軌道上の物の除去
188448 S26-318
911.1 左右に押分けるもの
12503 37815
68141 68222
S02-4621 77390
911.2 側方に飛散させるもの
8918 109488
911.3 車両上にすくいあげるもの
72522 108183
118848 126654
145270
912 軌条に付着したものの除去
16713 68225

229297 S31-8413
92 軌道、軌条に対する散砂、散水等
11633 17308
76420 87527
S05-3325 102662
109317 125973
183113

190256 S26-2857
193587 S26-5763
193588 S26-5764
193589 S26-7160
193836 S26-7159
194168 S26-7821
無 S26-2856
200148 S28-158
201765 S28-2411
204846 S28-6402
211349 S29-6965
213758 S30-902
227917 S31-5804
 S31-8975
921 散砂
4441 104430
143740 181077

190528 S26-4209
922 散水
92654
93 災害防止、客整理
13602 21571
T15-8831 S03-1146
931 前面救助機
23375 28509
36049 37386
44944 63557
T14-7289 T15-10017
S02-1340 S03-3687
S12-2033
932 側面保護
9499 86438
94 揺動エネルギーの利用
135911

B 特殊鉄道車両

0 特殊鉄道車両
5 単軌式車両
5688 66125
102285

190421 S26-3557
190601 S26-2858
200137 S28-1107
201021 S28-2155
218715 S30-6315
1 索条車両
16263 22060
26398 37158
40790 44533
61787 63299
63695 65497
67123 70575
71932 72920
73216 73218
74091 86219
93284 94322
101232 103893
104747 104816
110516 110518
114478 142456

184526 S25-1403
192050 S26-4210
無 S28-5910
210779 S29-4505
212272 S29-7763
212503 S29-3851
213068 S29-8370
214488 S30-5151
226603 S31-5311
230801 S31-9172
230827 S31-9170
 S31-7756
2 軌条利用軽便車両
193728 S26-6612
193751 S26-6613
200705 S28-1607
227040 S31-4628
3 入換え用車両
74546 110254
181945
5 単軌式車両
14905 29456
103721

197631 S27-3559
222221 S31-1061
222937 S31-1559
228427 S31-6665
228703 S31-8415
229232 S31-8414
6 無軌道電革
206605 S29-1603
216843 S30-3311
216844 S30-3312
C 鉄道車両の車輪

[戦前特許] 第79類 鉄道車両(p.680)

(C 鉄道車両の車輪 続き)

0 鉄道車両の車輪
9492 10786
19648 20890
26746 37750
40958 65669
S02-3719 S03-2706
S04-630 85210
100152 102840
103654 S08-567
106237 110410
110542 111237
112645 S10-5380
122646 177623

183457 S25-143
191215 S26-5158
194241 S27-310
195640 S27-1805
200148 S28-158
219237 S30-7000
拒 S30-8655
224563 S31-2212
226068 S31-5108
227095 S31-4620
230283 S31-10644
231925 S31-10047
1 車軸、車軸受
6552 7593
9863 9884
10738 11387
11996 12291
12486 12493
12494 14132
17614 17976
18675 18736
19591 23849
27972 28315
40423 40759
44295 50788
63372 66129
66341 67076
68707 69601
71864 72826
S02-468 S02-2566
79008 S03-4570
81824 87731
94802 94985
95762 97828
97875 S07-4777
103795 103914
S08-2384 104849
105104 106226
107544 109493
113351 114935
114946 115143
118144 118343
120753 121737
122130 124001
124514 128631
128980 133676
143548 145227
147326 147889
148988 S23-1465
178593 S24-4371
S24-4374 182518

184727 S25-1733
184796 S25-1237
188673 S26-1503
188674 S26-1504
188675 S26-1505
188968 S26-2056
188969 S26-2057
188970 S26-2058
188971 S26-2125
189142 S26-2059
189799 S26-2859
189800 S26-2860
190835 S26-4759
190836 S26-4760
190837 S26-4761
190838 S26-4211
191648 S26-5765
193266 S26-6615
193267 S26-6614
194422 S26-7822
194806 S27-311
197344 S27-3560
197478 S27-3555
197523 S27-3561
198349 S27-4663
202170 S27-209
199478 S28-159
200445 S28-1108
202622 S28-3257
204548 S28-6408
204854 S28-6360
205334 S29-464
206320 S29-1604
206321 S29-1605
208808 S29-3858
210574 S29-6460
211551 S29-7764
 S29-8367
220555 S30-8656
無 S30-4048
223373 S31-2213
225966 S31-5312
225987 S31-5314
226244 S31-3958
226459 S31-5109
227321 S31-5313
230476 S31-9762
231511 S31-9508
4 リム
61842
5 タイヤ
74441 144206
185705 S25-3011
191957 S26-4212

[戦前特許] FSWIKI

馬鹿の一つ覚えでWiki化しようとしているが若干躊躇っている.tdbやpdbと違ってスタートライン以前の話だしゴールテープも遠い.霞んで見えないくらい遠い.作っても自分がまったく手を加えないだろうことも明らかである.完全に他人任せである.やってもらうことはフォームにコピペして画像の文字を入力してもらうだけなんだが,その「だけ」が面倒だ.いちいち画像認証せんといかんのも(仕方ないとはいえ)面倒.先に土木関係から始めようか.それともその練習として第78,79項をやっておくか.とりあえず少し寝かす.


2011-12-27 [長年日記] この日を編集

[独言] 林檎シチューが旨くてたまらない

t/o.贅沢な味わいである.

[][] 財団法人大阪市土木技術協会編『技人一如』

大阪市立図書館は思わぬ稀覯本が蔵されてて吃驚させられる.稀覯本といってもnagajis的に価値があるというだけなのだが,この本なんかは特にそう.堀威夫が土木学会功績賞を受賞した年に記念に行なわれたという対談の記録だ.国立国会図書館はおろかOPACにさえない.大阪市立図書館にしか存在しない.交通科学博物館の南和鉄道史の如きもの.知りたかったこと色々がさりげなく書かれてあって久しぶりにカタルシスを得た気分になった.

―技人一如― 序にかえて

「君子は器ならず」といふ。一技一藝の達人は、立派な人格を備えてゐなければならぬ。技術者が如何なる精功な道具をもっても置き代える事の出来ない人間としての価値が茲にあるのだ。

一技一藝に秀れる事もなかなか難しいが、人間として完きを得ることは愈々至難の業である。

専門的素養と道徳的人格とを切り離しては、達人の資格は成り立たない。自らの立場を、正しく理解して全体の理想に向って綜合的効果をあげる様に行動することは、人間のモラル、キャラクターに據るのである。

技術の作品は作者の創作である。創作だから進歩がある。創作は作者の人格の顕現である。

「礼を知らざれば立つことなき也」と云ふ。礼を知る事は他との調和を知る事である。調和を知るためには正しく全体を見なければならぬ。正しく全体を見て他との調和する事を知らずして自分の立場のわからう筈がない。調和といふのは、他を食わず自分も食はれずの事である。礼を知るのが人格である。茲に「技人一如」の境地があるのだ。

斯くて技術者の行動への信念は、彼の素養と人格とに根ざすことを自覚すべきである。

凝っては百錬の鉄となり発しては万朶の桜となるのは偶然ではない。何者にも畏怖せしめられず、何者にも歪曲を許さぬ正に堂々の信念である。技術の結論に妥協は許されぬ。即ち素養と人格の顕現である。

練達の素養、完璧の人格は技術者の人生にとって最高至難の目標だから、常往坐臥、不断の反省と真摯な修養とが要る。これは終生の問題であり、終生反省と修養とに情熱と謙遜とを怠ることは出来ない。棺を蓋ふに至って、なほ円熟に遥かなるが一般である。況んや、幾莫かの処世経歴は、技にしては一知半解、人にしては未熟半成。然るにも拘はらず、兎角慢心に堕することは、心すべきである。敢て巻頭を汚す所以である。

附記

本文は凡そ40年前に(私にとっては大正12年以来の敬友である)中川辰夫君に添削して貰った事がある。勿論茲にある文章の通りではない、同じ趣旨の文章は何処かで幾度か活字になってゐるかもしれないといふことを附記しておき度い。中川君はあらためて紹介する迄もなく土木学会では忘れてはならぬ功績者である。

[独言] 石本先生から御礼状

東熊野街道でお世話になった石本伊三郎先生から御礼状が届いた。自筆の葉書を頂くとめったにないことで嬉しくなると同時に身が引き締まる思いがする。今も古文書整理に勤しんでおられるようでなによりだー。

[独言] 部屋がきれいなままだ

24日に片付けてから綺麗な状態を保てている。こまめにゴミ拾ったり皿洗ったり本棚から出した本を片付けたり。ここに書いて驚いてみたくなる程度に珍しいことである。これまでの人生に於て初の出来事である。この調子できれいなまま年末を迎えてみたいものだ。さて持つやら。

[絵葉書] 橋:フォース鉄道橋

画像の説明
ついに海外の絵葉書にも手を出してしまう.といっても3枚100円の数合わせの一枚として購ったのであって興味がそちらへ行ったというわけではない.

フォース鉄道橋とは何ぞやについてはWikipediaとかを見てもらったほうが早い.今でも現役の古い鉄道橋である.港大橋や明石海峡大橋もそうだが,こんな巨大なものを作ることのできる人間ってもの,すごいと思う.

KINIASのS先生がTICCIH学会に出席した時に見学したことがあると伺った.菱形の大きなトラス部それぞれに点検用のエレベーターがあって,それで上に登ったりもしたそうだが,途中で止まって怖い思いをしたそうだ.


2011-12-28 [長年日記] この日を編集

[独言] 年を取った

今更そう思った訳ではないのだが近頃つくづくそう思う.以前はものを識らなかったおかげで気安くいろいろ言うことができた.体力に任せて無茶をすることができた.自分を主張するためにあえて脇道を選んだりする徒労を厭わなかった.その結果としていろいろなことがわかってくると,考えてものを言ったり沈黙したりすることを覚えて,逆に慎重になってしまう.得た知識で帰納的に答えが出せるようになることはいいことだが,その結果として考えが一本道化してしまっている気がする最近.こんな時はこう.あんな時にはあれ.延髄反射で親父ギャグが出るのと同じ理屈で思考が単純化してきている.

ものを識らない時のほうが総当り的にあれこれ試して,その過程で思いがけない知識に行き当たって知識の幅が広がっていたように思う.頭が固くなるのはいやなことだ.だからあえていろいろなことを書いてみたり考えてみたりしている.もともと芯のない人間で,それはよくないなあと思っていたけれども,しかし指向があちこちを向いていること(いたこと)は逆に利得とみなせるのかも知れない.そのそれぞれを放縦に任せておいたらいいわけだから.アメーバの手のごときもので.てな具合で自己完結しがちなのも宜しくない傾向であることよ.

信念はあるつもりでいるけれども,それを不可侵唯一神のごとくに考えるのは止したほうがいい.信じ奉りながらもどこかで間違っている可能性を考えておくべき.新たに積み上げる何かを探しているべき.自省,研鑽,して再構築.その面倒を厭わないようにしたい.ということを「技人一如」を読んで思った.いや別に自分は技術者でもArchtectでもないのだけれど.

人はいい人になりたくて模索をするから,聖人とか達人とかイチローとか,完成形に近いように見える人をあやかる.常に未完成であろうとする自分のようなものは不要なのである.

堀のいう「キャラクター」.設計した構造物,あるいは例えば彼の助役としての仕事のような,には設計者のキャラクターが出るという話.「性格」もしくは序でも何度も出てくる「人格」という言葉で置き換えても良さそうなのに,あえてキャラクターという言葉をもってきたのはなんでだろう.

Websterでは第一に印章の意味があって,第二義に性格的なことが書いてある.

2 a : one of the attributes or features that make up and distinguish an individual
(個人を作り上げ,区別する特徴・特性の一つ)

2 c:the complex of mental and ethical traits marking and often individualizing a person, group, or nation
(人,グループ,国民を特徴づけ,時に独自のものにする,精神的倫理的特徴の複合体)
[Merriam-Webster]

2cのような意味合いを含ませたかったのだろうな.いまキャラクターというと「キャラが立ってる」みたいな軽いイメージばかり先行するから,かえって浮いた感じがしてしまうのが惜しい.これは自分の意識を改めなければならない.キャラクターとは内面から滲み出てくるもの,仕事や作品に否が応でも発露するものであると.

[絵葉書] 道:矢の川峠8枚組

画像の説明

Year! お爺ちゃんのの入れ歯矢の川の絵葉書が見つかった! 3年遅いわ!(本当は『廃道をゆく』で使うつもりだった)

[独言] 犬釘

画像の説明

片付けついでにディスプレイしてみた。覚えているうちにタグ付けておかないと、どこで拾ったものかわからなくなるからな。研究資料として必要があれば貸し出します。

高原豊隆鉱山軌道/神子畑上部軌道/沢川林鉄/音水林鉄赤西上部軌道/大杉谷林鉄水越線/大杉谷林鉄日浦杉線(枕木共止め用長尺)/加賀山軌道(仮)/内山鉄之助の軌道/南和鉄道(JR和歌山線)川端支線

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

Before...

_ nagajis [いつも深い示唆をありがとうございます。年を重ねないとわからないことが沢山あって、そういうもののほうが本質なのですよね。慌てて求めても仕方ないのだと思う昨今です。]

_ ocoze@三重 [ひとのブログでの失礼をいつも許容頂き感謝しています。 ただ年を取ればわかるというものでもないでしょうし,何が本質であるかも私には今でもわかりませんが,ただ,その時にやるべきことのうちで出来るこ..]

_ nagajis [そうですね,無為に年取るだけではいけませんね.常に考えておきたいものです. 絵葉書の袋に路線図が書いてあるんですが,紀勢西線が木之本駅で止まっているので,S15〜S31のものと思われます.峠の茶屋..]


2011-12-29 めっさ片付けたった [長年日記] この日を編集

[独言] (昨日)棚片付けたった

画像の説明

28日の朝になって今日が紙資源の最終日らしいということに気づき,慌てて不要本を処分した.その勢いに乗って懸案だった棚片付けを敢行した.その結果御覧の有様である(断っておくがこれでも片付いている).ここまで片付いたのはnagajis史上初なのではないか.

画像の説明柳田国男棚.私にかかればハードカバーもこの通りのボロになる.函だけどっかいっちゃって,モノに紛れて踏んづけるからな.持ち歩いて繰り返し読んだ文庫本全集第2巻(「雪国の春」収録),第20巻(「地名の話」,「風位考」収録)なども表紙が取れるほどぼろぼろになった.セロテープで杜撰に補修したった.

画像の説明その上2段が峠本棚.学生時代からの蓄積.半分以上内容を忘れているくせに読み返すことが無くなった.勿体無いことだ.最近は『北海道の峠』が追加されたくらいで全然増えていない.あ,コーヒー漬けになってた『兵庫の峠』を300えんで買い直したな.
片付けをした結果『岩手の峠路』や『京・近江の峠』をコピってたのを発見.後者は使い手がある気がするが,いまの自分が喜ぶような近現代の話は少なかったような覚えもある.
文庫本の『街道をゆく』やら『この国のかたち』は収納ケースに入れてよそにやった.『存在と時間』だけ抜き出してこれ見よがしに置いてみたあたりが小物である.ああ内容はちっとも覚えてないさ.『善の研究』ナイナイしたから許してよ.

画像の説明実質的に機能しているのはこちらの2棚.あれやこれやの本の抜刷.主に地誌,報告書,時に○年史,ほか雑多なコピーの束.始めた当初はクリアファイルに入れて整理していたが,だんだんおっつかなくなってきて,最近はフラットファイルを使うようになった.そうして以前のファイルはラベルがヤニで真っ茶色になってしまっていた.いい加減汚いと思うようになったので全部剥がして貼り直したった.どうだすごいだろう(ドヤァ と主張したくなるほどに快挙である.ただし『村田鶴』と『墓』だけはそのままにしてある.8年分の経年劣化を保存しておこうというつもりである.

この棚でも有益資料が塩漬けになっているのを発見した.『大分県交通史』とか偉人伝で使えばよかったのに.矢ノ川峠の絵葉書もここで発見された.何故か和歌山の地形図(プリンタ出力)を挟んでいたレバーファイルの中に紛れていた.熊野街道繋がりのつもりか>昔のnagajis.

聞かれてもいないのに解説を続ける.左棚の上段は参考文献.人とモノの文化史『石垣』,小野田滋『鉄道と煉瓦』,長妻廣至『補助金の社会史』辺りはそこそこ役立ち,また身になっているように思うが,他は若干持て余し気味だ.『昭和の道路史』はまだその時代まで達してないし,K先生に頂いた『土木人物事典』は宝物だし,『日本百名橋』は東寄りだし(大阪人には『大阪の橋』がおすすめ.今でも書店で買えるよ).小林紫郎『隧道工学』は表紙が取れてほつれてしまうほど読んだので今はpdfを読むようにしている.後列に高等土木工学シリーズの『隧道工学』と三浦七郎『橋梁工学』がある.

その他は琴線に触れた読む用の本.大島亮吉と“ワンデー”板倉の紀行文が収録された『日本山岳名著全集5』,『現代紀行文学全集 山岳編上・下』は直接の参考にはなっていないが思想の糧になっているかも知れない.『虚航船団』も裏列に隠されてる.最も重要なもの,『評伝土倉庄三郎』や『こうだに誌』,『日本の近代土木遺産』,廃道本,辞書の類は右棚上段に並べてある.『道路トンネル大観』『林鉄の軌跡』のコピーは左棚の上だ.

下段に詰まっていたゴミのようなやつらも片付けたった.いまは比較的重要な本や喫緊利用予定の資料が収まっている.最近やっと発掘した『くずし字解読辞典』『五體字類 増補机上版』もこの棚だ.ついでに『篆書辞典』と『寄席文字』もこっちへやっとくか.

この棚にあるものの中で最も読んだのは,右棚上の端っこに挟まっている『標準国語便覧』かも知れない.高校の時の参考書だが,毎月この本を範囲にして国語基礎力テストなるものが行なわれていた.必死で覚えたものだ.お陰で国文学史が粗く頭に入っているのは怪我の功名的幸いである.山川出版の日本史の教科書もよう読んだな.今だにこれが歴史観の基線になっていて,読まないと歴史が思い出せない.

幅を効かせていたパソコン関係の書籍も今朝ざっくり片付けてやった.perlとphpとSQLのポケットリファレンスだけ臨戦状態にして,あとは後列に控えてもらっている.

写真で見ると右のラックがひどく歪んでいるように見える.最初は広角で撮ったからだろうと思ったが,そうではなかった.実際これだけ傾いている.ダンガーである.いつもこの棚の前に棚に並行して布団を敷いて寝ている.地震で倒れてきたらまっ先にわかる仕掛けである.

[] 『近衛歩兵第一連隊歴史』

気をよくして『近衛歩兵第一連隊歴史』のコピーを読み直したりしてみたりしている.そうなんだよな,戦がたけなわの頃に徴集され,1年ほどで日露戦争は終わっているのだった.その後M41までいたのは兵役期間の関係だ.

近衛歩兵連隊は第一大隊附属,入営時期からすると沙河会戦,奉天会戦に参加している可能性が高い.補充大隊(増設第二中隊)に入った兵卒はどういう配属をされたんだろうか.花の梅沢旅団に混じってたりしたら面白いのだが.一応砲兵いたみたいなんだが.体格も良かったというし(確か身長180オーバーだったと思う.背が高すぎて国産の自転車が乗れなかったという).

この書,少尉以上の人事異動に関しては詳しいのだけど,実際に戦地でどういう動きをしたのかは能弁でない.なんかページ抜けてるし(コピーし忘れてるし).これだけではよくわからない.『明治三十七八年日露戦史』とか『機密日露戦史』とか読まないとだめなんだと思う.

[廃道本][宣伝] 越前市中央図書館から御礼状

対・公機関は投げっぱなしを覚悟してたので吃驚した.そういうフォーマットがあるみたいだけども,やっぱり礼状がくると嬉しい.そういう自分は礼状を出したことがない非道の極みである.

[廃道本][宣伝] 堀さんに献本

『日本の分水嶺』でお世話になった堀さんに報告がてら献本しにゆく.半ば押しかけたようなものだが快く迎えて下さったうえに秘策を授かってしまった.なるほど,そうするべきなのか.

画像の説明2000年に山と渓谷社から出たこの本,ご存知の方も多いんじゃないだろうか.日本の背骨に相当する稜線「分水嶺」を隅々まで紹介したもので,テーマとして取り上げられたのは書籍史上初のはずである.確か3刷が出るほど売れた.そして間接的に日本山岳会百周年行事へつながっていった.大分水嶺辞典をやってた自分は写真と情報を提供したくらいで何もしちゃいないのだが,初めて本づくりに関わった一冊なので非常に思い出深い.ついでに情報提供者として名前を載せて頂いている.自分の名前が書籍に載った最初は『偉人伝』でも『廃道をゆく』でもなかったりする.

画像の説明ここしばらく品切れ状態が続いていた(一時はAmazonのマーケットプレイスで1まん5せんえんの値がついてたこともあるらしい)が,今年の秋にヤマケイ文庫で再刊されることになったそうで,ついでだから加筆・写真入替するということになり,ウチにもご連絡を頂いた.というのが今年の6月か7月のこと.その時に偉人伝の話をしていたので,無事完成しましたを報告に行ったのだった.

初版第一冊から11年,いつのまにか堀さんの真似事をする身になったが,到底及ぶものではない.堀さんは本来ビジネス書籍を主にしていて,趣味でやってた山歩きの延長で書かれたものだという.それでも売れたというのだから真に力量がないとできないことだ.

しかしながら密度の高さに吃驚していただけた(って変な書き方やな).『偉人伝』の1ページの文字数は今時のふつうの本の1.8ページ分ある計算になるそうだ.それを考えるとお買い得なのかも知れない.内容はさておき.

で,紀伊国屋のWebの検索で「道を拓いた」で検索しても出てこないことも発見された.“”つけても同.著者名で検索してやっと出てくるという(たぶん「偉人伝」なら出てくるとおもう).どういう事だ紀伊国屋.前回檸檬ゴッコをした罰か.

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ TUKA [本棚の前で寝てるのか。危ないなあ・・・。 311、ウチでは最下段の一列残して全部落ちたよ。]

_ nagajis [なんとかしたいんですけどね・・・.壁が石膏ボードだから固定具取り付けられないし,突っ張り棒も使えないし(余計に平行四辺形化してしまう) あ,JIS男はKilroyの要領で隠れてます.]


2011-12-30 [長年日記] この日を編集

[独言] 30日である

嘘臭く片付いている以外は年末という気がしない.年末進行も特に無い.平和そのものの年末である.このままでは腑抜けた年末になってしまうのではないかという危惧がある.事実ゴミ出しの日を一日間違えてしまい可燃物2袋+αが年越しすることになってしまった.喝を入れる何かをせねばと思う.やるか.あれを.

明日,5年前の場所でまつ.目玉は大掃除で出てきた#1.

[独言] まちがいさがし

画像の説明

校正で見逃しやすいタイプ.

[独言] 時計のベルトを自作した

画像の説明
先日の四天王寺さんで購入しておいた皮でベルトを作った.時計自体は300えん+電池代の安物である.

[独言][ORJ][web] 総目次

前からあるんだけどな…役に立たねえやつが.常に見えてるところに.匿名問い合わせは返答のしようがないから困る(AA略

ついでに表紙を無料公開化する.毎号無料公開していたつもりなのだが毎号バタバタ発行するので毎号忘れている.よくないことだ.2010年の夏以降の号は表紙だけダウンロードして記事名をクリックすると該当号をダウンロードする.きちんとフォルダ分けしてないと機能しないので注意(『「日本の廃道」とは』ページのふせん参照されたし).

[独言] SNATCHER的屑鉄処理

圧力鍋が欲しくなって出かけたはずがバタークッキーと金鋸を手にして帰ってきた.どういうことだ.

仕方ないので不要になったパイプハンガーとリムを長30cm以下に切り刻んで不燃ごみとして出せるようにした.600えんの粗大ごみ代を節約するために500数十円の出費というのが愚かである.バタークッキーは普通に食う.

リムは2002年の旅の前に自分で組んだやつの末路.確か後輪に使っていたもので,歪んだと思い込んで前輪のと交換した.長いこと狭いベランダの隅で嵩張っていて,いい加減どうにかしてやるべきだった.全て捨ててしまうのは惜しいのでバルブ周辺の数十センチだけ取っておくことにする.こういう屑な思い出の品ばかり増えている.それが何だか思いだせなくなった頃になってようやく捨てられるのだ.

[独言] 準備してねえ

起きてから準備する.たぶん12時前後には現地にいる.誰ひとり私を知っちゃいないを確認してこよう.

[独言] 正月準備はした

鏡餅は買ってある.すでに飾ってある.そうして昨年同様林檎が落ちた.柔らかすぎるのだ.搗きたてで.

[独言] 荷物届きました

まるで全国各地にお母さんがいるみたいだ.言葉にするのも勿体無く,黙って感謝を抱え込んで居ることにする.

[独言] Ps未満・コーナンにて

市街地にある割に2階建て+屋上駐車場という巨大さのコーナン豊中南店を目の当たりにしてその大きさに驚き「デケー」とか「でかっ」とか呟いたあと脊髄反射的に何か口ずさんだはずなのだがそれが何であったか思い出せなくてもぞもぞしている.

デカデカマヤコンやー

だったような気もするが違うような気もするし仮にその通りであったとしてもちょっとどうかという口合いで自分自身卒には信じられない.それならばむしろ「デカデカ45」とかのほうがhistoricalで普遍性一般通用性もあるのではないかと入眠直前のnagajisは思う.

「あいつ酒強ぇ」→「ツヨツヨや」あるいは「あいつは薄口な奴や」→「うすうすや」のように形容詞頭2文字を々てしまう癖は自転車部の先輩から伝授されたものではなかったか.後者は避妊具の商品名と掛けてあったのかも知れずそれを確認するためにわざとひらがなにしてみたがやっぱり違うかも知れない.こんな発想しかできない奴にインテリジェンスなんてあるわけがないのである.

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ ocoze@三重 [実はサークルkであったりする...w]

_ nagajis [も,目次がサークルKに!!]


2011-12-31 [長年日記] この日を編集

では行ってくる.AM10:17

[帰宅] 帰宅.16:00

何も売れず,しかし一冊いただいた・・・果報者である.

そしてぶり大根に挑戦中である.

しょうゆはまだ入っていないにかかわらず旨そうな匂いが立ち込めている.

それっぽいのができている.汁多すぎた.

[独言] きょうの報告

画像の説明5年前と同じ場所で同じ事をしにいった.何も変わってないことの再認識,或いは周囲の冷ややかな目に耐える訓練のつもりだったのだが,持っていった資料を読むのに熱中してしまいそれどころでなかった.しかもまっ先にmasaさんが来て下さって差し入れを頂いたりなどしてしまう.誰も来ないものと信じていたので少々失礼をした(うえに今日は眼鏡を忘れてきた.乱視で周囲に気を配れないのだ).相変わらずな阿報者である.

で,結局はmasaさん以外に寄ってくれた人はいず,何も売れず,誰からも相手にされなかった.にも関わらずこれっぽっちも落胆がないのは5年間の成果だろう.というこの感情を強がりで約分されずに受け取ってもらうことは恐らく無理に違いない.清々したというわけでもないが結果に満足している点ではやや似ている.

自分が作ったものを自分の手で売るということはかくも大変なことであると再認識.より積極的に仕掛けないと,何も起こらないのだよ>nagajis.

(写真はmasaさんに撮っていただいた)

[] 辻井英夫『吉野川上の源流史』

画像の説明差し入れの数々.コーヒーはすでに1本頂いた.この秋に出たばかりという『吉野川上の源流史』も頂いてしまった.この本は紀の川・吉野川源流としての川上村の歴史をふりかえったもので,なかでも伊勢湾台風の被災状況紹介が半分以上を占めている.代表的な写真しか見たことのなかった自分には参考になった.なにより地元に住んで村の変化をつぶさに見てきた方が書いたものというのが尊い.大迫ダム,大滝ダムの建設に関する話も考えさせられる逸話が多かった(著者の辻井英夫氏は『大迫ダム誌』にも関わっておられる).ダムの建設の裏にどれだけ多くの犠牲があることか.

[独言] 蕎麦うめえ.ぶり大根うめえ.

画像の説明ぶり大根に若干時間がかかったので早めに蕎麦を食す.実はそばの味付けってよくわかっていない.とりあえず塩と醤油だろ,旨みは中華スープの素でいいだろ,といって適当に放り込んだらこうなった.具も盛りだくさんで蕎麦には見えないが,旨ければそれでいい.

ぶり大根もよく味が染みてグッドな出来になった.ずいぶん昔にやった時にはすごく残念なただの醤油煮になってしまったが,文明の利器を導入し,手順を遵守してかかった今回は見違えるような出来だ.ぶりあらがとろとろなのである.骨まで食えそうな勢いなのである.やや渋くくどい感じがあるのは焼酎のせいだろうか.次回は控えてみよう.

[独言] 2011 営業終了

画像の説明ここまでの流れを重んじて今年はちゃぶ台で終える.昨年の今頃は見通しの立たない愁傷感のなかにあった.「なるようにしかなるまい」と思って8割方諦めていた.実際なるようにしかならなかった1年間だったが,それでも今,こうして年越しを迎えることができ,コーヒーを飲んでまったりしたりすることさえできている.意のままに歩き回り,こまめに部屋片付けをしたりできている.トランクを抱えて梅田と自宅を往復したりできている.有難いことである.

振り返ればいろんなことのあった1年だったが,瞬く間に過ぎていった気がする.それは自分自身が立ち止まっていたからかもしれない.怪我で身動きがままならない分,立ち止まってじっくり考える余裕があった.忙しく駆け抜けていく時間をうすぼんやりと眺めやることのほうが多かった.どんどん追い抜いていく時間を笑顔で見送るスキルが身についた.そりゃ置いてかれるわ,と思うが後悔はない.なるようにしか,ならないのだ.

来年はもうちょっと走るようにしたい.しなければならないこともいくつかある.どうぞ,よろしく.

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

Before...

_ nagajis [今年もお世話になりました―.来年もどうぞよろしくお願いいたします.]

_ ocoze@三重 [取り敢えず一番下をゲットしておこう。 来年は偉人伝の増刷がありますように♪]

_ nagajis [そうはさせませんよー.来年もよろしくお願いします.]


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