nagajisの日不定記。
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京阪間の上神崎川橋梁工事の際、橋脚は直径三呎の錬鉄製円筒を接続して構成したのであるが、之が捲込み作業中、偶河水涸渇して「サンドポンプ」用を為さず、工事指導の外人は施すの術なく大に困惑したのである。時に黒鍬の一人これを見て「これしきの事、一考するだに及ばず」とて挺身円筒内に飛び込み、直にに空堀を始め工事を進めて、機械万能主義の外人技師を驚嘆せしめたと云う。爾来鉄道工事の在る所、黒鍬の関係しない所は殆ど無いと云はれた。」
(『日本鉄道請負業史-明治編-』(鉄道建設業協会再刊)p.22 強調筆者)
大前提超崩落。しかしそれ以外の資料では煉瓦円形井筒なんだよ。http://library.jsce.or.jp/jscelib/h_bridge/02327.htmとかM25の鉄道線路各種建造物明細録. 第1篇とか。下神崎川とかの神戸方面の橋梁の話じゃないのか。
逆に考えよう、あの橋脚が本当にM9製なのか否かを突き止めるため、だ。
いーかげん息継ぎしないとしんどい。娑婆世界の空気が錐体。婆娑露対照群。