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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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2017-06-01 [長年日記] この日を編集

[独言] やあ酷い嵐だ

どうせ兵庫西部やろ、とタカを括っていたら突如暴風雨になった。たまがるちゃ。

[][煉瓦展] 掲示物作成

珍しくメイン記事を略上げてあるので今日は掲示物作成をする。スペック部分は大幅に簡略化し工場名・所在地・稼働期間だけにした。かわりに注記部分を充実させる。

(株)か(合資)か個人工場かの区別、どうしようかなあ。(株)を入れると横幅が食われるというただ一点において躊躇している。コロコロ変わったり(合名)か(合資)かはっきりしない場合もあったりするし。


2017-06-04 [長年日記] この日を編集

[煉瓦] 2本組と3本組

「泉州の煉瓦生産と陸軍由良要塞」では長手につく焼き目の数で生産工場を区別できる可能性が指摘されている。煉瓦を窯で焼く時に井桁に積み上げて焼くため煉瓦同士が接するところとそうでない所で焼き色に違いが出たり凹んで段がついたりする。工場によって積み重ね方が違うためそれが判断材料になるという。

具体的には長手に2筋の型がつく(2つの煉瓦に長手を載せて焼く)のは大阪窯業と岸和田煉瓦で「2本組」と称し、それ以外は3筋(3本の煉瓦に載せて焼く)ので「3本組」と。

自分はそこまで考えたことがなかったので、なるほどそういう見方があるものかと思ったものだが、実際にそうなっているかどうかは未だ納得していない。確かに焼く工程は煉瓦生産の要であって工場ごとに仕手があったと思うけれども、その工場のすべての煉瓦が同じように積んで焼かれたものかどうか。窯の天井がアーチ状になっているのでそれに合わせて積んでいけば重ね方が変わってきそうな気がするし、そもそもホフマン窯の端のカーブしている部分では正確な格子積みをすることができない。煉瓦の長手同士を斜めに重ねるような場面もあったはずで、実際そのような斜めの型のついた煉瓦を見たこともある。自分の気付かなかったことを指摘された時の、悔しさと反省の入り交じったような気分で、そんな意見を延べてみるけれども、その意見だって別に実現場を見て言っているわけじゃないからな、反証というほどのものでもなく、とすればますます意固地なニエットにしかならぬのだった。

そんなら自分で確かめてみればいいじゃんか、と思い、写真フォルダを漁ってみたけれども、これといったものが見つからなかった。刻印は写してても長手がわかるような写真が少ない(上記の説を知ってから撮るようにしていたつもりなんだがなあ。大阪窯業や岸和田煉瓦は飽きるほど見つかるのでその都度撮ったりしていないのだ)。それ以外のだと確かに3本線が多く見つかる。友ヶ島第4砲台の堺煉瓦だとか、虎島堡塁の厠とか。手元にある大阪窯業刻印煉瓦も両端で接した一応の2本組であった。しかし、岡町では六稜星刻印煉瓦で2本組のものがある。

展示までに一度徹底的に洗ってみるか。。。幸い大阪窯業のサンプルは岡町のあちこちに存在している。手元にもまだいくつかあったはずだ。


2017-06-07 [長年日記] この日を編集

[独言] この季期に機器が危機かよ

Bフレッツなくせに上り下り15kb/sとかなってしまってにんともかんともである。昨日だったか一昨日だったか、モデムの赤ランプが点灯しているのを発見して「なんじゃこりゃ」と思っていたが特に何も起こっていなかったので無視した。昨晩も[禁則事項です]を見て[禁則事項です]したはずなのだ。何のストレスもなく。しかし今日FTPでファイルを引っ張って来ようとしたらこの体たらく。して改めてランプを確認したら「FIBER」が赤色で点滅しておる。外界に通じる光ケーブルがなんかおかしいらしい。(PCがXpなせいではない。タブレットも同じ状況だ)

この状況に難儀を加える要素が嫌らしく用意されていたりする。Bフレッツファミリータイプが廃止になるため今月18日に工事が入ることになっている。仮にファイバーがおかしかったとして、その点検をしてもらうことになった場合、18日にまとめてやっちゃっていいですか?とか言われそうな気がする。NTTならやりかねぬ。そうなったら次号発行が覚束ない。今の状況で30MB超なんてアップロードできるわけがねえ。

ここら一帯の工事を集中的に行なっているらしいので、その影響でおかしくなっているのだったら---屋内の何かをいじらなくて済むんだったらいいのだけど。ともかく明日電話しなければならぬ。

ああ、原稿早めにあげておいてよかった。

[独言] 嬉々としてキキの話をする

キキというと真っ先に「空中ブランコ乗りのキキ」を思い出す40代男性である。小学校の国語の教科書に載っていた作品。詳細はもう忘れたが最後はキキが死ぬ話である(えらくざっくりだな)。その内容ではなくお話をひととおりうやったあとに聞かされた朗読テープのことをよく覚えている。

冒頭でサーカスのMCが主人公たる空中ブランコ乗りのキキを紹介するシーンがあるのだが、まあサーカスの場という臨場感を出すためだろう、多少大袈裟に「空中ブランコ乗りの、キッ、キーー!!!」と叫ぶのである。その「キッ、キーー!!!」という叫びがどういう具合かわかるようなわからないような巧みさで子供心をわし掴みにしたのだった。私だけでない。クラスの男子生徒はみなその「キッ、キーー!!!」に魅了された。魅了されれば即ち真似てみたくなるものである。以降何日も「キッ、キーー!!!」の叫びが休み時間を満たしていたように思う。改めて書いてみれば歯牙にかける余地もないくらいに他愛もない記憶である。

それと同時に西門君のことを思い出す。この作品のラストの辺りでキキが老婆に忠告されるシーンがある。なぜ老婆、なぜそういう言葉かけであったのかは忘れてしまったが、ともかく「死ぬなよ」と忠告されるのだ---より高いブランコに挑戦するのだったか、自分の死期が近いことを勘づいていながらなお空中ブランコを続けようとしていたのだったか---。ともかくその「死ぬなよ」のセリフを、朗読指名された西門君はさもさりげなく「死ぬよ」と読んでしまったのだ。言い切ってしまったのだ。結末は死ぬのだから(いや死んだのか死ななかったのかはっきりしない終わり方で「どっちでしょう」みたいな読解をやった気もするな。しかしストーリー的には死んでいる流れであったはずだ)そう言い間違える可能性はあり得たと思うが、何の前触れもなくそう断ぜられたことに、私を含むクラス全員は大笑いに笑ったのだった。

大笑いはしたけれども、その後「それのほうが相応しくね?」という意見があがり、その見解が主流になった。死ぬかもしれない人間に「死ぬなよ」と声をかけるのは当たり前過ぎる。「おはよう」「おやすみ」「こんばんは」と声をかけるのとさして変わらない。「申す申す」の略として言っているのだと意識せずに「もしもし」を使うようなものである。それよりもむしろ「飛んだら間違いなく死ぬよ」と言われてもなお飛ぼうとする(そして実際飛んで死んだ)キキの決意の強さであるとか心意気であるとかがかえって強調されるようであると、まあそんな感じの解釈がクラスを席巻したのであった。

ある意味怪我の功名を得た西門君。渦中にあって彼はそのことを誇りもせず又恥じもせず、例の多少困惑した顔をしただけで場は収まった。そうして相変わらず足が早くてドッジボールが上手な人気者であり続けたのだった。


2017-06-09 [長年日記] この日を編集

[危機] 回線死亡

ついに回線が完全死亡した。昨日一瞬だけ繋がってから不能である。今日はSTATUSまで赤くなっておる。うーむ。

点検は結局月曜日になった。そうして日曜日の切り替えと同梱は不可。二度も人をあげなあかんのかと思うと気が重い。回線不良がうちの過失で工事費請求されたりしたらどないしよ、とか思ったらなおさら荷重が加充される。やだなあ。会場代ですっからかんの素寒品だというのになあ。

[煉瓦展] 申請書戻ってくる

そういう時に返ってくる申請書類。突っ返されたわけではない。これが申請完了の証であって使用時に再度提出せねばならないやつである。いわば領収証書のようなもの。

タイトルを決めねばならない。猛歯根だ時には案を持ち合わせていなくて「煉瓦の展示」とだけ書いた。広報に載せてもはずかしくない良いタイトルを考えねばならぬ。かといって写真のタイトルみたいなもったいぶった、斜め上さで印象付けようという魂胆ミエミエなようなやつは苦手だ。だから「煉瓦の展示」で充分なんじゃないかと思ったりもする。次案は「煉瓦刻印で読む関西地方の煉瓦製造業史」なのだがこれもわかりづらいし長ったらしくもある。関西地方で見られる煉瓦刻印、その刻印からくる関西地方の煉瓦製造業の歴史概観、足して3で割りたいのだが、どう頑張っても整数にはならないのだった。もともと3を約数にもってないんだろう。

あ、煉瓦刻印が語る、とかしたらいいのか。しかしあいつら能動的には喋ってくれないからなあ。こっちが口添えしたらなあかんし、実はその口添えが最大の挑戦なのであって、通訳が勝手なことを喋ってる状態なのだった。

いっそ「ザ・煉瓦」でどうだ。諦観してGO。


2017-06-12 [長年日記] この日を編集

[危機] fukk you

ふっきゅうとふぁっきゅーって似てるよね、というだけのタイトルである。べつに誰かに腹を立てているわけではない。

日曜日は終日外出していて、夜遅くに帰ってきて、明日の客人を迎えるべく大掃除に取り掛かったのだが、無論一晩で終わるようなものでもないわけで。翌朝起きしなから片付けを再開し、なんとか目処がついたところでコーヒーを買いに出たところで、大家さんと鉢合わせになった。「昨日は出かけとったんかいな」と仰るのでそうだと答えると「実は昨日工事の人が来てな、直していきよってん」云々と仰る。へ? 点検は月曜日にと申し込んだのに???

詳しく聞けば同じマンションの別の部屋でも光回線に不具合が生じていて、その人が呼んだ点検が日曜日にあったのだという。そうしてその点検で故障個所が特定され、呼んだ部屋のネットは復旧したとのことだった。マンションタイプなので電信柱から屋内の分配器まで共用なのだけれども、その共用部分で故障していたらしい。ていうことは、うちの部屋も治っている可能性が高い……。まさかそんなことになっていたとは思ってもいなかったから、昨日帰宅してからネットチェックはしていなかったのだ(ターミナルすら見ていない。何しろ数日前に完全死亡確認by王大人であったので電源ごと落としてあったのだ。勝手に治るとも思ってなかったし)。

んで、部屋に戻って電源プラグを刺してみると、何事もなかったかのように動き始めるマイレボリューションターミナル。ネットもちゃんと繋がった。

この日の点検のために貴重な休日を潰して待機していた私の立場は……orz

大家さん曰く、別室で光回線を契約していることは知っていたけれども、そこで同じ障害が起きていること、点検が来ることは聞かされていなかったそうだ。そりゃそうだ、聞いてたら教えてくれるだろう。んで昨日も工事の人に「(nagajis室)でも繋がらんと言っとったから、一応声掛けたってくれ」といってくれたそうだ。ただ私は終日留守にしていたので応対できず、そして規定通りに月曜日の点検ということで帰って行かはったのだった。

同じマンションで点検があるんだったらこっちにも連絡入れてくれりゃいいのに>カスタマーサポート、と思わないでもなかった。わざわざSMS使って工事予定日と時間を通知してくるくらいなんだし(いや、それは今度の切替工事のか?)、少なくとも連絡先として携帯番号を伝えてるんだから気を回してくれてもいいんじゃね? と。まあでも、気を回してくれたところで留守は既定路線であったろうし、インフラサービスにそこまで求めるのも酷な気もする。点検が来るという前提であったから部屋を片付けることが出来たわけでもあり、失くしたと思っていたレインウェアの収納袋や探していた「加太友ヶ島」と「日本の要塞」を掘り起こすこともできたのだ。まあよしとしようじゃないか。ただし机を移動させるためにPCのコンセントを抜いてしまってスリープ運用していたPCで作りかけてた旧橋紀行が吹っ飛んでしまった。実質的な損害はそれだけだしnagajisがちゃんと保存してなかったのがそもそも悪い。

定時に点検の人が来て、回線のチェックとターミナル交換をしてくれた。リーダーらしき人が助手役に交換手順を説明しつつ作業していた。「これは古い型やから××がちゃうんよ」とか何とか宣っているのが耳に入って、確かにそうだな、2003年にこの部屋に越してきた時から使ってるやつだからな、と思った。「だから13年くらい前のやつですわな」と言ってみて、改めてその長さに呆れたりもした。13年間か……。思えばいろいろあったものだ。ORJとかORJとかORJとか。よく働いてくれたもんだと思う。その間電源入れっぱなし、メンテナンスもなしで問題なく動き続けてきたのは、考えてみれば偉いことじゃないかしらん(問題はおしなべて回線ケーブルのほうにあり、ターミナルは問題なく稼働していたのだ。ただ「せっかくですので」といって新しいものに交換していってくれたのだった)。

そうやって交換してくれたターミナルも、日曜日の切替工事でまた別のものに交換しなければならないという。光回線のターミナルとはそういうものーーーBフレッツとかフレッツNEXT隼とかいったサービスによって変わるものであるらしい。せっかく入れ替えてくれたのにたった数日しか働けないのはちと可哀想に思ったが、Bフレッツ自体がObsoleteになるんだったらそれ専用ターミナルも無用品になってしまうわけで、一度も働かずに破棄されるよりは良かったのかも知れないと思ったりもする。前のターミナルも13年勤続の末にFIBERエラーとかSTATUS赤ランプとかまで経験することができたんだから本望に違いない。

[独言] 本人はこれでもネット依存症だとは思っていない

ここ数日PCでネットを見ることができなかったわけだが、普段当たり前のようにやっていたことができなくなるとやはり、フラストレーションが半端ない。スマホ+データ通信SIMを導入していたお陰でネットから隔離されることはなかったとはいえ、ニュースを閲覧するだとかデータをアップorダウンロードするだとかメールの返事を打つだとかをスマホの小さな画面でやるのは苦行以外の何者でもなかった。コピペのしにくいことなんかはイライラの極致だ。textarea内でやろうもんならカーソルが飛ぶわ謎インサートするわ「あ」を打つ度に勝手に変換確定されるわとともかくまともに動かなくて参った(これは使っているブラウザがタコだからだろうが)。こんな不便なものをメインに使っている人の神経とパソコンばかり使っている私のようなオールドタイプの神経は違うふうに鋭敏化しているはずで、互いに相容れないのも尤もだと思ったことだった。

しかし復旧したらしたで、PCでやることといえばニュース閲覧とデータアップと[禁則事項です]くらいなもんで、別に光回線の速度とレイテンシでなければならないものでもないのだった。さしずめhash-tag「#nagajisのくせになまいきだ」をつけるべき贅沢である。それでもこの速さのお陰でndl.kindai.go.jpが苦もなく読めるのであって、それで得られる情報は何物にも変え難い有り難いものである。それだけのために光回線を利用し続けているといっても過言ではない。最近はそれにjacar.archive.or.jpが加わってますます有り難く感じている。

ところで、光回線と菱垣廻船って似てるよね。0.4とレイテンシは相似形だよ。クラムボンはぷかぷか笑ったよ。


2017-06-15 [長年日記] この日を編集

[独言] やっぱしんどい

終いのほうの4日間が使えないとやっぱりしんどいわ・・・ORJ休みも潰れたし。明日はかなりバトルしないと間に合わん。

あ、今日か。。。

いい人にならないために書いておく。大日本商工録T14版は目次が整備されていないから何か探そうと思ったら手がかり一切なしで1400余ページをめくらなければならない。しかも茨城電気になったのがT14なので普通に考えたら載ってない可能性のほうが高い。ただ光回線なお陰でページ遷移がほとんど紙めくりのレベルで行えるアドバンテージがあるし、煉瓦会社刻印探しをしまくったお陰で都道府県の並びとか商業種の配置がわかっていたりする。この頃のって東北が後ろのほうに回されている。電気業も食品や機械より後ろのほうにあるんだな。あとT14版はT13以前のデータを基に作ってあるから-1せねばならない。

回線が復旧した時体感速度をチェックするのにdl.ndl.go.jpめくりが好都合だったというただそれだけの理由。だったらもっと良かったのにね>nagajis。


2017-06-16 [長年日記] この日を編集

[ORJ] した

あと一回休憩していたら間に合わんかったな……よくがんばりました>nagajis。発行前の臨休が有効活用できなかったのに間に合ったのはえらい。てか毎回そんなギリギリに発行すんなっちゅう話やけど、たまには自分を褒めないといけないってリルケも言ってたよ。

毎回こんなだから呟く気にもなれんのだよな。拗けたドヤ顔送りつけられる身にもなってみろってんだnagajis。そうそう、ここが本来あるべき場所。ブラウンツリーは魂の帰る場所。

おうしろくまが喉に凍みる……#nagajisのくせになまいきだ

[独言] ああそうか

システムの修正をしなければならないのだった。

・エクスパックをB2に放り込んだ時にDMラベルで出すこと。それを貼る。

・できればB2_inとp_outputを別々に取得したい。打ち出す・出さないを目作業でやるのはしんどい。しかし前・との兼ね合いが未解決。あそうか、最初に〒のだけ選んでやったら解決する話か。

・リダイレクト先でJS挿入してウィンドウ2個開けば2つダウンロードできないことはない。


2017-06-17 [長年日記] この日を編集

[独言] した

エクスパック対応は休み時間中にごにょごにょしたらできた。並べ替えは少し汚いやり方。ラベル出力の時は全データを多次元配列に突っ込んでキーで引っ張ってたからarray_multisortなのだが一覧表はデータテキストを頭から処理してってるのでそのままじゃ並べ替えられない。テキストを読み込んでラインのまま配列にぶっこんでsortフラグが立ってる時だけ並べ替えるようにした(そのラインをループに投げ込む)。このテキストはそこまで肥大化することはないから問題ないと思うがきったねえやりかただ。

並べ替えリンクはaタグにdocument.hogefuga.submit()つけて。その直前にhiddenのフラグを立てて。元に戻すりんくもつけたが▼と▲はアイコンとしては不適切だなあ。

そろそろ真面目にデータベース化を考えたほうがいいのかもしれん。時間がたつとどういうつもりでそう処理してるのかわからんくなる。readはいいけどwriteどうしたらいいんだろ。


2017-06-18 [長年日記] この日を編集

[由良要塞][煉瓦] 納入

由良要塞ではないが、下関要塞建設にあたって煉瓦の入札を行なった記録を発見した。入札をしたが応募者皆無のため次年度に繰越たいとする内容。

https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/image_C07050579900?IS_KIND=MetaSummary&IS_STYLE=default&IS_TAG_S1=InD&IS_KEY_S1=%E7%85%89%E7%93%A6%20%E5%A5%91%E7%B4%84&

由良要塞もたぶんそういうやり方。

と書いた直後に海軍が汽罐用耐火煉瓦を随意契約購入した記録が出てきた。

https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/image_C06091664400?IS_KIND=MetaSummary&IS_STYLE=default&IS_TAG_S1=InD&IS_KEY_S1=%E7%85%89%E7%93%A6%20%E5%A5%91%E7%B4%84&

特許品のためか。

https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/image_C06092069700?IS_KIND=MetaSummary&IS_STYLE=default&IS_TAG_S1=InD&IS_KEY_S1=%E7%85%89%E7%93%A6%20%E5%A5%91%E7%B4%84&

明治41年庁舎増築用の煉瓦を請負より分離購入。先に購入が決まっていた化粧煉化の裏込めに使うもので、同一製造所の製品でないとサイズが合わない可能性があるため。


2017-06-19 [長年日記] この日を編集

[煉瓦刻印] 参ったなあ

http://www.kyudou.org/cgi-bin/tdiary/?date=20160731#p03

6ヶ月も前にkousenさんから手厳しいツッコミが入っていたことに今頃気づいたのだった。別にkousenさんのところから情報を盗ってきたつもりはないし、もし引っ張ってきてたらちゃんと書きますって。今号の虎島堡塁みたいに。

上の記事は2016年に望景亭へ行った時のと姫路市立美術館の刻印とを挙げてあったもの。前年の夏だったかその年の春だったかに鹿島の里で話を聞いて、その足で東山工業所跡の赤松さんのところへ行き、男山の望景亭の壁にうちの煉瓦が使われているという話を聞いていたから、文学館リニューアルが終わるのを待って出掛けたまでのことなのだ。そのついでに城山町の工場跡へ行って、姫路市立美術館の建物もその流れで足を運んだ。近くにある近代建築はそれくらいしか知らなかったもの。

いまさら弁明しに行っても格好悪いしなあ。はて、どうしたものか。。。

こんなだから人様のサイトに書き込みしたりコンタクト取ったりするもんじゃないなと思うのだ。あ、逆か、一度書いたら最後までやれってことなんか。。。盗ってませんよ~と掌を見せ続けるために。それもしんどいけど……。

こういうテの話を書くのは嫌いだ。八方伺いのウコサベンなことしか書けぬ。なんだかんだと言い切ってしまいたいがそうもいかないのは畢竟自分の立場を守ろうという思いがどっかにあるからであって。ええそういう書き方になるのがねぇ。とりあえずnagajisはそういうやつだということを隠さないためにここに書いておく。

[独言] トホホ・・・

Twitterでメッセージを送ってみたが、連投しすぎたためか、もう送れなくなった・・・。

ご立腹はもっともだと思うけれども、ブログを閉鎖するのはもったいないなあ。私が参照したいがためではなく(kousenさんとこはもう長いこと拝見していないのである。被るのが怖いので・・・)、世の中の役に立つだろうから・・・。いろいろコメントをもらっていたみたいだし、お仲間もいただろうに。うちみたいに誰も参照しないサイトのことで誤解して無くしてしまうのは損失です。ということが書けなかった。

まあ、これも身から出た錆なのだろう。いくら見ていないといってもそれを証明することはできないし、なにより6ヶ月も放置してしまったのは申し開きのしようがない過失である。

こういうのを知らぬうちに沢山やっているんだろうか……などと思うと何も書けなくなってしまいそうだ。今回のことは忘れて独りぽつりぽつりと歩いて行くしかない。

[煉瓦][橋梁] 伊賀街道跨線橋(だったけ)→正解:桑町跨線橋(西平尾拱橋)

要するにここを真面目に書いていない・書き散らしているだけっちゅうのがあかんねん。ただの日記だと主張しても日記世代以外には伝わろうはずもなく。なので真面目に書いていくことにする。

画像の説明

先日伊賀に行って市街地をうろついていると偶然この橋に出会った。伊賀鉄道を跨ぎ越す煉瓦橋梁で、漠然と「伊賀にある」とだけ理解していたやつだ(初めて知ったのは「近代土木遺産2000選」で。その後「三重県の近代化遺産」を頂いて見ている筈。といちいち断らなくちゃいけないとなると大変だな。ガンガレ>nagajis)。いま「三重県~」を見なおしてみると桑町跨線橋(西平尾拱橋)が正式名称だった。

結構変わった作りだなあとは思っていたけれども、実物を見てようやく意味がわかった。要するに本来はねじりまんぽで処理すれば早いところを通常のアーチで片付けたために擦り付けの如き橋台構造を付与せねばならなかったのだ。

画像の説明

橋たもとから見通したこの写真と組み合わせて考えるとわかりやすい。上写真の向こう側たもとから橋を見通している。側面写真で余分に張り出しているように見える橋台(向かい岸)が実は「道なり橋軸方向」の構造であって、橋台の方向にまっすぐねじりまんぽのアーチを渡したらすっきりと済んだのだろうけれど、それを嫌って線路に直角なアーチを採用したため、そのせいでアーチの部分が右に左にはみ出している。路床が「卍」か風車ののパーツのような恰好になってしまっている。交差角が結構鋭くスパンも大きいかららねじりまんぽで飛ばすのは無理と判断されたのだろうか。関西鉄道の烏谷川橋梁なんかはこれくらい平気で飛ばしてる。福岡の欅坂橋梁はもっと広い。ただしこれらは鉄道の渡る拱橋であって、拱橋の下を鉄道が潜るのではない。傷んで煉瓦が剥落したりしたらモロに影響を受けることになる。そういう判断もあり得ただろう。

路床の一部が支えナシなのは、感覚的にちょっと怖い。ここを重量物が通ったら落ちてしまうんじゃないかと思う。この床はどう作ってあるのだろう?鉄筋コンクリートか何かだろうか?(まさか組積造ではあるまいが……。線路はこの前後で深い掘割になっているため下から確認することはできなかった。やるんだったら走る鉄道の中から見上げるしかない)。

欄干に盛ったモルタルが一部剥がれて平が露出していた。また欄干の十字に抜いた窓にも平が露出している。念入りに見て回ったけれども刻印は見つからず。焼きが甘いのと表が風化してモロモロになっているのが目についただけだ(あと、赤い小さなクモがわんさか……それこそ蜘蛛の子を散らすようにモゾモゾモサモサ歩き回っていた)

もともと伊賀に行ったのは伊賀煉瓦製造(株)の工場跡を見に行くことと市街に煉瓦が転がっていないかを確認するためだったのだけれども、その方面の発見はわずかであった。市街地では煉瓦に遭遇することがなく、工場跡地で焼損煉瓦を得ただけ。このへんはまたいつか書くことにして、ああそうだった、跨線橋に遭遇したのは伊賀耐火煉瓦が茅町にあったっぽいから、その場所を探してうろついていたんだ。工場表では「芽町」と書いてしまっている。通覧が不鮮明だったかnagajisがトンチキだったかのどちらかで。いくら検索しても見つからないと思ったら駅名に茅町とあるのを見つけて誤謬を知った。次回修正の時に反映するよろし。

旧橋紀行ネタにしても良かったのだけれども、これ以上の掘り下げができていないから、仮に書くことがあってもずいぶん先のことになるはず。

ああ話が逸れる。竣工は大正11年で伊賀鉄道開通と同じ時期だとか。となると最寄りの伊賀煉瓦製造が供給した可能性があり得る。伊賀煉瓦製造は大正6年創業となっていて(戦後も暫く別会社となって焼いていたらしい)、ただ刻印で確認はできなかったし工場跡でも煉瓦刻印は皆無だった。色が似てるとか脆いところが似てるとか言えるのみだ。四日市から、守山から、はたまた大阪府からというのもあり得ないことはないが……

伊賀鉄道には資料が残っているようなので(図面が保存されているそうだby三重県の近代化遺産)煉瓦納入の記録があったりするかも知れないが……そこまでは手に負えないなあ。

画像の説明


2017-06-20 [長年日記] この日を編集

[] 八甲田山死の彷徨

何とはなしに読み始め、31連隊出立以降を読み終えてしまった。あれ、どこかでもっと詳細なのを読んだ気もするのだが……。もっと凄惨な描写で読んだ気がするんだが新田次郎のこれではなかったのか?

その足でndlで遭難始末を読むことのできる現代は有り難い時代であるなあ(詠嘆

当たり前のことなのだろうが、遭難始末は遭難後の救助活動のことに大半が割かれていて「どれだけ頑張ったか」のアピール色が濃い。美談を連ねてみたり。たしかにこれでは事件の背景がわからない。

始末 セントバーナード犬導入 役に立たず・・・http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1466491/62

北辰日報版 青森実業家の柿崎氏の猟犬大活躍
ttp://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1083845/49

これは陸軍版には書かれてない。

始末 アイヌ部隊大活躍という感じ。「吾人の今日あるは誠に(闕字)皇恩に之れよる(略)鴻恩の万一に報ぜざらんやと」
 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1466491/68

北辰日報版 ほどほど 4名発見は結構淡々「報国の万分の一を尽くしたし」
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1083845/55
言っている内容はそれほど変わらないがやはり皇国思想を前面にだしてくる>陸軍版

陸軍版は皇威皇恩を強調して書いてあるのがとても目につく。新田次郎が書いているとおり。まあこれも皇軍側の記録なんだから仕方ないちゃあ仕方ない。

「剱岳」もそうなのだけどどこまでが史実でどこからが創作なのかわかりづらいのが困る。全部を信じると「竜馬がゆく」みたいなことになりそうだ。

自分は雪国の生まれでないので吹雪の怖さを体験したことがないが、子どもの頃に雪の積もった中を新聞配達するくらいのことはやっていて、雪の冷たさ歩く難儀さを感じたことはある。そんなのとは比べ物にならない寒さと風の中に数日も閉じ込められて10数人生還したというのが信じられないな。指が冷えてきて小指から順に感覚がなくなっていって、まるで指がなくなったかのような感触、あれは怖いものだ。そんなの序の口でもないのだろうな。

付図は何度見ても怖い。大勢の死は統計的だとはいうけれども、そういう視線で見てしまっている自分に気づいて愕然としたりする。

そうなんだよなあ。隊員として長年鍛えられた自衛隊員とはちがって、ひょいと招集されてきた人々が士卒となり軍隊を構成していたわけで、別段特に体力腕力があったわけではないのだ。それからしたら要塞兵はまだ楽であったのかも知れない。雪の降らない南のほうなんかは特に。


2017-06-21 [長年日記] この日を編集

[奇妙なポテンシャル] 裏にする心理・あるいは真理の裏を読む

画像の説明今日出会った不思議な本。ものは橋本治著「桃尻語訳 枕草子 中」単行本である。

画像の説明カバーの裏表紙に見たことのないシミ汚れがあって、そのシミ汚れを隠すように修正液が塗られていた(写真はその修正液を除去したあとの姿)。いくらアルコールで拭っても取れない汚れに「?」と思ったのだが、カバーの裏から滲みている汚れだと気付き、裏返してみたところ…。

画像の説明

こうなっていた。

何とも言えぬ滋味がある。背後にある物語を想像させる---正確に言えば正しく想像し得ないで困っているのであるが、ともかく何かの想像を換気扇、もとい喚起せんとする魅力を包蔵しているように思われてならない。名人のものした一幅の書にも比肩する魅力を感じてしまう。これこそ正道の奇妙なポテンシャルといったところである。

カバーには裏返して使用していた跡が確かにあり、「マンガ」面を表にして読まれていた、あるいは保管されていた期間があったのは間違いない筈なのだけれども、この本をマンガと偽らなければならなかった理由が想像がつかず、先ずそこで躓いてしまっている。逆はあり得ると思う。エロマンガのカバーを裏返して真っ白にした状態だとか、あたかも実用書のように見せることのできる印刷のされたカバーだとかを時折見る。「萌え単」などはそうではなかったか。個人的にはそういう逃げ腰を逆に羞恥の現れとしてしか観ることができず気に食わないのだけれども、それはまあ余事として措き、読んでいることが知れると不都合なものの代表格がマンガであって、それ以外の一般書籍をマンガに偽装せねばならないという状況は、なかなかないのではないか。そして元来この本はそこまで周知の羞恥を慮る必要のある本ではないはずなのだ(詳しくは「桃尻語」「橋本治」で検索されたし。自分は読んだことがないので迂闊が言えぬが多分「春はあげぽよ~」とか書いてあるに違いない---いやそれ上巻だから---)。崩した文体で書かれた枕草子しかも中を読んでいることよりもマンガを読んでいることのほうが知れ渡った折柄の都合が良いという環境が、想像がつかないのである。

無理矢理になら幾らでも思いつく。例えば言葉遣いの躾が厳しい上級階級の才媛子息が所有していたもの---名古典をばそれに似つかわしくない砕けた文調もて摂取していることが周囲に知れると不味いと判断し偽装した---と想像することは可能だが、どうだろう、そういう家庭ではマンガのほうが悪影響を与えるものとして排除されていそうではないか。それにこの字は才媛の手草には見えぬ。だいいち才媛であるならば油性ペンで書いたら滲みてしまうだろうことに書き始める前に気づいてほしい。塗り始めて「アッ」と思い剰え途中で辞めてしまうというのは随分なしくじりであるし而もそれを修正液で隠そうと試みていたのは尚更迂闊であるだろう。

逆かも知れぬ。マンガも買ってもらえぬ貧しい家庭で、親に当てつけるために表紙だけをマンガにしたこの本を、座右の書として置いていて。そして「検非違使の袴って卑しげよねー」とかいって笑うのである。・・・ってその最初の「枕草子中」はどこから持ってきたんだよっていう話か。

そもそも「マンガ」と書くことで漫画と見せかけようとしたと推測するのが間違っているのかも知れぬ。そう書かれた本が実際に目の前にあったとして、誰がその本をマンガと信じるだろうか。誰もが少しは疑ってかかるに違いないではないか。おでこに「額」と書いて出歩く者などいやしないのだし、「肉」と書けば即ちキン肉マンになれるかというと、そうではあるまい(あるまい?)。

桃尻語訳の枕草子中をマンガに偽装することを試み、途中で過失に気づいて修正液で隠さんとした、という一連の行為は過たず読み取ることができる。しかしその行動の本意はわからない。そのような本である。もう少しじっくり、製作者の心に寄り添って考えれば、わかりそうな気がするが、さりとてそれがわかったところで私の人生に於て何の足しにもならぬことは、正解を知る前からわかりきっているのであった。人はそれを「約束された未来」という。即ちこの本には未来が詰まっている。古本という過去に、今現在奇ポテを持て余している私を加えれば総ての時間軸がこの本の周りを取り巻いている。何とも壮大なことである。


2017-06-23 [長年日記] この日を編集

[ph.] 間

画像の説明

ケセランパサランを見てなごんでください。

実は日が当たる場所にもってきて撮ったのでツクリ写真である。唾棄すべきである。

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_ あきら@大阪 [発刊した後ぐらい更新しなさいよ。 ・・・って言ってもマイペース至上主義がnagajisか。 そうそう、その「マイペース」で、アホみたいな事なんだがちょい衝撃受けたわ。 まだまだどころか、俺の頭は..]


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